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TBS「総力報道」後藤キャスターの誤答

石川議員が保釈後、はじめて記者会見をした。
理不尽な検察権力と戦い抜いたあとだからだろうか、表情は厳しかったが、話す声は張りがあり、力強く感じた。

石川議員、辞職も離党もせず=「意図的な虚偽記載」否定

小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で起訴された元秘書の石川知裕同党衆院議員(北海道11区)は9日、地元の北海道帯広市内で自らの進退について記者会見した。同議員は「地元総支部や後援会の総意として、離党や議員辞職はせず、地域の代表として一日も早く国会に戻って活動するように、と強い励ましを受けた」と指摘。その上で「私に与えられた職責を果たしていきたい」と述べ、議員辞職も離党もしない考えを表明した。
石川議員は「皆様のお声をまずは重く受け止めている。一任をいただいたので、自分自身で判断したい」と語った。
また、事件について「意図的に虚偽の報告をしたことはない。水谷建設などからの不正な金銭を授受したことも一切ない。(事実関係は)今後の公判で明らかにされる」と述べた。


支援者たちの「地域の代表として」という言葉は重い。議員としてのわが身は、自分ひとりのものではないということだ。
自民党の大島理森が、自分の農水相時代の疑惑を棚にあげ、「倫理観がない」云々と批判していたが、北海道11区の民意を無視して、ここで軽々と離党や辞職をすることのほうがはるかに無責任であり、倫理的に問題があると僕は思う。
ところで、「意図的に虚偽の報告をしたことはない。水谷建設などからの不正な金銭を授受したことも一切ない。(事実関係は)今後の公判で明らかにされる」という発言はかなり重要だ。
石川氏は、政治資金収支報告書への虚偽記載について「わざと記載しなかった」と犯意を認める供述を行ったはずではなかったか。(石川容疑者、犯意認める 「後任秘書に虚偽記載指示」)
あれだけマスコミのリーク記事を疑っていたはずなのに「意図的な不記載は認めている」ということが、知らず知らず頭蓋の中に刷り込まれてしまっていた不明を羞じなければならない。
とにかく、このスタンスは、「無罪を主張して、徹底的にたたかう!」ということだろう。心の底から応援したいと思う。

このニュースはTBSの「総力報道 THE NEWS」で知ったのだが、あの民主党叩きの急先鋒、後藤謙次キャスターは、この石川議員の「辞職も離党もしない」という言葉を受け、トクトクと「その裏にある意図」を解説してみせた。

公職選挙法では欠員が生じた場合、行われる補欠選挙は年に2回となっている。
今年の場合、3月15日までに、もし石川議員が辞職すると、4月25日が投開票となる。
3月15日を過ぎると、参議院選挙後の9月に投開票となる。
民主党としては、なんとしても、4月の補欠選挙は避けたい。
そうなれば、北海道11区には、故・中川昭一氏の妻、郁子さんが立つだろう。
この弔い合戦でもし郁子さんが勝ちでもしたら、夏の参議院選挙への民主党にとってのダメージがはかりしれないものとなる。
だから、民主党は、3月15日まで辞職はさせないだろう。


