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現代「卑劣者」列伝―朝日・菅・自民党

社説が「小沢叩き」をすれば、必ず、コラムの「天声人語」もそれに追随する――。

朝日新聞がそのような傾向を示しているような気がするのは、筆者だけだろうか。
とにかく、「小沢叩き」にかんしては、その頻度、内容の激しさに於いて、他紙の群を抜いている。
よほどの恨みを抱いているものと見える。
2、3人の論説委員が執筆しているのだろうが、若い政治記者時代、くだらない質問でもして、小沢氏に無視でもされたのか?(笑)
文の内容を見ても、あまり政治に対する認識も深そうではないので、当たらずとも遠からずといったところではないのか?
まったく、「私怨」を動機として、パブリックな役割をもとめられる新聞に記事を書くなど、あってはならないことだろう。

ここで、「『私怨』が動機などと断定すべきではない」といった批判が持ち上がるかもしれない。
それはそうかもしれないが、当の「天声人語」氏がそれをやっているのである。
筆者だけが責められる所以は、どこにもないだろう。

(前段・・なが~い、ペダンティックな、鼻持ちならない薀蓄の披露・・・略)
▼遠いのが政治の春である。小沢一郎氏は「菅おろし」で腹を括(くく)ったとみえ、氏を慕う議員が脱党へと動き始めた。政権交代の岸に並べた夢は片端から消え、民主党そのものが絶滅、いや自壊の途にあるかに見える▼いよいよ改革に踏み込むかという時に、またぞろ政局祭りだ。国の針路を争うならまだしも、私怨(しえん)のたぐいだから情けない。ひと雨ごとに春暖が近づけば、ひともめごとに希望が遠のく。予告編ばかりの政治を見せられているうちに、はて何度目の春本番だろう。 (朝日2/19「天声人語」)


菅政権の暴走に決然と反旗を翻した行動を「私怨」としてしか捉えれない、「天声人語」氏の洞察力のお粗末さのほうがよほど情けないというものだ。
また、その「ひともめ」を一方的に仕掛けたのが、自分たちが諸手を挙げて肩入れをしている菅政権の側であることは、完全にスルーだ。
文学表現を気取ったような自然の描写や、鼻持ちならない薀蓄で前半を大袈裟に飾り立てたわりには、この後半部分の貧しさはどうだろう?
こんな虚仮威(こけおど)しに惑わされてはいけない。
昨日、書いたとおり、新聞社という一私企業の、「経営優先」の文脈のうえで綴られた、極めて卑しい文章に過ぎないのだから。

また、現在の小沢氏の「腹」を、「菅おろし」という浅薄な枠組みのなかでしか想像できない貧弱さもやりきれない。
菅が降りたところで、仙谷が画策していると取り沙汰されている、野田佳彦氏や、前なんとか氏が首相になるのなら、同じことだ。
小沢氏が当面、目指しているのは、09マニフェストを遵守する「国民の生活が第一」の旗を高く掲げる民主党政権の樹立だ。
そのために、いろいろな手を打つことだろうと思われる。
期待を込めて、それを注視していきたいと思う。

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話はそれるが、16人の行動が痛快なのは、彼らが党内でも「虐げられし人々」だったからだ。

後がない「比例下位」議員 永田町格差に反発(東京新聞2月20日朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011022002000038.html

永田町では小選挙区当選組、比例復活組、比例単独組という序列が存在する。今回「新会派」に加わった全員は最下層にランクされた比例単独組だ。

彼らは差別されている。選挙活動をしようにも選挙区がない。ポストにも恵まれない。政府や党本部の役職はもちろん都道府県連の役員にもなかなか就けない。

資金面でも「露骨な差別を受けている」(十六人の一人)という。後援会の会合に党幹部が応援に行くのも小選挙区議員が優先。そして何よりも、次の選挙で当選はおろか出馬できる保証もない。

地盤もなく、収入も少なく、将来の展望も乏しい彼らは、格差社会での非正規雇用者のような存在なのだ。

ある比例単独議員は、執行部に抗議したが「小選挙区の人には未来がある」と言い放たれたという。比例単独議員は、ほとんど運動せず当選した議員も多く、客観的にみて貢献度が低いのは事実。だが当人たちは、それなりに選挙運動をやったという自負がある。その温度差が相互不信につながっている。

彼らは「新会派」の旗印に「マニフェストの実行」(渡辺浩一郎衆院議員)を掲げる。これには「後付けのへ理屈」(党幹部)と批判の声が多い。ただ、自分の個人名ではなく、党名を書いてもらい、滑り込んだ比例単独議員は、マニフェストへの思い入れが強いのも事実。彼らにとって、マニフェストは唯一の頼りでもあるのだ。


マニフェスト遵守を「後付けの屁理屈」と言い放った「党幹部」に、胸倉のひとつでも掴みたい思いだが、彼ら16人を「起立要員」として、数合わせの一員としてしか扱ってこなかった者による「飼い犬に手を噛まれた」ような苦い気持ちの、これはひとつの表出なのだろう。

しかし、その「虐げられし」16人が決起しただけで、菅の総理としてのクビが飛ぶような事態を迎えているのである。
「議席の力」を見くびってはいけない。人の「こころ」を見くびってはいけない。
不謹慎と詰(なじ)られることをあえて覚悟で、現民主党執行部には「ざまあw」の一言を進呈したい。

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さてさて、「天声人語」氏も、「現民主党執行部」も、なかなかに卑劣な者どもではあるけれど、またひとつ、「卑劣な奴ら」を見出したので、つけ加えておきたい。

自民に小沢系16人と連携論、民主自壊を期待
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110219-OYT1T00743.htm

自民党が、民主党会派からの離脱願を提出した同党の衆院議員16人との距離を慎重に測っている。

離脱願が提出された17日、自民党の石原幹事長ら執行部は、町村信孝元官房長官、伊吹文明元幹事長、野田毅党税制調査会長らと党本部で国会対応について意見を交換した。席上、町村氏らの側から執行部に、「16人を優遇するくらいのことを考えた方がいい」という助言があった。比例選出の16人が小選挙区に転じれば、そこには対立候補を立てないなどの「優遇措置」が話題になり、執行部側も実際に何人かの「地元」を調べたという。

自民党では「16人が強硬姿勢をとり続ければ、民主党自壊、衆院解散が早まる」という見方が強い。党内の「連携論」は、こうした流れを下支えする狙いだ。

(2011年2月20日00時03分 読売新聞)


これら、自民党の者どもの「志の低さ」は、言語に絶するものがあると思う。
独自の政策や、展望や、未来への視座や、あふれる国民の生活への思い・・そういうもので勝負するのではなく、ひたすら「敵失」を利用して権力を奪取しようと目論んでいる。負傷している相手の急所を集中的に責めて勝とうとする悪役レスラーみたいなもんだ。
そんな薄汚いヤカラどもと、決して野合してはならないと、僕は思う。
自民党は、われわれ国民のためには、一度死んでもらわなければならない政党だ。
今の民主党に代わって政権など明け渡してしまえば、想像するだけで目もまわりそうな対米従属、売国政治が猖獗をきわめることになるだろう。

現民主党執行部、自民党、公明党、これら売国グループと対峙する政治勢力の構築・・16人の決起は、このさきがけとならなければならない。

※次の政権は、亀井静香氏を首班とする救国内閣で・・という声が大きくなっている。僕もそれに賛成である。





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