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政党もメディアの「世論調査」を信じていないようだ

いつも目にたくさんこびりついたウロコを落としてくれる田中良紹氏のサイト「国会探検」に一昨日アップされた「世論調査を信ずるバカ」という記事の、いちいち首肯せざるを得ない内容を読んで、僕がもう20歳も若くて、妻もなく、今年大学入学予定の息子もない、天涯孤独の身であったなら、田中氏に弟子入りして、お宅に書生兼用心棒として住まわせてもらって、掃除洗濯炊事をお手伝いさせていただきながら、あらゆる教えを乞うのにな、と思った。

写真を拝見したら、どこか、父祖の地である島根県沖合いの隠岐諸島のひとつ、知夫里島に在住する叔父に似ている。眉毛の太さ、濃さがわが一族の遺伝的特徴であるからだ。それだけに親近感も湧くというものだが、やはり、書かれている内容が、いかに日本人の大部分が、クロをシロ、シロをクロと騙されてきたか、曲がりなりの民主主義国家であるとの幻想を抱かされてきたかを思い知って余りあるものだ。首都圏に住んでいないので、「銀座田中塾」に参加出来ないのが残念である。

新聞各社やテレビ各局の行う「世論調査」が信用できないことは、このブログの「『世論調査』がデッチあげる『世論』」で述べた。朝日の行った世論調査の「設問内容」を読んだだけで判断した記事だったが、その裏づけをしてくれたのがこの「世論調査を信ずるバカ」だった。たしかに、公的な機関でもない、調査専門会社でもない、一私企業たるメディア各社が、緊縮された予算で下請けに丸投げしたような片手間に行った調査の結果を、まるで絶対の真理のごとく扱って、それをもとに現政権や政治家を糾弾するのは、まるで壮大な「自作自演」と言うほかはない。

ところで、昨日、興味深いブログ記事を見かけた。「地獄への階段」様の公明党、政治資金(調査研究費)の9割を占める謎の企業?! というエントリだ。
公明党の平成20年度収支報告書の支出の項に、「政務調査費」として計上しているおよそ8千万円のうち、実に9割強の約7千5百万円が、「JTC」という会社に支払われている。しかし、この会社、検索をかけてもぜんぜんヒットしない。住所は報告書に明記されているが、これは一体、どういう会社なのか、ということだ。たしかに僕もおかしいと思った。本当にこの会社の実体はあるのだろうか?

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「だったら、電話番号を訊くのがてっとり早い」そう思って、104に訊ねてみたが、「新宿区で『JTC』という会社の届出はありません」とのこと。ますます怪しくなった。政治資金報告書に記された公党と取引のある会社が、固定電話の届けもしていないということがあるものだろうか?ただ、住所に記された雑居ビルはたしかに存在し、一階は予備校であることははっきりしている。予備校の人の話では、2階の一室に「JTC」の看板が掲げられているということで、実体としてはあるようだ。しかし、このJTC、いったい何をする会社なのか?僕は少し思案して、公明党本部に電話をしてみることにした。

電話に出た女性職員に、自分の本名と、「公明新聞」の読者であることを告げ、「JTCとはどういう会社なのか?」と説明を求めると、折り返し電話をするのでと電話番号をきかれた。ちゃんと正確な電話番号を告げて、待っていると、10分ほどしてかかってきた。中年と思われる男性の低い声が用件を訊ねる。僕は、20年度の政治資金報告書に記されている「(株)JTC」という会社に多額の支出があるようだが、それは、どういう会社なのかと、再度、訊ねる。

「それは私どもにはわかりかねます」と男性の慇懃な答え。
「え?どういう会社かわからない相手と取引してるんですか?」
「そういうわけでは、ありませんが・・・。あなたがお調べになったら、いかがですか?」
「調べた末にわからないから、公明党さんに電話しているんですが?」
「取引先の会社の業務内容を、私どもが説明する立場にはありません」
「しかし、政治資金報告書は、国民の注視と監視のために公開を義務付けられているんじゃなかったんでしょうか?」
「はあ、まあ・・」
「他党の政治資金をあれほど厳しく追及するのであれば、なおさらご自身の党の政治資金についてそれこそ文字通り公明であるべきだと僕は思いますが」
そこで、この人は感情的になりはじめた。
「私どもが追及するのは『入り』の部分です!これは『出』のことではないですか!」
「それがどうかしましたか」
「私たち公明党は報告書に記載して困るようなことは断じて記載していない!」
「それでは、どういう会社で、どういう政務調査をやっているか、言ってもかまわないんじゃないですか?どうして隠すような言い方なんですか?」
「隠すなんて、人聞きの悪いことを言わないでもらいたい!」
「じゃあ、教えてくださいよ」
しばらく、こういう不毛なやりとりが続いた。

