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ひさびさ更新!このニッポンに、「行きたくても行けない場所」ができてしまった。

ご無沙汰しています。
随分と久しぶりの更新です。
仕事もようやく繁忙期を脱しつつあります。
日曜日には、10日ぶりくらいに休めそうです。

昨年の今頃、繁忙期にもかかわらず無理をして「毎日更新」を死ぬ思いで続けていましたが、長距離運転の際に、アブナイ思いを何度かしたことを反省して、今年は更新を完全に休止することとしました。
結果的には良かったと思っています。
このブログを、細くても長く続けていくことが、一番大事なことですから。

この一ヶ月で、このニッポン国の様相は、すっかりと変貌しきってしまいましたね。
どこでも好きなところへ行けるのが当たり前だったのに、今では、決して足を踏み入れてはならない場所が、わが国土の中に存在するようになってしまいました。

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僕は2年前のちょうど今頃、福島県の双葉町に行ったことがあります。
九州大学を卒業し、東電に入社したお客様の引越し荷物を、双葉町にある東電の寮まで運んだのです。
午前中に北九州市若松のご実家から荷物を積み、次の日の朝に出発しました。
ルートとしては、混雑する首都圏を避けるため、新潟経由で行くことにしました。
まず山陽道から中国道、大阪の吹田から名神に移り、北陸道へ入って新潟、新潟から磐越道で本州横断して郡山、そこで一泊して、翌日、国道298号線を東に走り、双葉町に着きました。
お客様は研修のため、一足先に現地に赴いていたので、まったくの単独行でした。

搬入先の東電の寮には、年配の寮婦さんがいて、不機嫌そうに僕の対応をします。
彼女は、大手運送会社と寮生の引越し荷物の紛失をめぐってトラブルの渦中にあり、運送屋全般にたいして不信感の真っ只中にあったようでした。
僕はそのワリを食ったわけですが、いろいろ話しているうちに、はるばる九州から1500Kmを走破してやってきたことがわかると、彼女の態度が一変しました。
「それは、それは、大変だったね」という意味のことを、福島弁でまくしたて、お茶とお菓子のサービスまでしてくれました。
帰りに大熊町というところに入浴施設があり、そこで湯を使いました。
そして、そこの駐車場で、2時間ほど眠りました。

考えてみれば、あの寮も、スーパー銭湯も、福島第一原発から20Km圏内にあるわけです。
あのときに垣間見た双葉町の風景が脳裏によみがえってきます。
今、あそこは、人っ子ひとりいない、完全なるゴーストタウンと化しているのです。

あの寮のおばちゃんは、今、どうしているんだろう?
あの銭湯も、もちろん、営業を停止しているんだろうな。
そもそも、東電に就職したあのお客様・・。
放射能に汚染された職場で、今も悪戦苦闘しているのではないだろうか・・。

もう、二度とあの町に行くことはない。
このニッポンに、「行きたくても行けない場所」ができてしまった。

「3・11」は、このニッポンを更なる「茨の道」に踏み込ませるきっかけとなりました。
地震・津波などの「天災」はどうしようもない。
しかし、明確な「人災」である原発事故は、国家規模の「自己批判」や「総括」なしに語られてはならない。
「頑張ろうニッポン」「ひとつになろうニッポン」などというオタメゴカシの掛け声に、有耶無耶にされてはならないと思います。

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しばらく、仕事ばかりの毎日を送っていると、ニュースに対する感覚が鈍ってきます。
大震災はテレビの中だけで展開される、「違う世界」の話みたいに思えてしまう。
「原発事故」などという未曾有の破滅状況が、まるで大したこともないような錯覚に陥ってしまう。
番組改変期で、テレビは相変わらず、金太郎飴みたいに、内容も出演する芸人も同じようなスペシャル番組を垂れ流し続けている。
そこらじゅうの「臭いもの」に大汗をかいて蓋をしまくっている、それが今のニッポン国の姿でしょう。

これからまた、さらに感覚を研ぎ澄まして、ニッポン支配層が演出する欺瞞を暴き続けていく、そういうブログを目指していきたいと思います。

※ですが、11日から4日間、検査入院する予定です。なかなか、公私ともに落ち着かない日日であります。

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未分類 | コメント(-) | 20110409023002 | 編集
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