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トランプが大統領選に勝って、ちょっと痛快なのは、日米のメディア、識者が明らかな落胆の色を見せていることだ。

「まあ、接戦にはなるだろうけど、最終的にはヒラリーが勝つよね」みたいな期待半分の観測から行った世論調査は見事に外れた。

民主党の地盤の強い州は、ヒラリーが取るだろうという甘い見込みも裏切られ、いくつかの重要な州はほとんどトランプに持っていかれる結果となった。


「隠れトランプ」の存在を過小評価していたなどと、苦しい言い逃れをしているが、僕は彼らメディアの「驕り」が、この「世紀の失敗」の原因だとみている。

メディアの総力をあげて、「トランプ潰し」を画策したその姿勢に、トランプ支持者たちへの蔑視、「上から目線」での評価が見え隠れしていた。

僕は、トランプ支持者って、彼らが決めつけた「知性の低い、低学歴の、排外的で不満だらけのブルーカラー」だけではなかったんだと思っている。


あれだけの、メディアの「トランプたたき」に乗せられなかったんだ。

「メディアには絶対に騙されない」という、高いリテラシーを持った人々も、きっと多くがトランプに投票したのではないか。


今日の報道ステーションを見ていたら、ニューヨークに取材に言っている富川キャスターが、「T」という大きな看板を掲げた一軒の家を訪問し、話をきく場面があった。

トランプ支持者である女性が言うには、とにかく彼にかんする報道が酷かったらしい。


「発言の一部を切り取って、針小棒大にとりあげ、『暴言王トランプ』の印象操作をしていました」

「発言ぜんたいを見れば、そんなにひどいことは言ってないのに」


そう語っているのをきいて、僕は数年前の、あの狂騒曲を思い出した。


言うまでもない。

「陸山会事件」である。


2010年、鳩山政権のとき、与党民主党の幹事長であった小沢一郎氏に対する、検察、メディアが一体となった「大バッシング」。


小沢氏を叩いた日本のメディアも、トランプ潰しにかかったアメリカのメディアも、「既得権益」の意向を背にしていた。

しかし、違うのは、小沢氏へのバッシングを、あのときの大部分の日本人はそのまま受け入れ、メディアのでっち上げた「小沢=悪徳金権政治家」を信じて疑わなかった。

しかし今回の、トランプを選んだひとたちは、違った。


もっとも、「生活の苦しさ」という切実な問題が底にあることは言うまでもない。

アメリカがカナダ、メキシコと結んだNAFTA(北米自由協定)によって、70万人もの雇用が失われたそうだ。

生存を脅かされている者は、嘘やゴマカシを見抜く感性が本能的に研ぎ澄まされているということか。


そういう者にとっての、エスタブリッシュメントの代表みたいなヒラリーに対する嫌悪は、彼女を好意的に紹介していた日本のメディアに慣れた日本人には、想像を絶するものがあった。

1%の側の米メディアは、完全にそういう「トランプ支持層」を侮っていたのだと思う。


今度の大統領選の結果は、「何もかも、お前らの思う通りにはならない」ということを、99%の側の一部が示したのだ。


 

     ※もちろん、トランプ支持者の中には差別排外主義者も多数存在しており、彼らを肯定するものではありません。








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トランプ | コメント(-) | 20161111010220 | 編集

米国におけるすべてのエスタブリッシュメントの、祈るような思いも届かず、ドナルド・トランプが勝利した。

米グローバル企業の操り人形に過ぎなかった旧政権に対するNO!という意思の受け皿を、排外主義に依拠したポピュリストが引き受けたことの不幸は、ひとりアメリカ合衆国の住民のものだけではなく、全世界住民の不幸なのかもしれない。

おそらくトランプは、本気になって、メキシコとの長大な国境線に、巨大な壁を築くであろう。

そして、もしかしたらその壁は、新たな世界分断の象徴として、この先数十年もの間、語りつがれるかもしれない。

あの、忌まわしき、かつての「ベルリンの壁」のように。


いきすぎてしまった「グローバリゼーション」の潮流は、「トランプリスク」という反動を生み出してしまった。

国境の壁をとっぱらい、99%の人民のフトコロからわずかな富を収奪せんとする策動。


ヒラリーは、エスタブリッシュメントの「知性」と「既得権益」を守ろうとした。

トランプは、白人労働者階級の「不満」と「怒り」と「排外意識」に依拠した。


今から思えば、勝敗は、早い段階から決まっていたのだ。


知性を重んじ、あらゆる差別・排外主義を排除し、そして、一部多国籍企業の横暴を許さない。

そういう選択肢がなかったことは残念だ。


ともあれ、「TPP」の成立が困難になったことは確かだ。

とりあえず、そのことだけは、歓迎したい。


なのに、なおもTPP採決に血道をあげようとしている。

このアホな集団が、我が国の、現在の政権だ。


「親分、あっしが一番乗りしやしたぜ!」と報告する親分が、すでにいないにもかかわらず。


これほど愚かな政権は、古今東西、絶無、見たことも聞いたこともない。


世界史上最悪、最低、これからも、こんなアホな政権は出現しないだろう。







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トランプ | コメント(-) | 20161110014721 | 編集


国が壊れていってるね。

壊しているのは、僕の出身地である長州の先輩だ。

長州は明治維新の先駆けとなって、数多の人材の犠牲を累積させた。

生き残ったのは、二流、三流の権力志向の旺盛な俗物だ。

その俗物どもの末裔といっていい、日本史上最悪の俗物が、今、愛すべき祖国を蹂躙し、壟断している。


僕は、生まれ育ったこの国を愛している。

でも、それは当たり前のことであり、ことさら、外に向かって協調することではない。

しかし、「美しいニッポン」などと、言わずもがなの心情をあえて表出することで、自分も上げたいという、そういうさもしいヤカラは、きっと、我が国を愛してなんかいないと、僕は確信する。

