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「私は絶対、正義が勝つ、真心が勝つ、最後には勝利を得ると信じています」(小沢一郎)

「私は(「百術は一誠に如かず」という言葉を)いつも使うのですが、なにごとも、ちゃんとお天道さまが見てると。夜陰に乗じてコソコソ術策を弄しても、必ず朝が来て、天の正しい判断が下ると、そう思っています」

録画しておいた小沢一郎氏出演のフジテレビ「報道2001」を観ました。



最近の小沢さんは、ニコニコ動画や岩上安身さんのUst中継などのネット番組はもちろん、BS11や朝日ニュースターなどの衛星放送にも顔を出し、今までになく、露出度を増やしていましたが、地上波の民放番組に、一時間近くもの長尺な枠で出演するという異例さもあり、楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。

語られる言葉の片言隻句も聴き洩らすまいと録画準備する僕みたいな支持者を持つ政治家と、テレビに顔が出たとたんにガクッと視聴率が落ちる政治家との落差に、しみじみと思いを馳せずにはいられないわけですが、実際に観てみると・・。

先に書いたネットや衛星放送の、司会者、ジャーナリストたちの聞き手たちとくらべ、明らかにレベルが落ちる、フジテレビ政治局長平井氏の、時代遅れのテクノポップふうな髪型と、その稚拙な質問にあきれ果てたのは僕ひとりではなかったはずです。

番組の作り方からして、ある恣意的なテーマでつくられたVTRを流し、その内容に沿ったインタビューを行おうとする、これは、こういう番組の「クセ」のようなものかもしれませんが、明らかに「政策の話だけをする」という約束のうえで来たと思われる小沢さんはやはりムッとしていました。

「政倫審には出席するのか」「出席するなら国会開会前か後か」「強制起訴された時点で離党勧告されたらどうするのか」「与謝野氏起用をどう思うか」「政界再編はあるか」そういう政局話ばかり訊いてくる司会者ふたりとテクノ頭。

それに、「政策の話ということで来たんだが」と言いながらも応じる小沢さんの答えを、この3人の聞き手は、明らかに聞いていない。同じような質問を何度も繰り返すのに対し、また同じ答えを辛抱強く繰り返す小沢さんの姿が印象的でした。

しかし、2度ほど、小沢さんがキレかかりましたね。一度は、「09マニフェストを掲げたままの参院選では大敗した。それはマニフェストを修正してもいいという有権者の意思表示ではないか」というテクノ頭のアホな質問に「つまらん議論ですね」(笑)

参院選に大敗した原因は、明らかにマニフェストに違背する菅総理の「消費税増税」路線にあるのは、いまや子供にもわかる理屈でしょう。しかし、小沢さんはそれを直言せず、「一生懸命努力して修正ということになればそれでいい。しかし、まだまだ政治主導での努力が必要」という意味の答え。

小沢さんはかなり以前から、記者会見のときのメディア記者の「不勉強さ」に不快感を示してきたとききます。だから、小沢さんは嫌われてきたと。それはきっと、メディア記者に限らず、小沢さんと一時は行を共にしながら、離れていって敵対する側にまわったあの政治家、この政治家にも言えることなのでしょうが。

ともあれ、小沢さんにインタビューしてきたフリーランスのジャーナリストや文化人、岩上安身氏、上杉隆氏、角谷浩一氏、小西克哉氏らに比べると、テクノ頭の程度の悪さが際立って見えて仕方がありませんでした。記者クラブメディアの「質」とは、実はこの程度なのです。

もうひとつ、小沢さんがキレかかったのは、テクノ頭の「小沢さんのお仲間のなかにはTPPも消費税もダメだと言って、小沢さんをお神輿に担いで、反執行部の象徴のようにしているのはおかしいのではないか」という、またしても政局絡みの愚劣な質問に「それが(いつもの)一面的なマスコミの捉え方だ」と反発した場面。

「佐賀の乱」での江藤新平、「西南戦争」での西郷隆盛のような位置に小沢さんを当てはめ、神輿を担いだ不平士族をいわゆる「小沢グループ」に見立てるような言い方に「そんなことはない。その人たちも僕と同じ議論ですよ!」ときっぱり言い切ったんです。

「TPP参加」にいわゆる「小沢グループ」の人たちが慎重な態度をとるのは「自由貿易を否定しているのではない。今、何も(セーフティネットなどの)備えもないのに、ぜんぶ(関税などを)取っ払っちゃったら、大変でしょうとみんな言っているんです」と。

TPP参加については、「賛成しないわけではないが、これはアメリカの世界戦略です。金融で失敗したから、今度はこれ(TPP)で起死回生を狙っている。当然、あの国も国益に沿って動いている。政治家は、そういうことを見抜く目を持たなければ(大意)」との正論を述べていました。

ともかく、3人の聞き手のバカさ加減にはウンザリしましたが、救いだったのは脳科学者の茂木健一郎氏がゲストだったことですね。小沢さん側が出した条件だったのかもしれませんが、アホな野党政治家や御用評論家が出てこなかっただけでもマシでしょう。

「小沢さんの言っていることは、英語に訳せば、非常にわかりやすい、プリンシブルのこと」「小沢さんの『政治とカネ』の問題など、山積する政策課題の中の1%にも満たない」その通りです。よくぞ、言ってくれました。

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未分類 | コメント(0) | 20110117034125 | 編集
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