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祝「さようなら原発5万人集会」大成功!反原発運動を平成の「ベ平連」運動に!


「さようなら原発」集会が大成功で終わったようで、嬉しいかぎりです。首都圏に住んでたら、祭日が休みであったなら、などと悔やんでも仕方ないですが、心は参加された方々と一緒で、今日一日を過ごしました。日本中に、こんな自分みたいな人が無数におられるであろうことを確信しています。

 この時代に6万人もの人々が街頭に出たということ自体に、大きな感動と興奮を覚えずにはいられません。権力による、メディアを使った「政治的無関心層」の拡大再生産策動が一定の成果を得たようにみえたここ30年、このような規模の集会、デモは、僕の記憶の中では絶無です。やっと、日本人が動きはじめたのです。

 人々の体制に対する不満や怒りは、テレビがその「ガス抜き」の役割を担ってきました。テレビに登場するキャスターやコメンテーターは、視聴者に代わって、不満や怒りの矛先を政治家に向け、ときには、特定の政治家を「視聴者の代弁者」として規定し、「改革者」として印象づけ、支持を集中させるように仕向けました。

 大衆の体制に対する不満や怒りは、このようなメディアによる操作のままに、擬似的に満足させられ、大衆がこぞって街頭に出るような事態は、注意深く避けられてきました。しかし、今年の未曾有の大震災と、それに伴う人類史上最悪である原発事故が、すべてを一変させました。

 直接の原発事故被害者や、賢明な一部の民衆は、政府や電力会社や御用メディアの「欺瞞」に気づきました。彼らが「とんでもない嘘つき」であることを見抜きました。もう騙されない。彼らに、愛しいわが子の命を縮められてたまるものか。愛する国土を放射能まみれにさせてたまるものか。

 本日、街頭に出られた人々の背後には、その何十倍も、こういう思いを抱いている人々の存在があるはずです。そして、その方たちは、こうも思っているはずです。今度、時間と事情が許すなら、なんとか自分も参加したい。参加して、このような国を滅ぼしかねない原発を、なんとしてでも全廃させたい、と。

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 ところで、予想されたことではありますが、本日の集会を「社民と共産による動員である」ということを、しつこく、粘着的にツイートしている御仁を見かけました。たしかに、動員もありましょうし、自主的な参加もありましょう。ただ、問いたいのは「それが一体、なんだというの?」ということです。

 社民党に属していようが、共産党に属していようが、参加するのは、そのひとの意思です。動員をかけられて、イヤイヤ参加する人はいないでしょう。そのひとは立派な「反原発」の意思を明確に持った人です。集まった6万人ひとりひとりがそういう人です。むしろ、社民党や共産党をこれだけ動かす運動のエネルギーを賞賛すべきではないでしょうか。

 むしろ、これを機に、かつて「昔軍隊、今総評」とまで言われた戦闘的な労働運動が息を吹き返すことを念願します。全き、原発推進派である電力労連を代表とする「労使協調」派こそ、打ち砕くべき秋(とき)なのではないか。そんなことを夢想さえする、今日の大集会でした。

 「去る者は追わず、来る者は拒まず」──かつて日本に、この言葉を標榜する、まことに自由闊達な運動体が存在していました。この団体は、「反米」「反戦」で結集できるすべての集団、個人を包含する柔軟な団体でした。新左翼から右翼まで、この団体と行動を共にしました。その名を「べ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)といいます。

 今、成長の途上にある反原発運動は、この「べ平連」運動を範とすべきです。あの団体が来たから駄目だとか、排除しろとか、動員されたから駄目だとか、四の五の言わずに、すべて呑み込んでただひたすら大きな運動のうねりを構築していく。そのようなものでなければ、全原子炉を廃炉に導くという、大きな山は動かせないのではないかと思っています。


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未分類 | コメント(-) | 20110920023409 | 編集
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