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マスコミという老大木の腐った根元

小沢氏名義の共同所有ホテル不記載 公表義務に抵触か朝日

1975年か・・。(遠い目)
あの年の夏、高校生だった僕は、「海洋博阻止」闘争に参加すべく、沖縄にいた。
当時の皇太子、明仁(今の天皇)夫妻が沖縄を訪問した際、訪れたひめゆりの塔で、沖縄青年に火炎瓶を投擲された。
同じ日、山手線新橋駅ホームで、鉢合わせした中核派と革マル派が大会戦を演じ、一人が死亡、一般人を含む多数の負傷者が出た。
この年、中核派の最高指導者、本多延嘉書記長が、革マル派の襲撃を受け、全身を手斧でメッタ打ちにされて惨殺されていた。
そんな時代・・遠い、遠い、今となっては、記憶の彼方にある、まぼろしのような年だ。

当たり前のことをあえて言うが、35年というのは、この年に生まれた赤ん坊が、今では35歳という、トウの立った年齢になってしまっている。
そのはるか昔に取得した、宿泊割引がきく会員制ホテルの所有権を、資産等報告書に記載するのをに失念したとしても無理のない話ではないかと、普通、思う。
あくまで「形式的なミス」なのであり、修正・追加すれば済むことだ。
それなのに、それがいかにも不正な取引の隠蔽であるかのような印象報道をするマスコミには呆れさせられる。
ホテルの所有とかきかされると、「すごい話」となってしまうが、小沢氏が所有していたのは土地1915平方メートルの2460分の1、建物4階から11階の6152平方メートルの1560分の1であり、金額にして80万円ほどに過ぎない。
果たして、これが世間に隠蔽しなければならないほどの取引だろうか?
たしかに所有していることで、メリットはある。
小沢氏や秘書が利用することで宿泊費は2000円で済むという話だ。

所有者か所有者の紹介者は、1泊約2千円(シングル料金)で宿泊できる。関係者によると、このホテルは政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴された小沢氏の元秘書、石川知裕衆院議員が頻繁に利用していたという。石川議員は産経新聞の取材に対し、「よく利用していたのは事実」と認めている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100401/crm1004010148004-n1.htm


この程度の節約をしていたことが、隠蔽しなければならないほどの悪質な行為だというのか?
隠すことによって小沢氏側が得る利益が何もない以上、資産等報告書に不記載という事実は「失念」か「誤解」によるものと考えるのが自然ではないか。

それに、かつて秘書であった石川議員がこの割安なホテルを頻繁に利用していた事実は、当たり前過ぎるほど当たり前なことだろう。
「政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴された小沢氏の元秘書」という冠をつけて石川氏の名前をもってくるやり口は、さすが産経クオリティという感じがするのはともかくとして、こういうたいしたこともない事実をいかにもたいしたことのように騒ぎ立てるマスコミには、毎度のことながら反吐の出るような思いがする。

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秘書が東京に出張するたびに、いちいちホテルに宿泊するのは割高である。
それよりも、会員権を取得して、安く逗留させるほうがずっと経済的である。
そういう、きわめて賢明な金の使い方に対する意識を、まだ議員なりたての頃に持ち合わせていた小沢一郎氏(か、その当時の側近)に感心しこそすれ、それを「不正な取引」のようにわめきたてるマスコミには「アホか」と思うしかない。

いったい、この「不記載」で誰に実害が出たか?
誰か傷つき、誰か財産でも失ったか?
「政治家の資産をあますことなく知るべき国民の権利が侵害された」とでも言うのか?
百歩譲って、その「知る権利」を日常的に侵害しているマスコミの言う通りだとしても、つねに「失念」というのは発生しがちだ。
問題はそこに、「作為」があったかどうかということだ。
この程度の「不記載」に作為があったとは考えられない。

この「事件」は、一月に検察・マスコミ主導で大騒ぎになった陸山会による世田谷土地取引「疑惑」のミニチュア版と考えても良いだろう。
あの事件の本質は、実はこの「ホテル会員権不記載」事件となんら変わりないものであったのだ。
ただ、巨額な取引が行われたということで、検察がゼネコンからの献金を邪推したという、それだけの違いだ。
「形式的なミス」という、まったく「作為」のない事案であることが、いずれ裁判で証明されるだろう。

しかし、まあ、相も変わらず、こういうどうでもいい「重箱の隅」をつついてるマスコミの劣化には、本当に心配してしまう。
彼らのすること、なすこと、「建設性」というものが皆無なのである。
せっかくの政権交代に水を差し、執拗なネガキャンによって政権与党への支持を奪っていった。
一縷の望みを一票に託した有権者から「希望」を奪い、「絶望」を与えたのは、民主党ではない。
カビの生えた落ち目の老大木、マスメディアなのだ。

かつて55年体制下の社会党は、「対案を示さぬ何でも反対無責任野党」と言われた時代があった。
今から考えれば、その当時の社会党は「無責任」であることに徹することで、自民党の「責任政党」ぶりを際立たせてきたのだ。
選挙となれば、とても過半数をとれるような候補者を出さず、「与党」になる気などハナからなかった。
「面従腹背」ならぬ「面背腹従」で自民党とタッグを組み、55年体制を支えてきた。

政権交代前の自民党と朝日新聞の関係を見るようである。
「反自民(旧勢力)」の仮面を被った「親自民(旧勢力)」。
鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏のように、根元が腐り、ちょっとした風で自ら倒れてしまうだろう。

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未分類 | コメント(1) | 20100406034639 | 編集
235|-|20100502044723

それは大銀杏に失礼だろう
54年間、いい国作ろうとした形跡が認められないよ
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