それは、TPP成立に向けた、この「さもしい男」の性急な言動をみれば明らかだ。

ここまで、国益を、彼の「民主帝国」へ、何のためらいもなく売り渡そうとした男はいない。

たしかに、歴代の首相は、敗戦国の宿命として、「対米従属」の道を歩まざるを得なかった。

しかし、そのなかでなお、自国の住民の利益のため、その布石を打つことを忘れなかった。

何よりも、日本国憲法を重んじ、すべてをそれに従ってきた。

だからこその、世界屈指の、経済大国たるニッポンの繁栄があったのではないか。


しかし今、その憲法を軽んじ、それどころか「恥ずかしい憲法」などと疎んじ、その骨抜きを画策する。

「憲法ほど自分らにとって邪魔なものはない。できるなら、なくしてしまいたい」という、その本音が聞こえてきそうなほど、その邪悪な意志が伝わってくる。


「安倍晋三」という男。

国益、というか、国民ぜんたいの利益より、「アメリカ」という宗主国の利益を優先させる。


日本史上、否、世界史上でも稀な「売国者」が、我が国の権力を握っている。

そのことの不幸を、わが同胞に、しっかり自覚していただきたい。

あなたが真に国を想うのなら、その最大の敵が、「安倍晋三」であるということ。

その誠あふれる魂に、そのことを刻みつけていただきたい。






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安倍政権 | コメント(-) | 20161108022657 | 編集


旅の空。
妻の実家近くにいる。
妻の父、義父の白寿のお祝いと、僕の還暦祝いをかねた宴に参加し、会場ちかくの宿をとった。

60は人生の折り返し、あと60年は生き続けるからと挨拶して喝采を浴びた。
まさか120まで生きるはずもないが、少なくともあと20年ほどはこの世に憚っていたい。

しかし、どうなんだろう、この国は。
僕をそれまで生かしてくれるのだろうか。

あと20年、生きるのなら、それに応じた社会の福祉政策が肝要だろう。
しかし、今の政府を牛耳る権力亡者どもには、そんな展望はゼロに等しいとしか思えない。

安倍首相自身が(採決に)強いこだわりを見せていた。どうも、海外の首脳に『わが国は先駆けてTPP承認案を通過させた』と自慢したいというのがあるようです 民主主義を無視し嘘を撒き散らす安倍政権の増長だった!


これが本当の話とすれば、ひとりの未成熟な男の、小さな小さな、きわめて個人的な我儘のために、あと20年、平穏に生きる未来が閉ざされようとしているということになる。

TPP参加を表明しているどこの国にでも、まさか「我が国が一番先に成立させた」などというくだらない見得を、国家の大事に優先させるようなアホな指導者はいないだろう。
誰も一番のり競争なんてしていないのだ。

こんな低級な男を総理として戴いている。
国として、民族として、これ以上の恥辱はない。
こういうヤカラしか選べない民度の低さを、あますところなく露呈させているじゃないか。

その国の政権のレベルは、その国民のレベルに等しいという。
こういうアホしか選べない国民もまた、アホなのであり、80年前に経験した惨禍を、かるがると忘却の彼方に押しやって、集団自殺伝説のレミングのように、みんなで死地へ向かって旅をしている最中だ。

「夜になって、火傷に苦しむ人々のうめき声に混じって、俺たちは騙されたんだ、上の言うことに従ってきたら、こんなひどい目にあわされることになった等、政府や軍部に対する怨嗟の声がきかれた。しかし夜半を過ぎる頃になると、うめき声も恨みの声もきかれなくなった」(広島原爆投下当日の夜を過ごした被曝者の話)

アホな男の率いるアホな政権を支持して、「ひどい目に遭わされる」のは、ある意味自業自得だ。
しかし、アホな男にもアホな政権にもNO!を叫んできた人間さえ、それにつきあわされることになる。
なんという、理不尽か。

僕のあと20年生きたいという願望は、あんなくだらない男の見得や野望のために潰されてしまうのか。


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安倍政権 | コメント(-) | 20161106022840 | 編集

TPP委員会採決、強行される。

自国の国民を奈落の底に突き落とすような暴挙を、どうしていつも自公、維新はシャカリキになって強行するのか。

曲がりなりにも平穏に生きてきた、自分らニッポン人の「苦難」と「辛酸」が今日より、始まる。

周囲を見渡せば、「自分の命」にかかわることだとは誰も思ってないようだ。

「農家の人たちが大変になりそう。でもお肉や野菜が安くなるのね♪」ぐらいの認識しかなさそうだ。


カネがないと、治る病気も治らなくなり、助かる命も助からなくなる。

そんな時代が、やってくるかもしれないというのに。











メディアは今、国会での「攻防」しか報じてない。

与党がどうした、野党がどう反応した、まさに、十年一日のごとくだ。

こういう場合のテンプレート原稿ってのが、きっとあるんだと自分はにらんでいる。

もしかしたら、参議院採決までの予定稿が、今の時点でできあがっているんじゃないか?

上に掲げたツイートのような「真実」は、どこも触れない。

否、「理解」さえしてないのではないか。


ところで、山本有二農水相の「謝罪」には、失笑させられた。

パーティの席での、「強行採決するよ」みたいな発言を撤回したというのだが、その直後に強行採決は行われたわけだw

いや、山本さん、あなたの予言は正しかった。

見事に的中したじゃないか。


もっと、胸張ってていいのでは??(笑)



読んでください。
幼さの罪
平らかなまどろみ


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TPP | コメント(-) | 20161105011425 | 編集
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