これは、いかん。僕は思った。警戒を抱かせないために、最初から本名と住んでいるところを告げ、電話番号も正確に教えていたのだが、結局、通じず、相手はキレてしまっている。微妙なところを衝かれていると相手が感じている証拠だが、あえて、諭すような口調で言ってみた。
「すみません、冷静になっていただけますか?僕は追及しているんじゃない。あくまで、こんなに多額のお金を使ってする政務調査とは一体、どういうものなのか、政党交付金を払っている納税者のひとりとして、素朴な疑問を抱いたから訊いているのであって、そんな感情的になられても困るのですが」
<政党交付金を払っている納税者>という表現がきいたのかもしれない、相手も軟化してきた。
「たまに、ひどい電話があるもので、警戒する癖がついてます、お許しください」
「それはわかります。だから、名前、電話番号を最初に明らかにしたんですけどね」
「それはそうですね、お詫びします」
「僕はクリーンな公明党さんが、本当にクリーンであって欲しいから、訊いているんです。お願いしますよ」
「わかりました。詳しいことはわかりませんが、この会社は、世論調査を行っているところのようです」
「ははあ~、なるほど」

最初からこう言ってくれれば良かったのだ。妙に警戒して答えをはぐらかすから、余計な時間を使ってしまう。
しかし、今まで、色んなことで煮え湯を飲まされた経験があるのだろう、組織防衛に走るのは、まあ、仕方ないか。
忙しい時間にお邪魔したことを謝罪して、僕は電話を切った。

なるほど、これは、公明党が秘密裏に行っている「世論調査」のための「会社」なのだ。
おそらく、固定電話が存在しないところから、ふだんの業務は行われていない。
いや、もしかしたら、7千5百万円もの巨額の支出の「受け皿」として必要なために、「実体」を取り繕っているだけの、いわゆる幽霊会社なのかもしれない。
僕がジャーナリストならば、会社の登記簿などを精査するところだろうが、あいにくと、そういうヒマとカネがないので、以上のことは推測の域を出るものではない。

しかし、世論調査は、実際に行っているようだ。
「JTC 世論調査」でぐぐってみたところ、以下のブログがひっかかってきた。

これが、世論調査というものか!
さて、今朝電話がかかってきました。
取るといきなりコンピュータ音声で、「JTCリサーチセンターです」との声が。
内容は、支持政党や麻生政権を支持するか(しないよ)とか、選挙の時に地元の立后方の誰を支持するかといった内容でした。


JTCリサーチセンター?
「こちらはJTCリサーチセンター(違うかもしれない)です。
 自動作成?した電話番号にかけています。
 数十秒で終わりますのでアンケートにご協力ください。・・・」
「福田内閣を支持しますか?」
「どの政党を支持しますか?」
「11/18の大阪市長選挙は行きますか?」
「投票する候補者は決めていますか?&誰ですか?」
「あなたは大阪市に住んでいますか?」
「あなたの年齢は20代or30代or・・・・?」


前者の「2008年11月」という日付は、麻生政権発足後まもなく、「解散総選挙」の可能性がいわれて、(結局、先延ばしになったが)各政党、議員が選挙準備に慌しかった頃である。後者の「2007年11月」の日付も内容からもわかるとおり、大阪市長選挙の直前。このときは民主系の現・市長である平松邦夫氏が、現職だった自公推薦候補を破っている。公明党にとっては、与党から転げ落ちるかどうかの瀬戸際であり、緊急世論調査の必要に迫られたのであろう。

各党が独自の調査を行っているらしいことは知っていた。しかし、その実態は、明らかにされてこなかった。今回、政治資金報告書から、その実態の一端が垣間見ることが出来たのだが、設問を見るとシンプルで、各メディアが行う誘導的なものとはかなり異なるものだ。それはそうだ、純粋に「正確さ」をもとめないと、誤った判断に、結びついてしまうからね。「世論を誘導してやろう」という目的意識と、「正確な支持率を知りたい」という目的意識は、その根っこのところでまったく別なものだから。

以上のことで、「政党」もメディアの世論調査なんか信じていないのがわかる。しかし、なぜか自分たちが秘密裏に独自で世論調査していることは、明らかにはしたがらないようだ(笑)そして、表向きには「新聞社の支持率ではこうなっている!」と、マスコミ調査を前提として議論を行う。「私たちの独自の調査ではこうなっている」とは、決して言わないのだ(笑)





あの夏の光と影はどこへ行ってしまったの?
・・・・今年の夏に真の無血革命の完成を期待します。



速報! 原口総務大臣が「検察を始めとする全省庁の裏金の洗い出し」を指示
さっき報道ステーションで流されました。
古館「裏金の洗い出しは是非、やってもらわなければならないが、検察庁という単語に、民主党の対検察という怨念めいた抗争意識はないか?と感じる。検察庁の裏金問題と言えば、例の三井環さんの件が思い浮かぶが・・」
検察が槍玉にあげられるときのこのトーンの低さにはあきれてしまう。さて、検察べったり腐れマスコミは、このことをどう報じるかがみものというものだ。

北海道の小林千代美「事件」で、ついに堪忍袋の尾が切れたんじゃないか?
反攻開始が遅すぎるよ、徹底して、やってくれ!



★本日のナニコレ写真★

不気味な警官
不気味な警官
草むらに隠れて、僕が現れるのを待ち構えていました。(宮崎県・延岡市)

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