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「国策捜査」という本質隠しの主任検事逮捕

昨日の続きのようになるが・・。

朝日だけでなく、他のメディアも、検察批判の大合唱を始めた。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という、ビートたけし原作のギャグがあったが、「朝日」が一歩前に踏み出したのを見て、他のメディアも「安心して」、横断歩道を渡りはじめたようだ。

この国の記者クラブメディアが、いつも見せる気味悪いくらいに横並びの言動には、もう慣れっこになってしまっている。
けれども、「検察批判」で一致しているという今の光景は、なかなかに珍しく、実に興味深い。
何故なら、マスコミにとって「検察」とはイコール「正義」であり、それは、疑う余地もないほどの、「神聖不可侵」といってもいいものだったからだ。

小沢一郎氏に対し、その3人の秘書が、今年二月、「逮捕された」というだけで、たちまち「説明責任」を連呼しはじめ、驚くべきことに、未だに言い続けているのが、その確たる証拠だ。
「逮捕=有罪」を、まるで数学の公式のように認識している頭の奥底には、「逮捕する側には問題はなかったか」という一片の疑問も持ち合わせていない抜きがたい「検察無謬説」が潜んでいた。

だから、まるで、検察の下部機関のように、恣意的な見込み捜査のお先棒を担ぎ、世間に対する「検察有利」の情勢をせっせと構築してきた。
まさに「癒着」とは、このことではなかったか。

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しかし、ことここに至ってもなお、検察とマスコミは一致した行動をとっている。
それは、この事件の「特異化」をはかっているという点である。

昨日も書いたとおり、小沢氏の件と村木さんの件は、検察・マスコミが目論んだ「民主党潰し」という一点で明確にリンクしている。
「東の西松、西の凛の会」という形で、東京、大阪の両地検特捜部が、前後するように強制捜査をしている。
それぞれ、ある政治家をハメて、政権交代に向けて追い風に乗った民主党にダメージを与えようとした「国策捜査」であることが、この両事件の本質である。

しかし、その本質だけは、絶対に、世間に悟られてはならない。検察も、マスコミも。
村木さん事件におけるFD改竄は、何の背景もない、ひとりの自信家の検事が、功名心にはやってやってしまった「個別的で特異な事件」ということにに仕立てあげなければならない。

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要するに、「事件の本質隠し」が、昨日の前田主任検事逮捕劇の実相なのだ。
その格好の証拠を、毎日の記事のなかに見つけた。

自民党の山本一太参院政審会長は22日の記者会見で「小沢さんや鈴木宗男さんに対する捜査とは違う。
検察はほかの事件もかなり強引に捏造(ねつぞう)していると有権者に思われたら大変だ」と述べ、他の事件とは区別すべきだとの考えを強調した。

「特捜証拠改ざん:「可視化実現を」の声 主任検事逮捕受け」


実に、正直に、マスコミと検察の代弁をしている。
両者の願望を、代わりに述べてやった山本議員は、新聞業界を票田に持つ、利権政治屋である。
マスコミのスピーカーとして、これまでも活躍し、メディアに露出しまくってきた。
一太氏が決して、頭が悪いわけではない。
忠実に、自らを支えてくれる業界を、弁護しているだけなのだから。

拙ブログ記事を参照されたし→山本一太氏のような利権政治屋に金を貢いで延命をはかってきた新聞業界


ところで、今回のスクープをした朝日の記者は、「下野新聞」という地方新聞出身で、今の朝日に珍しく反権力の信念を持ったジャーナリストだということだ。

この事件をスクープした板橋洋佳氏は、正に「掃き溜めに鶴」。
 検察べったりの垂れ流しの朝日新聞記者とは別の、社会部の記者のようです。地方紙下野新聞時代にも、記者魂に基づく信念を貫いた記事を書いていたようです。
 
 腐り切った企業文化に毒されず、自身の信念を貫く報道姿勢には、「自ら省みて直くんば、
千万人といえども我行かん。」の心意気を感じます。心より拍手を送りたい。

<参考>
【冤罪と報道】「フロッピーの日付、検察に都合よく 押収資料改ざん疑惑」記者板橋洋佳氏は地方紙下野新聞の記者魂か?

>板橋氏はかつて「捜査員にべったり張り付いて得る情報ではなく、権力と対峙して報道し
ていくことに書きがいを感じる」と語っており、彼らしさが発揮された記事といえる。<
http://ameblo.jp/aratakyo/page-1.html#main

阿修羅掲示板より

末端の良心的な記者が書いた真っ当な記事が、新聞上層部に「利用価値アリ」と判断され、「本質隠し」に使われたと、そういうことではなかったのか。

強烈な睡魔のなかで書いたので、乱文、お許しを。

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