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自らの「偉業」に拘泥しトホホなツイートを連ねる東京都副知事

政策というものに、万人が得をするものは少ない。
ほとんどが、あちらを立てれば、こちらが立たず、個々人の損得を考慮に入れれば、何も決められない。
彼我の損得の差がいちばん少ない「落とし所」を見つけ、そこに着地させる、それが政治というものなのだろう。

新しく打ち出された政策で割りを食うひと、得をするひと、それはさまざまだ。
たとえば、「高校無償化」。
高校の授業料がタダ、というのは、世界の趨勢らしい。
無償化してない国は日本とマダガスカルだけのようだ。
僕の息子は、今年、高校を卒業したばかり。
世界規模で見ると、子供である高校生の授業料を払った、数少ない親のひとりだということになる。
しかも、今年から無償化されたって、息子はすでに大学生だ。
この「不公平感」は大きいが、騒いでみても仕方がない。
「運が悪かった」とあきらめるしかない。

人間というものは勝手なものだ。
その政策がどんなに矛盾をはらみ、全体にとって良くないものであっても、自分に得なものであれば、最終的に受け入れる。
「子ども手当て」を受け取る世帯は、「金をばら撒くよりも保育施設などの拡充が必要なのではないか」と奇麗事を言いながらでも、結局、貰うものは貰うだろう。
あの「世紀の愚策」と言われた「定額給付金」にしても、批判していた大半の人が、「貰うものは貰った」のではないか?

前置きが長くなった。
今日のテーマはこのニュースだ。



誠に勝手な言い分かもしれないが、この政策に対しては、諸手を挙げて賛成である。
僕は運送屋といえど、たった一台の幌付き軽トラックを所有する超零細業者に過ぎない。
単身者の小さな引越しと、超特急品のダイレクト配送を生業としている。
軽トラック・・・ということは、この政策が実施されれば、土日祝日に関わらず、関西までならば、どこまで行っても1000円で行ける。
たとえば青森に行こうとすれば、首都圏を避ける新潟回りで行けば、わずか1800円(関西を通るため)で行ける。

高速料金がこのように安く設定できれば、引越しの見積もりも安く抑えることができ、受注も受けやすくなる。
急送品だって、取引先の企業にとっては、コストダウンになって喜ばれるだろう。
自動車部品や金型を、愛知の工場まで運ぶ仕事が多いが、一万数千円かかっていた高速立て替え金が、1800円で済むのだ。

しかし、大型車5000円以内(距離にして70Km以内)利用専門の近距離トラック業者や、通勤割引利用の会社員が「実質値上げ」で大打撃になると言って吠えまくっている御仁がいらっしゃるので、その言い分をここに掲げる。

http://twitter.com/inosenaoki

つまるところこの方は、ご自分がほとんどおひとりで、離反者を大量に出しながら(委員7人のうち5人)推し進めた「高速道路民営化」という「偉業」を、まったく無意味にするような政策が打ち出されたのを目の当たりにし、我を失っているとしか思えない言動をtwitter上で披瀝されたわけだ。

とくにこれがひどい。

麻生政権はあほう政権でした。民主は高速無料化のマニュフェストで政権を取ったわけではなく、麻生さんの顔をみたくないと思う人たちが投票しただけです。間違っていたら素直に直せばよいのに、無料だの2000円だの、ウソの上塗りをしてあほう政権以下になった。

http://twitter.com/inosenaoki/status/11925928272



東京都副知事といえば、「公人」である。
短期で不人気だったとはいえ、総理まで勤めた人物を、公人が「あほう」呼ばわりとは、品性を疑われても仕方がない。
ほんとうにtwitterとは、そのひとの本性を映し出す鏡のようなツールである。

(時間がないので、この続きはまた明日)

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未分類 | コメント(1) | 20100411030214 | 編集
174|マスコミ盲信者|20100411094410

普通車の高速代が平日週末も46時中最大2000円となるのは朗報である.マニフェストで無料と公約したのにと批判する人は何と強欲な人かと思う.トラック業界も最大1万円では大歓迎であろう.近距離は割高になるが,急がないなら一般道を利用すれば無料である.長距離車が一般道からなくなる分通行し易くなるというものである.
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