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家族による遺体発見の一部始終をバラエティ手法で編集するフジテレビの「人でなし」

雑事に追われているうちに、こんな時間になってしまった。
引越しのオファーも集中し始めて、予定表が黒くなりつつある。
しかし、例年に比べ、少ないような気がしないでもない。
一日に二本はこなしていたはずだが、今年は一本だけだ。
滅多にない稼ぎ時なのに、と思うと、気が焦ってくる。

いろいろと憂鬱になることもあるが、被災地の方々の艱難辛苦を目にすると、なんだこんなことでクヨクヨして、と思う。
無傷のままでいる西日本のわれわれが、元気にならなければどうするんだと。

テレビに映る被災者の方々は、何を語るにしても涙ぐんでいるように見える。
愛する者を失った悲しみを胸に抱えて生きなければならない日日は、僕も経験しているから、見るたびにもらい泣きてしまう。
ただ、テレビも、そういう悲しみをばかり映すのも、そろそろやめにしてはどうかと思う。
テレビ報道がそういう方向に走るのは、「宿痾(しゅくあ)」のようなものなのかもしれないが。

以下のフジテレビ「特ダネ」の映像は特にヒドイ。



家族が遺体を発見するという、その一部始終を生々しく映像に納めている。
これはこれで、ひとつの現実を切り取ったものではあるのだが、胸が悪くなるのは、その編集のしかただ。
バラエティ番組によく見られる、視聴者の興味を最大にかきたてた直後に、CMを挟むという、あの手法を、この悲しい出来事にも使っているのだ。

被害者が見つかったというので、走る家族の場面のあとにCMだ。(2:27あたり)そしてCMが終われば、また時系列を少しさかのぼって、すでに放映した部分からくりかえす。バラエティ番組が頻繁に使うこの「焦らし」の手法に、多少不快になりながらも、くだらない番組だからこそ、今までとりたてて問題とはしてこなかったのだ。けれども、未曾有の国難である今般の大震災を題材に、この手法を使われたとなれば話は別である。

先ほど「宿痾(しゅくあ)」と表現したが、民放テレビは、こういうふうに編集するのが、ひとつの「型」になっているのだろう。こういう、未曾有の災害にそれを使うのが、果たして妥当かどうなのか、それさえもわからなくなっているのかもしれない。はっきり言って、こういうものを見せられるのは、もう飽き飽きである。記者クラブメディアの一角を担う民放は、もういらない。少なくとも、僕にとってはもう必要のない媒体である。

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しかし、ドラマ大好きなつれあいには、必要不可欠のものとなっているようだ。新婚当初は、僕がテレビ好きで、彼女はそうでもなかったのが、今は完全に逆転してしまっている。数少ない楽しみであるらしいので、「民放なんていらない」という僕のホンネは、彼女の前では、あらわさないことにしている。

ところで、福島第一原発の状勢は、あいかわらず、厳しい。
「ニッポン崩壊」への序曲を、聞こえないフリをしたがっているのが、政府をはじめとする、ニッポン人のほとんどではないだろうか。

まったく、原発さえなかったら・・。

政府は被災者救援に全力を振り向けられたはずである。
避難所では、極寒のなか、じゅうぶんな医療を受けられない老人がばたばたと亡くなっている。
強引に原発をつくり、問答無用に維持し続けた者どもの罪は、限りなく、深い。

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失敗の言い訳をする際、大変便利で使い勝手のいい言葉に、「想定外」というものがある
柏崎刈羽原発事故以後、電力会社の語る「想定」は、もはやまったく信用できなくなった。
「震災事故」は「天災」ではなく人為的な要因が多分に絡んだ「人災」である。柏崎刈羽原発事故は序章にすぎない。
地震列島・日本は今、「原発震災前夜」の状況下にある
第1章 原発炎上(原発を「狙い撃ち」にした地震/「黒煙」の真相/首相にさえデタラメな説明 ほか)/解説 原子力発電所(原発)とは何か?(原発は電気しかつくれない「蒸気機関」/原発につきまとう「隠蔽体質」 ほか)/第2章 頼みの「専門家」は役立たずだった(延びゆく?活断層/国の審査は「甘かった」 ほか)/第3章 シミュレーション・ノンフィクション「原発震災」(「原発震災」再掲/東海巨大地震の震源域 ほか)/最終章 「ロシアン・ルーレット」は今日も止まらない(「超・東海地震」説浮上/原発の「安全保証」は期限切れ ほか)


↑「予言の書」とは、この本のことを言うのではないか?

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未分類 | コメント(-) | 20110318050200 | 編集
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