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みんなは悪い人だというが私にはいつも いいひとだった

今日は時間がないので、昔のことを書いた日記にちょっと加筆。

高2のとき、両親は自分たちのことばかりで、僕の進路のことなどは二の次だった。
高3になって、離婚が決まり、僕は完全に放置されてしまった。
それから、先輩の学生や労働者の反戦運動に影響され、東京まで過激なデモに出かけては、何度も停学処分を食らった。
そう・・そういう時代だった。

そうやって卒業しても、僕は進学も就職もしないで、バイトだけをしていた。
まあ、今でいうニートのはしりのようなものだ。

1975年9月30日、19の秋、戦後初めてアメリカまで朝貢外交に出発する天皇ヒロヒトに抗議して、羽田空港近くの蒲田で行ったデモで、とうとう、警察に捕まり、渋谷署に20日間、留置された。
一緒に捕まった都立高校の生徒ふたりが、「先生に奨められてデモに参加した」と供述して、社会問題になったらしいが、代用監獄に詐欺犯やチンピラと押し込められていた僕には、知る由もなかった。

収監中に、代々木の日本共産党を襲撃して捕まったという、同じ年頃の右翼青年が隣の房に入ってきた。
監視役の警官は、僕が彼と顔を合わせることがないよう、腐心していたらしいので、どんな顔をしているのか、ついにはわからなかった。

しかし、ときどき、彼が歌を口ずさんでいるのが、聞こえてきた。
低音だが、なかなかの美声で歌うその曲は、松尾和子の「再会」だった。

みんなは悪い人だというが
私にはいつも
いいひとだった
小さな青空
監獄の壁を
ああ ああ 見つめては
泣いているあなた

敵であるはずの彼の歌声が、僕の胸に、錐のようになって、刺し入ってきた。
方向は正反対でも、同質の何かを共有していると思った。


(大好きな山崎ハコヴァージョンで・・)

19の「少年」であることが露見し、家裁に送致、不処分ということになって、外に出された。
僕はその足で、真っ先に映画館に向かった。
映画を観ることに、飢えていた。

そのとき、渋谷の映画館で観たのが、内田吐夢監督の「飢餓海峡」。
昭和39年(といえば、東京オリンピックの年)公開作品のリバイバル上映だった。

今日ふたたび、30年ぶりにその映画を観た。
重厚な映画だ。
貧しかった、昭和期の日本。
そのなかで、精一杯生きる不遇の男女・・。
そして、あぶり出される罪と罰・・。

左幸子が演じる、一途な娼妓が絶品。
胸をきゅっと抓られるような、せつなさに満たされた。


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未分類 | コメント(4) | 20101029092133 | 編集
739|トッペイ|20101029030732

飢餓海峡は私も大好きな映画のひとつです。初めて見たとき、日本にもこんな凄い映画があったのかと衝撃を受けました。貧しさゆえに犯罪を犯した主人公の垂水、娼婦でありながら菩薩のような心を持つ八重との邂逅とその死、モノクロゆえに余計にリアリティがあって人間の業をこれほど鋭く描いた作品も滅多にないと思います。
役者も三国連太郎、左幸子、伴淳三郎と演技派が揃っており、これだけ骨太の作品は今の日本映画で作るのは難しいでしょう。
内田吐夢の他の作品では時代劇の「血槍富士」も素晴らしいですよ。
740|taira|20101029212902

最近、思うことですが映児さんはじめ色々なブロガーの方の意見が如何に秀逸でバランス感覚が取れているかということ、
そりゃ多少、好き嫌い、思想の関係でバイアスが、かかっているとしても概ね理性的で公平にあるように見えます。
私も、この国の民度に呆れる1人ですが、何故に個人では優秀なのに塊となると愚かなのか?
此処のところ、常々考えていた疑問です。  
もちろん一言コメントで罵詈雑言だけが目的のネトウヨみたいなのもいますが、そういうのは論外として・・・

つまり組織というものが癌なのではと。 (この言い方には語弊があり、組織を全面否定はしてません  組織の持つ欠点を言っています)
龍馬伝でも、ありますが藩という括りがあるために自由な意見が阻害されたので脱藩
今のマスゴミの下らなさ、、、、多分若い記者にもマトモで、優秀な人は居ても 上にナベツネみたいなのが居ると悪しき組織の括りに縛られる。
今の自民の程度の悪さ、、、、あれとて党利党略で、まともな思考が阻害されているのでしょう。
たとえば与党であっても、大臣という括りが外れたとたん昔の生き生きさを、取り戻す人も居ます。


