ブックマーク
プロフィール


秦映児です

秦映児の私的ブログ 
平らかなるまどろみ

秦映児の他ブログ
検索フォーム
「横田めぐみさんはきっと妾(めかけ)になっている」・・日本維新の会・石原共同代表による、拉致被害者に対する前代未聞の愚弄を許すな!

こういう発想をする、「胸が悪くなるほどの下衆さ加減」が、この男の本質だ。
こういう男を、十何年も、わが国の首都がある自治体の首長として、その存続を許してきたこと、それ自体、それそのものが、救いがたいほどの、「日本の恥」であるといっていい。

維新・石原氏「横田めぐみさん、きっとお妾さんに」

日本維新の会の石原慎太郎共同代表は12日夕、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんについて「非常に日本的な美人だから、強引に結婚させられて子どもまで産まされた。誰か偉い人のお妾(めかけ)さんになっているに違いない」と述べた。横浜市内の街頭演説で語った。


「日本的な美人は必ず妾にされる」という、ステロタイプな価値観を、こうもあからさまに表出されると、こっちのほうが恥ずかしさで顔が赤くなってしまう。そして、「性的な奉仕者」か、あるいは「子産み道具」としてしか女性を捉えていないらしいそのアタマに、満腔の怒りをぶつけたい衝動に駆られる。

そのへんを歩いているおっさんが、そういうことを口走るのなら、まだ、わからないでもない。よくいるじゃないか、酒の席などで、根拠もない暴論をわめき散らすおっさんが。しかし、そういうおっさんは市井の名もない庶民だ。褒められた所業ではないのは確かだが、その言動の影響は、周囲の軽蔑をあつめるだけに、とどまる。

しかし、そういう「おっさんのたわごと」を、長い間都知事の要職にあり、今も政党の代表である人物が、同じようなレベルで言っているとしたらどうだろうか。たちまち、ニッポンという国の「品格」にかかわってくる。今、世界は、こんな種類の言い回しを許さない段階にある。これほど、恥ずかしいことはない。

このニュースを聞いた、横田めぐみさんのご両親は、どういうお気持ちだったろう。要するに、石原慎太郎という男は、たんなる凡百な「不真面目な俗物」なのであり、それ以上はない。文学者?笑わせないでほしい。どんな貧しい想像力が、「誰か偉い人のお妾(めかけ)さんになっているに違いない」と言わせるのだろうか。
あのとき、こういう俗物に「賞」などを与えた出版社や作家たちは、こいつを増長させることによって損じたニッポンの品格に対し、それなりの責任を負うべきだろう。

しかし、なんで朝日は坦々と事実関係を記述するだけにとどまっているのだ。これだけ、拉致被害者を愚弄した例は、他に知らない。テレビもこのことに触れた番組はない。どうして叩かない。同じことを、たとえば小沢氏が言ったとしたらどうだ。ここを先途とバッシングするだろう。

もし、まだ「石原氏はそういうキャラだから」とかいうアホな認識がはびこっているのなら、日本メディアの腐敗は極に達していると言っていいだろう。そういう甘やかしで、くだらん俗物男を増長させてきたツケは、今に何倍となってニッポンを襲いかかるにちがいない。

日本維新の会とやらのツートップは、この「女性に対する価値観」の、そのレベルの低さに於いては、まるで双生児のように似ている。「国家の都合」とか「競争原理」とかで、マイノリティを捉えれば、限りなく「迫害」の方向へ進んでしまう。新しさの仮面を被った、その実、古色蒼然たる封建的女性観に貫かれた、この「日本維新の会」に、決して騙されてはならない。


関連記事 [未分類]
未分類 | コメント(-) | 20130712230903 | 編集
     © 2017 世に噛む日日  Designed by 意地天