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旧勢力が仕掛けた?「生方解任」というトラップ

「解任」されたはずの「副幹事長」の表情は、心なしか、「嬉々」として見えた。
その「してやったり」の表情は、実にいただけないというほかはない。
ここはひとつ、「悲憤慷慨」して見せなければいけないのに・・と、僕は、生方氏の為に心配した。



最初、このひとは、「自分の立場」というものをまったく理解していないと思った。
僕も「長」のつく立場になったことがあるが、自分の言動は、まず、その「役職」からなされなければならないと思い、実際にそうした。
ときには、その「役職」「立場」と、個人的な「意見」が対立することはあったが、当然、前者のほうを優先した。
それが、「社会的責任」というものだ。
組織を動かす一員となった以上、自分の卑小な存在よりも、「全体」を重んじなければならない。
それは、この日本に住む、多くの「責任ある組織人」が、肝に銘じていることであろう。
しかし、「全体」が間違った方向に向かっていると思えば、個人の意見を、その「組織」のために直言する、そういう局面はままあることだ。
ただし、そういう場合は、「自身のクビ」を覚悟の上で行われなければならない。

先週、毎週観ていた「不毛地帯」というドラマが最終回を迎えた。
山崎豊子原作のこのドラマは、「伊藤忠商事」の元会長、瀬島龍三をモデルとしたものらしいが、僕は純粋に「虚構」として観ていた。
最終回、瀬島龍三がモデルの主人公、「壱岐正」が、綿花相場に耽溺して会社に莫大な損失をもたらした「近畿商事」(伊藤忠商事がモデル)の大門社長に退陣を迫る場面。
「ここまで君をひきあげてきたわしをおっぽり出して、社長になりたいのか?」と詰る原田芳雄扮する大門社長に、唐沢寿明の壱岐正は、静かに辞表を差し出て言う。
「社長が勇退したこの会社に、私が残ることなど、ありえません」

やはり、これが、「責任ある組織人」としての態度ではないのか?
直属の上司に直言し、辞任を迫る以上、自分のクビを覚悟するべきである。
そして、その行動は、自分個人の卑小な不満などではなく、組織ぜんたいを思ってのものでなければならない。
実際、僕はそれをやり、「意見」が容れられず、自ら役職を辞した。
それは、この日本社会にあって、当然過ぎるほど当然なことであると思う。

だから、生方氏の行動は、僕には理解できないと、最初は思った。
副幹事長としての彼は、何よりも、「幹事長室」の総意に沿った行動をしなければならず、それが出来ないのであれば、自ら職を辞すべきなのがスジというものだ。
また、内々で、極秘に「直言」するなら、まだ許されるというものだが、外のメディアを使い、それを公開する形で不満をぶちまけたわけだ。
「解任」されるのは、当たり前ではないか。

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とまあ、こんなふうに、僕は最初、生方議員の行動を、「ひ弱な民主党議員の代表」みたいに見ていた。
しかし、高嶋筆頭副幹事長とのやりとりをレコーダーに録音して「FNN」に「公開」したことを知って、「ははあ」と胸に落ちるものがあった。
だって、高嶋筆頭副幹事長との会談に録音機を持参・・・あまりに用意が良すぎるではないか。
しかも、その内容。
「これは処分ですよね?」「役職を解くというのは処分ですよね?」「秘書が3人逮捕されている幹事長の責任はどうなるんですか?」
「秘書が逮捕された自らの『不徳』をそのままに、自分を不当に処分する小沢幹事長」を際立たせようという、これは明らかに「録音」を意識した言葉である。
そして「FNN」は、明らかにこの会談内容を生方氏側に立って編集して報道していることが、はっきりとわかる。

そうか、生方さん、あなたは読売新聞出身ですよね?
そのことと関係があるのかないのか、それはわかりませんが、あなたは、何らかの勢力の意を受けて、動いてますよね?
産経でのインタビュー→高嶋筆頭副幹事長との会談を録音・・これって、計画的な、予定の行動じゃないんですか?
どうして、産経やFNNなど、民主党に敵対的なメディアの報道に協力するんですか?
誰に、いくら、もらったんですか?(笑)
それとも、どんな、「おいしいこと」を約束されたんですか?
あなたは、新たに投入された、旧勢力の「仕掛人」なのではないですか?

