ブックマーク
プロフィール


秦映児です

秦映児の私的ブログ 
平らかなるまどろみ

秦映児の他ブログ
検索フォーム
若者に夢も希望も与えられない自公や維新やみんなを勝たせるな!

就活中の息子が、何十社も面接を受けても決まらず、長い間苦しんでいたが、やっと一社だけ内定がとれ、ホッとしている。
本人の精神状態が、なにより心配だったが、それがなくなっただけでも、良かった。
心の重石が、ひとつ、はずれた思いだ。

大学は学問をするところだと思っていたが、その生活の大半を、リクルート活動に費やさなければならない現実に、やるせない気分を抱かずにはおれなかった。
僕が息子ぐらいのトシには、就職など二の次、天下人民のために働くためにどうするか、そればかりを考えていた。
だから、現在のような、しがない零細運送屋として、糊口を凌ぐしかない身分に陥ってしまっているのだが。

しかし、若者の置かれた現状は、世代がひとつ変わっただけで、天と地ほどに異質なものになってしまった。
僕らの世代は、貧しいながらも、精神的には豊かで、なんといっても自由だった。
今の若者には、その自由も、希望も、きわめて乏しいものになっているような気がする。

息子が受けた何十社のうち、いくつかで、「圧迫面接」が行われたのだそうだ。
そんなに大きくない企業の「ワンマン」的な社長が、直接、面接官となり、人格を否定されるようなことを言われ、息子は激しく傷ついてしまったという。
あくまでも「本人曰く」なのだが、実際にうつ病的な症状があらわれ、精神科に通うことを余儀なくされたことは事実だ。

「本人の線の弱さ」を指摘する向きもあろうが、それを差し引いても、こういうやり方はどうかと思う。
元来、企業と応募者は対等であるべきだが、「力関係の差」をタテに、弱い立場の者を追い詰めるような言動をとるのは、一種のパワハラと言ってもいいだろう。
僕は、「そんなところはブラック企業に決まっている、蹴って正解だ!」と息子に言った。

内定がなかなか決まらない。相手をしてくるのは、ブラックまがいの企業だけ。息子の就活とは、そんなものだった。国立大学を出ても、ブラックに入るか、非正規の、不安定なところに行くか。

「夢もチボーもない」(by東京ぼん太・・古っ・・。)とは、このことだ。

いつのころからか、この国は、若者を大切にしなくなった。経済効率優先の新自由主義が、人を人としてでなく、たんなる道具、歯車としか扱わなくなった。チャップリンが「モダン・タイムス」でわかりやすく表現した、「資本主義の本質」が、露骨なかたちで表面化してきている。

若者をなんらかのタテにしたり、犠牲にする。そういう社会は、長続きしない。

自民党。

公明党。

民主党の一グループ。

日本維新の会。

みんなの党。

これらの党に投票しようと考えている方がもし偶然にこのブログを見たのなら、是非、再考してほしい。
彼らの政策で、若者に自由や夢や希望が与えられるとは、どうしても思えない。
「新自由主義」が、底辺の若者たちを苦しめてきた、ここ十年ほどの動きを、どうかふりかえってほしい。

時間がない。
舌足らずな内容に、歯噛みしたい想いだが、もう眠らねばならない。

関連記事 [未分類]
未分類 | コメント(-) | 20130721002630 | 編集
     © 2017 世に噛む日日  Designed by 意地天