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政治史上かつてないほどのひどい変節を遂げた菅直人という政治家

なんとか、無事に帰ってまいりました!
14時間もぶっ続けに運転して帰ってきた自分を、呆れるような思いで見つめ続けているもうひとりの自分が居るわけですが、さらに、こうしてブログを更新しようとしている自分に、朝日新聞ではないですが、あいた口がふさがりません(笑)

とにかく今日は、疲れきっていまして、何を書くか、そのネタも見つかりませんのですが、運転中に思ったことどもを、ひとつかふたつ・・。

●田中秀征氏という、元政治家の方がおられまして、このお方は細川連立政権を支えた「新党さきがけ」の重鎮として、活躍された方なんですが、「田中秀征 政権ウオッチ」というサイトで、菅総理のことをこのように評しておられました。

 何と彼(菅総理)は、(略)自民党よりもひどい官僚主導の方向に転ずる主役となった。それが最後には、参院選前の消費税10%発言になり、自ら志を捨てた姿を明らかにした。
 菅内閣は、自らを高杉晋作の「奇兵隊」と称して出発した。
 長年、彼は自民党政権を「霞ヶ関政権」と断定して攻撃の先頭に立った。それなら幕府に挑戦した奇兵隊と言ってもよい。
 ところが、菅奇兵隊は、何といつの間にか“霞ヶ関幕府”を警護する“新撰組”に大変身してしまったのである。
 私はかつて、これほどひどい政治家の変節を見たことがない。私の期待は失望に変わり、今では絶望を経て、退陣要求に至っている。


たとえば、鳩山前総理なんですが、アノ人は言っていることの振幅がきわめて大きい、いわゆる「ブレ」の多い言動が目立ちました。
しかし、そのブレは、あくまで方法論のブレであり、また「宇宙人」と呼ばれる、われわれ常人とは少し違う思考回路によるブレであって、少なくとも、「官僚主導か、政治主導か」という大きな括りでのブレはなかったのではないか。あくまで「政治主導」を志向していたのではないか、とそんなふうに思います。
然るに、菅総理はどうか?
今年一月、衆議院予算委員会で、当時の菅財務大臣は、消費税増税にかんして「逆立ちしても鼻血も出ないほど、完全に無駄をなくしたと言えるまで来たとき、必要であれば措置をとる」と述べ、無駄削減を徹底した上で検討することを明言していました。

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しかし、周知のごとく、菅氏は、総理就任後、マスコミ世論調査での支持率V字回復に舞い上がってしまったのか、唐突に「消費税増税」をぶち上げ、参議院選挙の大敗を招いてしまいました。
鳩山前総理が、自らの政治資金問題を槍玉に挙げられたとき、過去の野党時代、「政治とカネ」追及のときのVTRを流され、その自己矛盾を浮き彫りにされるような報道をさんざん、されていましたよね。
なのに、菅総理は、そのような報道をされませんでした。
でも考えてみれば、菅氏の変節に比べれば、鳩山氏の「ブレ」なんて、可愛いもんです。
菅氏は、「政治主導」の急先鋒から、「官僚主導」の擁護者になってしまったんです。
戦時中に投獄された共産党の幹部が転向して、「天皇賛美」を始めるような、まるっきり180度の変節を、臆面もなく晒したんです。
これほどの信義に背く行為があったにもかかわらず、そのことには目を瞑り、反対に、まるで庇うかのような報道をするマスコミ。
先の、日本記者クラブに於いて催された代表候補者討論会での、大新聞政治部記者たちの愚劣な質問をきいたときにも思ったのですが、この腐りきった日本のマスコミ・ジャーナリズム、マジにメスを入れないと、恣意的な「世論」を常に粗製濫造され、そのことによって政治が壟断されたあげく、「亡国」の惨状が現出する、そういう危機感で頭の中がいっぱいになってしまいます。