うろ覚えで正確ではないかもしれないが、大意、以上のような「解説」を、フリップを駆使しつつ、得意げに開陳していた。

ところが、番組の最後、視聴者の指摘でも受けたのか、うろたえた調子でそれを訂正(笑)
マジックで書きなぐられたボードを見せつつ、

3月16日以降でも、通常国会の会期末(延長がなければ6月16日)までの辞職なら9月の投開票はない。

と早口で解説し、陳謝したのだ。
その場合は、参議院とのダブル選挙になるらしい。(補欠選挙
「9月補選なら、参議院選の後であり、その時期にどんな形の選挙をしようが、民主党にはさしたる痛痒はない。参院選前の4月だと影響があるので、なんとしても避けたいと考えているはずだ」
後藤サンはこう言いたかったのだろうが、3月16日を過ぎて辞職なら、参議院選とのダブルになり、ここで中川郁子さんが立つと、その「弔い合戦」に話題が集中し、参議院にも影響するかもしれず、どっちみち、民主党にとっては歓迎すべき事態にはならないと僕は思う。
9月補選という民主党にとっての安全カードは、延長国会のない場合の6月16日以降に、石川議員が辞職することでもたらされることになる。
とにかく、「民主党は石川議員が辞めるなら3月16日以降にしてほしいと思っている」という後藤さん風邪薬の推論は、根底から崩れ去っていると言っていい。
高額のギャラをもらっているはずのキャスター様の、ろくに公選法を調べもせず、間違った認識をもとにしたいい加減な解説は、どんなに日頃、一方的な偏った目線で、予断をもって、軽くニュースを「料理」しているかを示して余りあるというべきだろう。

「議員辞職しない」というのは石川氏の強い意志のあらわれであって、他のどんな意向もはたらいてないだろう。
ここで辞めれば、またこういう理不尽を許すことになる。
常に「裏」を邪推する不勉強な偏向キャスターには、わからないだろうが。


※勘違いしているところがありましたので、最初の稿より訂正をいたしました。

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マスコミ報道って本当にヒドイね (2010年1月16日の映児mixi日記より)

今、TBSを見てるけどさ、後藤謙次とかいうキャスターが、民主党大会を見に行ったらしいんだけど、
「異様異常な大会だった」
ってのたまってるわけ。
「誰ひとり異議を唱えない」からだそうだが、このひと、ものごとを捉える尺度が、常人とは甚だしくズレまくっているようだ。
だって小沢氏は挨拶の中で、「4億円の出所は私どもが長年、積み立ててきたものだ。金融機関名、支店名を明らかにして、当局にお知らせした」と、ちゃんと言っている。
それなりの説明責任を、出席者に対して果たしている。
もし、小沢氏が今回の「事件」について、まったくダンマリを決め込んだのなら、それに出席者が異議を唱えなければ、そりゃ、少し異常といえるかもしれない。
しかし、そうではなく、キチンと説明している自分の党の幹事長に、このうえ、なんの異議を唱えなければならないというのか。
たしか、昨日、「明日の民主党大会はきっと大荒れになりますよ」と言っていたのはこのひとじゃなかったかと思う。
それを楽しみに、いそいそと民主党大会に出かけていったのかもしれないが、いくらアテがはずれて悔しかったとはいえ、こんな自分の卑小な主観中心にレポートをやって許されるのか。
異議が百出して、怒号が飛び交うような党大会が、では、正常だとでもいうのか?
自党の幹事長の言うことを信じない人間ばかりの党が、では、正常な党とでもいうのか?
「一枚岩=気持ち悪い=不正常」そういうカビの生えた固定観念が、偏見になって骨髄まで沁み込んでいる。
そういうヤカラばかりが支配するジャーナリズムを、真に国民に利するものとするための、大改革が望まれる。

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未分類 | コメント(1) | 20100209221918 | 編集
49|ロヒくん|20100210030502

政治家はどうやって少数派を抜け出すか、その課題を忘れてはいけません。例えば「推定無罪」を、人権派?弁護士?の社民党委員長が認めない、あきれた現実があります。そんなのほっとけ、は一案です。が、できることはやさしく説明して、状況の改善を図るのがベターな一案です。
石川議員の主張は、1)意図的な虚偽記載の否定、2)水谷建設の不正な金銭授受の否定、――であり、それによる無罪の主張となります。
その2)については、ないものはないと言うしかなく、被告側が証明するのは不可能です。
1)の会計実務の問題は、記者を含めほとんどの人が理解できず、石川議員はそれで損をしています。被告の反論や説明のないことが、検察を利しています。そこを何とか、並の人にもわかるように噛み砕いて、図解をして、公認会計士の助力を得て、あるとしても形式犯に過ぎないことを、説明したらどうでしょうか。最低でも記者連中にわからせたら、話が違ってくるように思います。理解させないと、強引だと映る恐れがあります。「ザ・ジャーナル」にすでに会計の解明があり、理解まであと一歩です。民主党のモヤモヤ解消の努力を期待します。
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