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小沢氏らの新党がたちあがったとりあえずの成果の第一として、「公明党の勢力が弱まったこと」が挙げられるのは、まことに痛快というほかはない


11時間半、運転して、やっと今、帰ってきた。体がくたくたではあるが、どんなに短くても日に一本は記事を更新していこうと思っているので、頑張ろうと思う。

今日、噛み付きたいのは公明党だ。この少数政党の動きが、実はここ十数年の日本の政治に大きな影響を与えてきたことは、周知のとおりである。

しかし、小沢氏率いる「国民の生活が第一」の誕生で、この政党に秋風が吹いてきた。ざまあ見ろ、である。

公明:戦略の再考必至 「増税賛成」反発強く

公明党が国会戦略の練り直しを迫られている。民主党を離党した小沢一郎氏らの新党結成により衆院で第4党に転落。参院では民主党と連携しても過半数を取れなくなり、キャスチングボートを握れなくなった。消費増税法案に賛成したことに支持者の反発が収まらず、衆院解散・総選挙の時期についても先送り論が広がり始めた。

 「国会の意思決定にどんな影響を及ぼすか、慎重に見極めなければならない」

 公明党の山口那津男代表は10日の記者会見でこう述べ、小沢氏らの新党「国民の生活が第一」の結成による影響力の低下に警戒感をにじませた。5日の党中央幹事会でも「キャスチングボートをどの会派が持つか、予断を許さない」と語った。

 公明党は98年に再結党して以来、衆院で第3党を保ってきており、第4党になったのは初めて。参院の第3党は維持したものの、小沢氏の新党誕生に伴い、民主党と手を組めば参院で過半数を握れる状況は崩れ、自民党をけん制して国会運営をリードする手法は使えなくなった。自民党幹部は「今後は民公連携の可能性を心配せずに済む」と話す。(7/16 毎日新聞)


この記事を読めば、公明党が「キャスチングボート」を握ること自体を自己目的化した政党であることが、仄見えてくる。たかだか各院に20数人しか議員のいない政党が、国政を左右する位置を常に狙っているということになる。なんたる卑怯千万の振る舞いか。

かつての共産党みたく、300小選挙区すべてに候補者を立て、多数派を形成して、政権の奪取を目指すことこそが、政党の王道ではないのか。

然るに近年の公明党は、常に現有議席の維持か、せいぜいそれにプラスアルファを狙った選挙戦略しか立てない。「今のまま、キャスチングボートを握った状態がベスト」というわけである。

この「ずる賢さ」は、政治家や政党の行動に「さわやかさ」を求める自分の性には合わない。自らの存立をかけて、「勝てば天国、負ければ地獄」の権力闘争を繰り広げる大政党を尻目に、ガッチリと固い組織票をバックに「洞ヶ峠」を決め込む姿には、とても我慢がならない。

「キャスチングボートを握った」ということは、別にその政党に力量があるとか、正当性があるということではない。「たまたま」なのである。政党どうしの勢力分布図が、そういう位置を与えたに過ぎない。だから、与党が分裂すれば、今回のように、たちまち影響を蒙ってしまうのだ。

支持者のあいだに、消費増税に加担したことに非難が向けられているというのが本当なら、公明党にとって、唯一のよすがである「固い組織票」も揺らいでいるということになる。そろそろこの辺で、近年の「権力志向」から脱して、原点である「弱者の味方」という立ち位置に戻り、「解党的出直し」をはかるべきだろう。

もちろん、それには、小泉政権と一体となって新自由主義政策を推し進め、多くの民衆に辛酸を舐めさせたこと、また、ブッシュの私戦であるイラク戦争に加担したことの徹底的な自己批判が必須であることは、言うまでもない。

ともあれ、小沢氏らの新党がたちあがったとりあえずの成果の第一として、「公明党の勢力が弱まったこと」が挙げられるのは、まことに痛快というほかはない。

公明党・創価学会の真実/平野貞夫

公明党・創価学会の真実/平野貞夫

衆議院事務局に勤務していた時代、初めて国会に議席を得た公明党の「相談役」をつとめた著者は、自民党と公明党に推薦された初の議員として参議院選挙に当選。
その後、非自民連立政権の成立、公明党の新進党への合流、新進党の瓦解まで、公明党と創価学会の変質を舞台裏でつぶさに観察してきた。
堕落の原因となる暴力団がらみのビデオテープの存在など、新聞・テレビではまったく報道されない真実を、当時の克明なメモから再現する、超弩級のインサイド・ストーリー。

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未分類 | コメント(-) | 20120717005216 | 編集
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