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「議員の劣化」は、「国会の劣化」であり、それはそのまま、「ニッポンの劣化」につながるのだ。

またぞろ、閣僚が「失言」して、野党がここを先途と声を張りあげて追及する馬鹿馬鹿しい場面が現出。
たしかに柳田法務大臣の軽口に対しては、擁護する気持ちのカケラもないけれど、その「ふたつの型の答弁」を三十数回もくりかえして、なんとか乗り切ってきているのは事実じゃないか。
「国会軽視」のあらわれと野党議員たちは騒ぐけれども、その国会が軽視されるくらいの低いレベルのものであることに、もうちょっと議員たちは危機感を募らせたらどうだろうか。

くだらないパフォーマンスを与野党が演じている国会が、軽視されても仕方ないというものだ。
そういう実のない行為の連続が、閣僚から緊張感を奪い、驕慢を生んで、また新たな「失言」が飛び出し、それがえんえんと繰り返される「負のスパイラル」に陥る。
失言とか、証人喚問の要求とか、政策論議とはまったく関係のない事柄で、膨大な時間と税金を蕩尽しているうちに、ニッポンの国力は衰え、東アジアにおいては「ひとり負け」の様相を呈しているんだ。

仙谷官房長官の「自衛隊という暴力装置」という言葉に猛然と噛み付いている自民党議員たちの「質の低さ」も、国会が軽視される所以であるだろう。
自衛隊を含む軍隊、警察など、国家が掌握している「武装した組織」が、暴力装置でなくて、なんだというのだ?
谷垣総裁や丸川某は「国を守るために必死で働いている自衛隊員に失礼」などとハズれたことを口走っていたが、暴力装置を暴力装置と言うことに、どういう「非礼さ」が潜んでいるというのだろう?
それは、「人間はサルの仲間である」という動かしがたい理論的な事実を言う人に対して、「それは人間に対して失礼だ」と文句を言うようなものではないのか。

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丸川某に至っては、「(自衛隊を暴力装置とするのは)シリビアン・コントロールに反する」などという、無知と浅薄さをさらけ出すような発言が飛び出した。
さすが、ずっと政治に無関心なままに選挙の投票放棄をくりかえした挙句、自らの選挙権が失効していることも知らず立候補したB層出身議員だ。
軍隊と警察を暴力装置として規定してはじめて、「文民統制」への指向が始まったのではないか。
丸川某のたてる「論理」の道筋は、まったく正反対であると言っていい。

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「暴力装置」という言葉が、誰彼を批判するとかいう類の言葉ではない、共産党の穀田氏の言う「学術用語」であることも、どうやら知らないらしい御仁が「議員」然としていることに、絶望に近い思いを抱かずにはおれない。

暴力を統制するためにはより強力な暴力、すなわち組織化された暴力(Organized violence)が社会の中で準備されなければならない。
軍隊、警察がこれにあたり、社会学者のマックス・ウェーバーはこれらを権力の根本にある暴力の独占(暴力装置)と位置づけた。

wiki「暴力」から引用


せめて、これくらいの知識をネットから得たうえで、「失言」を追及したらどうなんだろう?
いつだったか、小沢氏が交わした陸山会との覚書が偽造であったという証拠が「第五検察審査会の議決だ」と主張した、ウルトラスーパー無知の、名前は伏せるが西田昌司という自民党議員がいた。
議員の劣化は、国会の劣化であり、それはそのまま、「ニッポンの劣化」につながるのだ。

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未分類 | コメント(2) | 20101119095513 | 編集
791|肥後在住の憂国の志士|20101119080551

全く同感ですね。
長年こんなことに無駄な時間を費やし続けた結果が、今の日本の現状だと思います。
こういう無駄な時間にも、国民の税金から歳費が支払われていることを議員はもっと自覚して、日本の将来のために有効な議論をするべきだと思います。
792|taira|20101120183830

秦さん、お疲れ様です   大阪の件、残念です。   
あのプラカードで、辛抱のいる悪の巣窟 読売テレビ前でデモしていただければ、さぞや痛快だったでしょうに!