それと小沢一郎という案件ほど、優れたリトマス試験紙はないのでは?ということです。
ヒステリックで下品な、みの、テリー、辛抱は論外として 私が度々、俎上に上げる毎日の与良、それに岸井、岩見など、かつては その落着いた語り口、年の功から来る安心感も含め私の信頼するジャーナリストでした。
それが優れたリトマス試験紙のお陰で、すっかり化けの皮がはがれましたね。
どの分野にせよ批判者たるものは公平でないと、その信用性は担保されません。
だから、どんなに賢そうなこと、気の利いた事を言っても そこに捻れ・・・いわゆるご都合主義・・・ダブルスタンダードを見出してしまうと、もう
その人物の意見には真剣に耳を貸しません。
とはいえ、こちらは情報弱者、、、一応 聞きはするけど 詐欺師の口上を聞くように話半分で聞いています。

郷原さん、山口さんなど頼もしい小沢擁護の方々、彼らは必ず 枕に 小沢さんの支持者ではない、小沢さん自体は、どうでもいい とおっしゃいます。
それでこそだと思うのです!  私は自身が小沢信者である事に迷いはないですが、弁護したくなる第一の理由は小沢さんだからというより、
明らかにおかしいからです。
自分も、この1年 小沢運動してるのは小沢さんだからというよりも社会の不条理への怒りからなのでしょう。
あるいは自分が、かつて受けたであろう不条理への怒りの代理戦争みたいなものかもしれません。

話を戻すと、おおむね こうした見極め方で全てを鑑賞しています。
たとえば自分は経済も好きで分からないなりにも、背伸びして経済本、経済ブログを、よく愛読しています。
ただ、やはり難しく 専門用語や独自の例えで解説される方も多く居ます。
それでも、これは怪しいというのは、やはりなんとなく分かります。  小沢問題と同じで他の意見を批判するときに過剰に扇情的、ヒステリックな文体が、ある場合です。  
よく言われる声の大きい人ほど怪しいという、、あれです。
ペテンにかかる場合も同じだと思うのですが、大抵 相手は こちらの知らない専門用語、難しい理屈でこちらを翻弄します。
こちらは分からなければ反論も出来ず受動的にならざるを得ない。
そうしたとき相手に都合のいい誘惑、刷り込みが行われる。

つまり今のマスゴミの論調は詐欺商法と同じだと思います、、、、今さらジロー な主張ですね(笑) 

私が過去に匿名であげた其偏向評論家 もう実名を上げてもいいでしょう!  青山繁晴です。
この仁も、かつては信頼する人間の1人でした。  しかし、さきほどの私の法則でペテン師に認定!

つまり去年でしたか? 小沢問題が再燃しかけたとき、この者は 検察が間違うはずがない! この国は北朝鮮と一緒ですか?
なんて大声でアジ演説もどきをしたんですね!   思えばあれがきっかけでした。
その後、こやつは 検察疑惑が起きても、そのことの弁明もなく、 官房機密費問題では上杉氏をインチキだと批判してるという噂も聞きます。
しかし、なかなかのストリーテラーで、フィクションとしては面白そうなネタも 披瀝するのがこの男の芸なので、ついつい聞いてしまいます。
それに、この男の十八番の芸・・・私が、去るところから聞いた話しでは・・・もう噴飯物で、それこそ眉唾物で聞いています。
ただ、やはり こちらは情報弱者  ペテン師にもペテン師なりの流儀があり、相手を信じさせるために多少の事実もあるのではとも思います。
なので いつも奴の胡散臭い話を丹念に起こしされてる方が居ますので、ご覧ください!

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid903.html

中には、興味深い情報もあるのではと思います。
青山が誘導しようとしてる部分は捨象、あるいは逆に考えるなどし・・・・岡田の思惑、与謝野発言の真意、公明の動きなどは 仮説として頭の中にとどめるのも悪くないかと・・・


記事に触発され久しぶりに 松尾和子 再会を動画で見ました・・・・  嗚呼、、、なんと、かつての歌謡曲の素晴らしいことよ!
特に私はフランク永井、松尾和子 などのムード歌謡の大ファンで・・・  昔は良かった、、、なんて又言いそうです。
でも、、まあ今は今で簡単にかつての名曲を聞けるので、それもまたそれでよしや!ですけどね。


飢餓海峡・・・・私も大大大好きで、、、   三国さんに惚れだしたのも、この映画からです。
あの白黒だけで織り成す人間の業、、、  恐山のお経? をバックに三国さんが左さんを絞め殺す場面、、、今も脳裏から離れない衝撃でした。
ちなみに、私 この映画の影響で、昔 犬飼多吉なんてハンドルで各所で論戦?荒らしまわってましたっけ、、、蛇足ですが。
749|kazu(Gevarista)|20101102143156

 多分貴方は私の6つ年下、思春期の壮絶な日々に共感とほろ苦い思い出に駆られます。
 タイムラグはありつつも同じ生き方をし、そして今また同じ思いを抱く貴方に連帯を表明します、共に闘わん!!
752|こんにちわ|20101103232955

こんにちわ,今回初めて書き込みさせて頂きます(*^_^*)♪
内容がとても斬新でいつも楽しみにブログ拝見させて頂いております。
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