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認識せずに評価する「よみうり寸評」氏

読売新聞という新聞をとったことがないので、よくわからないのですが、「よみうり寸評」というのは、朝日でいう「天声人語」のようなものなのでしょうか?
だとしたら、非常にレベルが低いですね。
まるで、「イチャモン」だけを言う素人のブログみたいです。
いや、給料をもらって、文章を書くことを生業としているぶん、それ以下かもしれません。

 なぜ、こんなものが流行(はや)るのか。インターネットの世界で利用者が急速に増えている「ツイッター」にそう首を傾(かし)げている人は多かろう◆140字以内の短文を誰でもネットに発信できる。読んでもらう相手を決めておく必要はない。いわば「つぶやき」だ。「腹減った」「もう寝る」もある。政治経済や国際情勢、宇宙を語っている人もいる◆最近は政治家もよく「つぶやく」。国会議員など300人以上が利用中という推計もある。このうち今週話題になったのが原口総務相だ◆1週間前のチリ地震で自ら津波情報をつぶやいて発信。水曜日は国会予算委に遅刻したが、その間もつぶやいていた◆「ツイッター」は英語で「鳥のさえずり」。人々があちこちでつぶやく様を指すらしい。利用者は100万人以上。つぶやき数も今週、累計100億回を超えた。政治家の情報発信には格好の道具だ◆ただ発言を取り消せない。流言飛語が怖い災害時も使えるか。「綸言(りんげん)汗の如し」。気軽につぶやいてもらっては困る時もある。(2010年3月6日15時56分 読売新聞


新しいモノについていけない老人の繰り言のような文章です。
なぜ、「こんなもの」が流行るのか、わからないなら、わかろうと努めるのがジャーナリストというものではないでしょうか。
まず、自分が二週間くらいやってみて、その後に、あれこれ言うのならいいんですけど、やりもしないで、「認識しない評価」を下す、記者としては最低な態度と思わざるをえません。
「知の巨人」たる立花隆氏による、小沢氏に関連する、最近の一連の「論文」にしてもそうですけど、みずから取材して認識する努力を怠り、二次情報、三次情報に頼り、それをもとに、自身の「主観」を開陳する。
これが果たして、「ジャーナリズム」の名に値する行為だといえるでしょうか?
上杉隆氏は、「週刊朝日」3月12日号誌上に於いて、フリーライターの大先輩としての立花氏に対する、ある程度のリスペクトを表明しつつ、「G2web版」に載せられた立花論文を批判されていました。
しかし、筆者は、過去に立花氏の著作を読んで、何度も首を傾げたことがありました。
70年代という昔に発表された「日本共産党の研究」は、宮本顕治以下の共産党幹部が起こしたとされる「リンチ査問事件」などを、当時の特高警察の捜査資料からのみ分析するという、一方的な観点からのものでした。
「中核VS革マル 仁義なき戦い」も、公安資料から多く材を取っていたように記憶しています。
また、田中角栄氏や、それに連なる小沢一郎氏など経世会出身の政治家に関する記述も、中傷めいた、感情的なものが多く、それは、何も今に始まったことではなく、立花氏のジャーナリストとしての致命的な欠陥をあらわしているように思え、まったく、どこが「知の巨人」なのか、筆者には、さっぱりわかりませんでした。

とにかく、よみうり寸評氏の、「ツイッターにそう首を傾げている人は多かろう」という言葉にも何の根拠もなく、理解できなくて「首を傾げている人間」は俺だけじゃないはずだ!と思いたい切実な願望が透けて見えてきて仕方ありません。
また、原口総務大臣がツイッターに夢中になり、委員会出席に遅れたという印象操作を忘れることなく、最後には、災害時に「デマの温床」になってしまうのではないかとケチをつけています。
しかし、ツイッターを使う人は、情報の取捨選択にシビアな目を持っていますよ。それは、筆者も使ってみて、つくづく感じます。
それに、140字という字数制限により、ユーザーが、書き込まれている内容に対して、ほどほどの距離感を保てますので、情報を鵜呑みにさせ大騒ぎさせるような「扇動」には適していないと思います。
ツイッターの爆発的な普及と、小沢氏の政治資金に関する検察の攻撃の時期が一致し、私たちは、今まで見慣れてきたテレビ文化人や新聞や雑誌や放送局のどれが本物で、どれが偽者であるか、識別できるようになりました。
そして、評価の高かったジャーナリストや、新聞、雑誌が、実はどんなにいいかげんで、まがいもので、程度の低いものであるかが、炙り出されてきました。
このよみうり寸評氏のような「認識せずに評価する」態度が、マスコミの本体に、まるで悪性の癌のように侵食していることがわかってきて、日本型ジャーナリズムの終わりの始まりを感じずにはいられません。

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未分類 | コメント(1) | 20100308031706 | 編集
90|新聞|20100308073410

「よみうり寸評」は所詮「ツイッター」より格下の存在である。「ツイッター」よりも遥かに多い「140字」以上ものスペースをもらい、公称1000万部以上と言われている「読売新聞」の顔「よみうり寸評」という立場なのに、原口総務大臣の「ツイッター」より存在感がないのである。
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