そして、絶望的な思いを抱かせられたのは、この生方議員を擁護する枝野、野田、渡部ら民主党内の発言だ。
このひとたちはどうして、党外の敵対勢力と連携するように、味方であるはずの党内の幹事長を攻撃するのか?
ダメだ!ダメだ!ダメだ!ダメだ!
この体たらくでは、本当に、せっかくこの国の民が自ら択んだ政権が、内部から崩壊してしまう。
「国民を決して幸福にしない」この国のシステムが、永遠にその存続を約束されてしまう!

・・・・・・。

思わず、感情が激してしまった。
ともあれ、現実の政治を司るということは、小鳥のようにピーチクパーチク囀ることではない。
雄雄しく大空を飛翔する大鷲のように、迅速に行動することだ。
ときには、「国民本位の政治」確立という大目的のために、きわどい権謀術数を駆使し、旧勢力の理不尽な攻撃に対抗するべきである。
残念ながら、現在の民主党を構成する議員には、そういう点での「ひ弱さ」を感じずにはおれない。
なにが「言論の自由」だ。小学校のホームルームではないのだ。
「クリーン」であっても「力」がなければどうにもならない。
そういう点で、小沢一郎氏の「豪腕」が、どれほどの貴重なものであるのか。
「七奉行」とか呼ばれる連中が、今の立場にあり、好き勝手を言っておられるのは、この「豪腕」のおかげだということを、忘れてはいないだろうか。

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未分類 | コメント(6) | 20100319040431 | 編集
115|怒助兵衛|20100319051431

いつもブログ拝見しています。
生方さんはNHK、読売新聞で勤めておられたんですね。
今回の騒動にこういったウラがあるとは思いませんでした。

一年前の騒動で小沢一郎先生をしつように攻撃していた民主党の議員といえば小宮山洋子。
彼女は元NHKアナウンサー。

小沢を後ろから刺した刺客は元NHKアナ
http://sukebei.iza.ne.jp/blog/entry/967634/
116|新聞|20100319082437

e-513解任された生方副幹事長e-283・・・民主党を除名v-40でしょう。高嶋筆頭副幹事長とのやりとりをレコーダーに録音して「FNNe-110」に「公開e-210」したことは、民主党への背信行為v-27ですから。
この生方議員v-17を擁護する反小沢の「枝野v-37、野田e-277、渡部v-39」らの発言も・・・「やはり、いつもの裏切り者」らしいもの。
生方、枝野v-37、野田e-277、渡部v-39&前原e-286らを、いつ民主党から取り除くか?剛腕・小沢幹事長の腕の見せ所ですが・・・(出来るかな?)
117|マスコミ盲信者|20100319092925

>高嶋筆頭副幹事長との会談に録音機を持参・・・あまりに用意が良すぎるではないか。
生方氏に後ろめたい意図がないのなら,同じ仲間という気持ちがあるなら,会話を録音しようなどとは誰も思わない.始めから敵のスパイであることを白状したようなものである.桝添氏が外人記者クラブで谷垣総裁を非難したのを真似た確信犯である.解任どころか党の結束を乱す卑劣な行為であるといえよう.
118|七星|20100319151729

激しく同感!一言一句異議なーし!
週間朝日の山口さんじゃないけど
内側からネガティブキャンペーンやってどうすんですか。
そもそもレコーダー持って隠し盗りなんてやることセコイ。
それに外のメディアに向かって言うなんて言語道断。
解任は当然です。
119|scotti|20100319234158

目的は民主主義を破壊すること。
選挙で選ばれた議員による政治でなくて、検察とマスゴミによる恣意的な操作で、民主党執行部を既得権力の指示どうり動く執行部に変えようとする民主主義の破壊工作。
そのための役を演じている人に国民が騙されてはいけません。
そんな三文芝居に騙されて自分の生活を苦しめていては、コイズミ政権の二の舞ですよ。
141|ヒサミズ|20100322191928

自分の会社を良くするのに、外部に自分のところの悪口を言って、本当に良くする気があるのか、疑問です
私たちが望むのは、過去に何をしたかでなくこれから何をしてくれるか
いつまで昔のことをガタガタ言うのかあきれて物が言えません
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