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私心なき小沢新党こそ日本を救う精鋭となるだろう。

「泣く子と地頭には勝てない」という俚諺がある。地頭とは、平安・鎌倉時代の荘園の管理役人で、民衆から税金を取り立てていた。権力を振りかざして、かなりな横暴を働いていたらしい。強大な権力を持った者に刃向かっていくのは、いつの時代も命がけである。

江戸時代、藩主の過酷な年貢の取立てに耐え切れず、一揆を起こした農民は、大概、失敗したあとに処刑された。しかし、あとからあとから農民は絶え間なく蜂起する。「このままおとなしくしていても飢えて死ぬだけだ。同じ死ぬなら、命がけで戦って、活路を見出そう」と。

現在、民主党内の小沢グループは、そのようなところまで追い込まれている。・・・ように、一見、思われる。しかし、どうだろう。筆者には、追い込まれているのは、野田政権やそれを支える記者クラブメディア、財界、霞ヶ関のほうなのではないかと思えて仕方がない。

むしろ、これら植草一秀氏の謂う「悪徳ペンタゴン」の面々は、一政治家である小沢一郎氏の動きを、心底から恐れ、震え上がっているようにさえ見えるのだ。そのひとつの傍証は、例の「週刊文春」が報じた「小沢夫人書簡」を、何者かが、全国の党員やサポーターに送りつけた事件に示されていよう。

「怪文書」とは、普通、政敵を貶めるために、ウラが取れない真偽が定まらぬ情報を流布させるために用いられるものだ。政局が煮詰まり、その結果によってはっきりと明暗が分かれるような場合、大概、情勢が不利な陣営が最後の手段として用いる。そのように筆者は理解している。

官邸周辺か、党執行部の誰かか、米情報部か(笑)、誰の仕業かはわからないが、このような手段を用いるということは、それだけ追い詰められているということだろう。敵も必死なのだ。自らの権力、権益が侵されることが、潰されることが、何よりもこわいのだ。

主に、陸山会の名簿かなにかが使われた可能性があるが、党員やサポーターになろうかという意識の高い人々が、このような「デマ」とはっきり証明されている情報に、簡単に惑わされるとも思えない。こういう稚拙な手段にすがるほど、ひとりで比例票650万集めた神話を持つ小沢一郎が脅威なのだ。

既得権益権力の総力をあげた「小沢潰し」・・。西松事件に始まって、陸山会事件、秘書3人の逮捕・起訴。検察審査会の小沢氏起訴決定。無罪を受けての高裁控訴。ノーガードで叩かれまくっても、決してダウンしないボクサーほど、気味の悪い、脅威の存在はないだろう。

だからついに、読売がこの「夫人書簡」を記事にした。怪しげな、ウラのとれない、さすがの偏向メディア各社もとりあげるのをためらったこのネタを、なりふり構わず報じたのだ。読売そのものが「巨大な怪文書」であることを、臆面もなくさらけだした、今日は歴史的な日だ。

この土日、野田をはじめとする増税推進派たちは、選挙区に帰った増税反対派議員に、さまざまな甘言や脅迫を弄して「採決反対」を思いとどまらせようとしているだろう。小沢派の抜けた選挙区の用意とか、政権や党内でのポストとか、まさに「地頭」は強い。

しかし、ここで態度を翻せば、次の選挙で再選の目はなくなるだろう。あからさまな裏切りは、有権者のもっとも嫌うところだ。誰が甘言に乗って誰が寝返ったか、それはたちどころにわかる。政治的な理想よりも保身を優先する姿勢があからさまになれば、我々主権者国民が容赦はしない。

このままたとえ延命したとしても、いずれ近いうちに破綻するのが確実な「泥舟民主党」に乗っているよりも、小沢新党に合流して、「反増税」の民意を追い風に、選挙を戦うほうが、よほど活路が開けるというものだ。今回の「増税採決」は、議員個々人の賢愚をはかる試金石となるだろう。

小沢氏とそのグループが、この先、どういう道を歩こうとも、筆者はついていく覚悟だ。保身を考えれば、いくらでも節を枉げ、国民を裏切ることのできた小沢氏が、それをせずに、ブレずに、愚直ともいえる姿勢で約束を果たそうとしている。まさに、「誠意」が人を動かす。

だから、自らの保身を省みずに、50名を超える賢明な議員が、彼についていくのだ。筆者とて同じ。はじめて、こだわりなしに支持できる政党が誕生しようとしている。筆者は党員として微力ながら支え、献金もしていくだろう。

いよいよの決戦である。小沢新党の勝利を願ってやまない。

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未分類 | コメント(-) | 20120624033330 | 編集
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