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秦映児です

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ドラマの喪失

ティッシュの箱にアリがたかっていまして・・。
なにか上に甘いものでもこぼしたのかと思っていましたが、どうもそういう形跡もないんです。
そこで、「ティッシュ アリ」で検索をかけたところ、たくさん、HITしました。
なんでも紙に「甘い香り」をつけるために、そういう成分をまぶしているのだとか・・。
ま、それはそれとして、思ったのは、「便利な世の中になったなあ」と・・。
疑問点があれば、たちどころに教えてくれる「ネット」の存在。
ありがたいと思いますが、一抹の不安を感じずにはおれません。

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昔は学校の課題などで調べものがあると、すぐ図書館に行ったものですよね。
そして、昔のことは、おじいちゃんやおばあちゃんが、喜んで教えてくれました。
「図書館に行く」「年寄りにきく」そういう行動の過程そのものに意味があり、人間としての成長を促す貴重な経験であったと思います。
目的意識をひとつ持って、それに向けてアクションを起こしていく・・そこにドラマが生まれ、それが人格に彩りや深みを与えてくれる。
ぽんぽんとキーを叩けば、たちどころに答えが出てくる。
そこにはどんなドラマも感動も乏しいものしかないような気がします。

携帯電話もそうですよね。
携帯もメールもない時代。
今から思えば、とても考えられませんが・・。
たとえば彼女と待ち合わせをする。
どちらかが場所を間違えて、とうとう逢えなかったりする。
彼女はおかんむり。
自分は平謝り。
仲直りできるかもしれない。
でも、それがきっかけで別れてしまうかもしれない。

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不便であることが、そういうドラマを生む。
そういう無数のドラマを経て、人間の精神は鍛えられ、その内部に経験という名の年輪を刻んでいくんです。
他人を見下し、批判ばかりする。
「内省」ということが、致命的なほどに欠如していて、「自分がそういう立場に置かれたらどうか」といった想像力がまったく、湧かない。
今の一部の若い人にありがちなそういう傾向は、「便利さ」を獲得するために、「経験」というものが、ことごとくショートカットされた末の、悲しい事態ではないかと思うのです。

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未分類 | コメント(1) | 20101031093007 | 編集
744|-|20101031185400

実体験のなさから来る想像力の欠如・・・まったくそのとおりだと思います。
「自分だったら」という想像力もそうです。
自分自身と、それ以外の出来事を別の世界として考えてしまう。
他人は他人であって、自分ではない、ということを無意識に認識してるんですね。
遊びで虫を殺してしまう子供のまま・・・そんな感じに通じる気がします。
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