国会の空騒ぎ、、、まさに仰るとおり!
自衛隊の暴力装置に対し、自衛隊に無礼とか言ってる元自衛官上がりの馬鹿議員もいるそうですが、自分の無知を棚に上げて何寝ぼけたこと言ってるんだって?って感じですね!  とはいえ私自身も、この言葉 当然ながら知りませんでした。
確かに紛らわしい言葉ですが 初めの勘違いならいざ知らず、それを執拗に引っ張るところに今の自民の惨さがあります。

本当に、こんなことしてる場合ではないのに。
よく戦国時代を背景にした歴史小説(太閤記、武田信玄など)など読むと、次に何処の国を侵略するかは、殿が暗愚で家臣同士が自分達の権力争いばかりしてる国というのが定番です。

今の日本そのものですよ!  ロシア、中国、アメリカなどから金だの領土など侵されかけ食い物にされてるのに、取るに足らない言葉遊びで無駄に時間を費やしている。
柳田発言に関しては、公平に見て 庇いきれないと言うか、、、自民もやってきたことだろっていうのは、あっても それを公衆の面前で口にした軽率さにはどうしようもないね・・・・と言うのが正直なところです。


それにしても与党経験のある「違いのある野党」だったはずの自民が、あまりにも無節操な揚げ足取り攻撃ばかり。
丸川だの小泉の若僧だのの新人の襲名披露のごときスタンドプレイばかりを許している国会には、深い絶望感を持ちます。

私は歴史と世相をなぞらえる傾向が強いですが、前に黒船来襲のときの日本と感想を述べました。
しかし、直近の感じは・・・・ネットで散見される諸説に影響されてですが・・・・戦前の日本ですね!

つまり軍部が統帥権干犯問題などで、独走した過程と似ていると言うのです。
具体的に言うと暴力装置なるものの最近の勝手な行動  勝谷氏は軍部のクーデターと同じだといってましたね。
海保の人間のビデオ流出、沖縄地検の政府の意思に逆らった発言(日中関係を慮り釈放などと、舞台裏を暴露、政府の思い描いた着地点への反抗)、自衛隊の民主党は早く政権から去って欲しい発言、其民主党議員への「2度と来るな」発言等、、、、まさに武器なきクーデターが連日、散見されます。

これは又、民主党が問題にしていた官僚の反抗でもあるわけです。
マスゴミが自分らの紙面のネタ作りに政府を上げたり下げたりして、ちっとも重みのない政府

よく言論が開かれた日本は中国,北朝鮮より優れていると自画自賛(マスコミが)してますが、モノには程度というものがあるように思います。
少なくとも、あの国々の元首は実態はどうあれ、それなりに重んじられています。
日本は?  空き缶だの、ルーピーだの 元首が子供にまで馬鹿にされる国情
何も民主だけでなく、その前も アホ太郎だの(これは私も率先して囃していましたが・・・)

ものには限度がある、結局 この国で一番賢そうで偉そうに見えるのは 批判ばっかりして 自らはそれを免除されてるマスゴミの連中(安物コメンテーター、司会者など)
そして、こんな連中上がりの奴が立派に見え、知事候補になったり 当選なんかする。

一部に上場してなくても、少し支社、工場を複数もってる程度の社長のほうが、よほど偉く見えます。
実態はともかく、利害関係者ばかりという閉じた世界では批判するものがないからです。
それこそ昔の殿様のように、皆 土下座してで迎えます。
自分ははっきり言って、こういう体質が大嫌いです。

でも・・・その国の元首が連日、馬鹿扱いされ ころころ変わると言うこの国の体質、システムは異常です。
だから官僚に舐められ、軍部もどきが独走するんです!
ころころ変わる元首は、自国の宦官もどきに舐められるだけでなく、4年間変わることのない大統領制の国々の元首からも舐められます。

マスゴミは自分のネタ作りのためだけに、野党は自党のスタンドプレーだけのために行動し・・・・

本当に、もうこんな国 どうなってもいいやと感じてしまいます。
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