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最初から殺害を目的とした軍事行動であったことがこれで明らかになった

ラデン殺害:驚喜する米国。ギャラップ世論調査。「殺害するという軍事行動を支持するか否か」支持93%、反対5%、「殺害か生きて逮捕か」殺害60%、生きて逮捕33%
http://j.mp/iDWY3a


昨日は、ビンラディン殺害に違和感や嫌悪感を感じる「健全な精神」がひとつでも多かれと祈ったばかりであるが、アメリカ社会に限っては、それを望むのは無理だということがよくわかった。
さすがに「銃所持」が合法な国だけのことはある。
所詮、「殺人」という行為が、「正義」の枠の中に多少なりとも入り込んでも良しとする国民が100人のうちに93人もいる国なんだ。
生命の底の部分で、相容れないものを感じる。
僕は、もしかしたら、西欧人とは、一生、わかりあえない人間なのかもしれない。

アメリカ人に「広島・長崎原爆投下」について聞いた最新の世論調査によれば、「正しかった」と答えたアメリカ人は61%、「間違いだった」は22%、「分からない」「答えない」が16%となっている(クイニピアック大学が09年8月に実施した世論調査)。さらに詳しく見てみると、55歳以上のアメリカ人で「正しかった」と答えたものはなんと73%。
35歳から54歳までは60%、18歳から34歳は、50%と年齢が若くなるととともに原爆投下についての正当性は揺らいでくるのだが、まだまだ正当論者が幅を利かしている。(サンケイ 2010/4/10)

ビン・ラディン主導とされている「9・11テロ」の犠牲者数は2973人、それに比べるだけでも殺害される理由は十分にあるという理屈は存在するだろう。
しかし、数を問題にするのなら、大戦末期に米軍に虐殺された、広島、長崎をはじめとするわがニッポン国全土の非戦闘員はいかほどだったか。
広島で20万人、長崎で14万人、東京大空襲で10万人、全国あわせて最大55万人という記録がある。

そして、大儀も名分も正義も皆無であった、アメリカ・ブッシュの私戦、イラク戦争での民間人の死者はいかほどであったか。

最低10万人の衝撃:学術調査が初めて明らかにした米侵略・占領軍による”イラク人大量虐殺”
http://j.mp/bc9TS3


虐殺を虐殺とせず、「正義」にすりかえる、そういう姿勢が僕には許せない。
自国の価値観を世界の中心に置き、「正義」とし、それに反する国の非戦闘員を虐殺するのも厭わない。
その独善性にNOを突きつける潮流のひとつに、「アルカイダ」も存在したのだ。
テロを生み出してきた淵源はどこにあるのか。
アメリカ民主帝国の自国中心的な覇権主義にあったのではないか。

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以上のことを考えると、ビンラディン殺害に星条旗を振って沸き立つアメリカ「民衆」に憎しみさえおぼえてくる。
これからの人類の未来は「反米」を合言葉にしなければ展望は開けてこない。
どうも、そんな気がしてくるのだ。

※その後、ホワイトハウス・カーニー報道官は、ビンラディンは武装していなかったことを明らかにした。
急襲作戦を実行した際、武器を持っていなかったが、激しく抵抗したために射殺されたというのだ。
銃を向けられて激しく抵抗するバカがいるだろうか?
また、銃を持たない者が抵抗したとして、殺す必然性があっただろうか?
最初から殺害を目的とした軍事行動であったことが、これで明らかになったといえよう。

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太平洋戦争下のアメリカの犯罪。アメリカは太平洋戦争を正義と人道を掲げて戦った。しかし、著者も認めているようにこの戦争で最も残虐だったのは、一夜で十万人の非戦闘員を殺した三月十日の東京大空襲であり、二つの原爆だった。この本はアメリカ人がどのように無差別爆撃を正当化し、あるいは反対したかを綿密に検証した貴重な一冊である。


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