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●あとひとつは、ぼやっとした思惟で、まとまってはいないのですが・・。
先だって、郷原信郎氏が、「政治とカネ」というマスコミが製造した言葉を、「呪文」とおっしゃっておりました。
これは、本当に言い得て妙だなと思いました。
あの懐かしいRPGゲームの元祖、「ドラゴンクエスト」で、魔法使いキャラが主に唱える、ホイミとかメガンテとかパルプンテなどと同じく、その言葉を唱えるだけで、ある種の「効果」を生じさせる・・。
いかに健全な金銭のやりとりでも、それを「政治とカネ」と言ってしまうと、いかにも倫理に反した、不徳の権化のようなものに、イメージ的に変質してしまう。
同じことは、「バラマキ」という呪文にも言えるでしょう。
たとえば「子供手当て」。少子高齢化対策という大目的の為に制度化されたものであるのに、それを「バラマキ」という言葉で貶め、政党の人気取りのような卑小なモノにしてしまう。「現金給付より保育所を」とか、もっともらしいことを言う人も多いのだけど、現金給付がバラマキなら、保育所建設もバラマキということになると僕は思うのですが、違うかしら?
なんか、こういう「単純な比較」が大手を振っているような気がします。
保育所建設は、地方分権、地方自治というカテゴリでも考えられなければならない、要するに、政策は複合的に考えられなければならないと思うのですが。

マスコミはバラマキのじゅもんをとなえた!
せっかくの政策が軽くいかがわしいものに変質した!
マスコミは10ポイントのけいけんちをかくとくした!

あと、「検察審査会」についても考えるところがあったのですが、さすがもう限界。
また、後日、書きます。


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未分類 | コメント(2) | 20100909092716 | 編集
631|原 幸夫|20100909194253

管は鳩山内閣のとき、なにもせずおとなしくしていた。無傷で残れば、次が転がりこんでくるとみていたのだ。マスコミ=みんい、に叩かれると政権崩壊、よってマスコミ=みんいに頭をなでてもらえる政策を次々と打ち出してきた。今は首相が次々変わるのは良くないと支持してもらっているが、9・14過ぎればどんなに媚びようとお払い箱。管支持率はどんどん下がる。新聞論説委員とか、元ジャーナリストで大学教授とか、もうストーリーあるんじゃないかな。だって彼ら頭いいもんね。
632|海外から見た日本|20100909231909

映児さん、仕事大変ですね。お疲れ様です。

菅氏の変節というより、我々は社会活動家という赤頭巾をかぶった菅氏を誤解していただけなのかもしれませんね。
市川房枝さんも菅氏は信用できないと言っていたようです。
恩師・同士も踏み台にする利己主義者が菅総理の正体ではないでしょうか?

菅総理は頭の中で日本の国をどうしたいという考えがないように感じます。
鳩山政権で副総理兼国家戦略室長(?)を任されましたが、何ら国家ビジョンを示す事ができませんでした。
何もしなければ失敗もしないので、ご家庭ではそれでも構わないのですが、総理になっても何の政策も示してしていません。
いや、間違いました。先の参議院選で唐突に消費税増税・法人税減税を主張して大惨敗しました。
急激な円高・株安に見舞われて日本の景気がさらに悪化し雇用悪化の懸念があった時に、菅総理はその対策を放棄し高級別荘地・軽井沢で夏休みを過ごし、代表選用の形だけのキャッチ・フレーズを探すために読書三昧でした。
その成果が、ブレアの発言をもじった『一に雇用、二に雇用、三に雇用』と、参議院選大惨敗の原因をごまかす『天の配剤』でしょうか?
雇用が大事なら、円高・株安対策をやれよと、あまりにもご立派過ぎて涙が出て来そうな総理です。
今日のNHKでは、恥も外聞もなく、円高も悪くないみたいなヨイショ報道をやっていました。
代表選の立候補での菅総理の演説からは政策と呼べる物は皆無でした。
そしてその後、菅総理は小沢氏の政策を真似た抱きつき政策や取巻きから指示された台本を読んでいるだけで、きっと代表選が終われば何を言ったか全て忘れてしまうでしょう。
なぜならば、菅氏の最終目的は総理という地位にしがみ付きたいというだけで、発言している政策もどきは、そのための手段でしかないからです。
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