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現民主党政権が従うべきは、09衆議院選で国民に約束したマニフェスト以外にはない


菅政権がまた人事をいじくっている。
いつも内向きのことばかりに熱心なこの政権を見ていると、アジア史にいくつかその例が見られた、戦乱や飢えた民衆のことに関心を示さず、宮廷政治ばかりに明け暮れる腐敗した王朝を思い起こさせる。

民主党に過半数をとらせないために自ら立ち上げたはずの政党から飛び出し、かつて全否定していた政党に身を寄せることでまんまと「閣僚の椅子」を手にした無節操な老政治家には「軽蔑」の二文字しか浮かばないが、参加をさせる政党の陋劣さにも言葉を失う。
もしかしたら、戦後最悪の権力指向政権かもしれない。

昨日の党大会、ひどかったみたいだな。
両院議員総会の一部始終を観て、とても党大会まで観る気が起きなかった。
観るだけ時間の無駄だろうと思った。
そして、その予想は当たったようだ。
観なくて、良かった。

ニュース映像で、森ゆうこ議員の孤軍奮闘ぶりが映っていた。
歯がゆく思うのは、他の反執行部議員たちだ。
抗議する森議員について、一緒に壇上へ向かう議員がひとりもいない。
なんで、こんなにおとなしいんだろう。

「依法不依人」という言葉がある。
仏教用語で、「法に依って人に依らざれ」、すなわち、あくまで法(仏法)に従うべきで、人に従ってはいけないということだ。
基本、原則を無視し、あるいは捻じ曲げた一個人に民衆が従うことを強いられた末に起きた悲劇の例は、枚挙にいとまがないだろう。
人というのは善と悪の両面を併せ持つ。
それまで善の顔だけを見せていた人間が、権力を得たとたんに豹変し、民衆を虐げはじめる。
スターリン、毛沢東、金日成、社会主義国が個人崇拝に傾いたのは、一個人に権力が集中するその体制と、「人間」というものに対する浅薄な捉え方が原因ではないかと思う。
ともあれ、原理原則(マルクス・レーニン主義)に従うのではなく、一個人に従うことを強要された民衆の悲劇が、今も隣の北半分の国で続いている。

そしてその悲劇は、現在のわが国の政権政党である民主党内で、現出しているようだ。
岡田幹事長曰く、「挙党一致というのは、代表選で選んだ菅代表に従うということだ」。

それでは、その代表に選ばれた「人」が、どんな奇矯な振る舞いに及ぼうとも、民主党所属の議員は従わなければならないのか。
「オリジナル民主党」の面々が、これほど、全体主義的な思想の持ち主だとは、思わなかった。
自民党でさえ、「総裁の言うことに全部従え」などという政治家はいなかったのではないか。
どこが「民主」だろうか。

現民主党政権が従うべきは、09衆議院選で国民に約束したマニフェスト以外にはない。
それに違背し、無能な首相に従えとのたまって恥じないファッショ執行部に、なんで、もっと抗議の声をあげないのか。
もはや、紳士的なポーズをとっている場合ではない。
テレビに映るだけで瞬間的に視聴率が下がるほど、人心が離れてしまっている総理なんだ。
何を恐れることがあるのか。立ち向かうだけで、喝采する民衆は、少なくないはずだ。

ところで、去年の民主党大会のことを思い出した。
そのときに示したマスコミの態度と、今年の態度の違いのことなどを、明日、綴っていこうと思う。

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未分類 | コメント(0) | 20110114050137 | 編集
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