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「菅報複合体」が汚い手で小沢一郎をハメようとしているようだ

ここにきて、菅総理陣営の、代表選を戦う上での戦略・戦術が仄見えてきた。
ひとつは、「総理であること」自体を最大の武器として、使い倒すということらしい。
小沢氏が出馬を表明したとたんに、見え透いたパフォーマンスを連発しはじめたのだ。

民主党代表選挙に向けて、菅、小沢両陣営の多数派工作が激しくなる中、菅首相は27日、代表選期間中も首相としての公務を最優先する考えを示した。
菅首相は、27日午後には東京・大田区の中小企業を視察した上で、円高対策や追加経済対策の取りまとめに強い決意を表明するなど、精力的に公務をこなした。夕食はラーメン店で済ませ、庶民派をアピールした菅首相は、夜に公邸に戻ってからは寺田補佐官ら側近から党内の情勢報告を聞くなど、代表選に向けた意見交換をした。(27日)

菅首相は28日、北九州市の工場を視察し、企業の国内投資を促進させる計画の策定を指示したことを明らかにした。公務を通じて経済対策に取り組む姿勢をアピールし、来月の民主党代表選挙に向けて世論の支持を得たい考え。
菅首相は北九州市のLED(=発光ダイオード)チップの工場などを視察し、その後、悪化する雇用情勢に対応するために企業の国内投資を促進する計画や、それを盛り込んだ補正予算の編成を検討していることを明らかにした。(28日)

日テレNEWS24より引用。

首相もすでに「決戦」を見据えた行動に入っている。29日は兵庫県姫路市と同県芦屋市を視察。それぞれで車座集会を開き、「世論」の動向を探った。加えて「保護司制度の拡充」と「高齢単身・夫婦のみ世帯への生活支援拡充」などを次々に関係省庁に指示。政治空白をつくらないことの重要性をアピールした。(29日)

産経より引用。


居眠りしているところ、尻に火をつけられ、いきなり走り始める・・・そんなチャップリンかバスター・キートンの演技を連想させる滑稽さが、そこはかとない哀れさを感じさせる(笑)
このところの円高・株安状況に何の手も打たず、引きこもったままだったくせに、首相の椅子が危うくなると、慌てて「精力的に公務をこな」すフリ。
この人の行動は、実にわかりやすい。

小沢氏の研修会に一年生議員との懇談をぶつけたのが典型的だろう。
そこで「3年は解散しない」などと言って、小沢氏から彼らを引き剥がそうとする行為も、実に、わかりやすかった。
首相の解散権というのは、そんなに恣意的に、自己の都合で出したり引っ込めたりできるものなのか。
そんなに軽々しいものなのか。
心ある一年生議員なら、首相の「解散権の私物化」に対し、そんな異和感を感じたのではないか。

ここで見られたように、菅氏(あるいは仙石?)は意外なほど、策謀的なことを好むようだ。
就任直後、人事で徹底的に「小沢派」を干しあげ、政権から放逐したのも、いわば、策謀的な所行であった。
こういう経緯を見ていくと、「権力闘争」を積極的に仕掛けてきたのは、菅首相側のほうであったと断じざるをえない。
小沢氏は、一切、策謀的な動きは示さず、今度の代表選決起も、きわめて正々堂々としたものだ。

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さて、ここへきて、菅陣営は、よほど、追い詰められたのか、その策謀家的資質をいよいよ露骨に顕(あらわ)しはじめた。
政党人としてあるまじき「禁じ手」を行使しようとしているのだ。
僕は、それを、週刊朝日編集長、山口一臣氏の呟きで知った。

一方、あした発売のアエラ、週刊現代では小沢陣営幹部の山岡副代表の資金問題をスクープしています。こちらは、小沢グループが党費を使って子飼議員の面倒を見ていたのではないかという話です。民主党代表選もいよいよ自民党総裁選のようなことになってきましたな。

http://twitter.com/kazu1961omi/status/22390363269

そのアエラと、週刊現代に、「党内資料」を流出させたのは、ふたりの「菅氏に近い反小沢議員」ということだ。

9・14民主党代表選に向け、菅直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)が、それぞれ経済対策パフォーマンス、支持団体回りに乗り出す一方、所属グループ議員らが多数派工作と情報戦を激化させている。こうした中、「官邸周辺が『小沢潰し』に動いている」「マスコミに極秘データが流出したらしい」といった情報が永田町に広まっている。権力の座をめぐり、まさに“仁義なき戦い”に突入したのか。

 「話は聞いている。『(マスコミが報じる)Xデーはいつか』とささやかれているようだが、事実なら、同じ政党の同志とは思えない」。小沢氏に近い党関係者は、こう吐き捨てると、その衝撃情報について解説した。

 「小沢氏が、代表時代と幹事長時代の帳簿など党内資料がコピーされ、大手新聞社Aと出版社Bに提供されたという話だ。『反小沢』色が強い議員2人の名前が挙がっている。小沢氏の失脚を狙ったものだろう」

 党で帳簿が必要なものといえば、党の予算管理、政党交付金の使途などが考えられるが、データ流出が確認されたわけではない。そもそも、帳簿などに曇りがなければ流出も恐れることもない。ただ、この情報が菅支持、小沢支持両グループで語られ、双方を疑心暗鬼にさせ、対立をあおっているのは事実だ。

夕刊フジ


その他、ジャーナリストの二木啓孝氏や、歳川隆雄氏などが、この件を自サイトでとりあげている。
くわしくは、以下のはなゆー氏のブログを参照されたし。

2人の民主党首脳が「小沢氏に不利な党内資料」をマスコミに進呈

党内資料をマスコミに提供して、そのスキャンダルで党内の政敵を潰そうなどという愚挙は、およそ、政党人として許されるべきではない。
それで大きな傷を蒙るのは、相手ばかりではなく、自らの党そのものであるということがわからないのか。
民主党はこういう汚い手を使いました、という事実は、歴史として刻印されるのだ。
しかも、さんざん、民主党を叩きに叩いてきたメディアに差し出すとはなにごとであろうか。
これは、保険金目当てに自分の家に火をつけるような悪行である。

冒頭に書いた総理のパフォーマンスのように、菅政権の面々には、「マスコミを利用する」という悪癖が、フジツボのようにこびりついている。
小沢氏のような、地に足をつけた政治行動ができず、常に、安易なメディア依存に流れてゆく。
だから、選挙が弱いのだ。
「小沢依存を脱却しなければ」などということを菅陣営の誰かがのたまっていたが、脱却しなければならないのは、虚弱で、糸の切れた凧のような、その「風まかせ」の体質だろう。

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しかも最近は、メディアのなりふりかまわぬ贔屓をいいことに、「政治とカネ」などという、さも問答無用の大問題であるかのような慣用句を、小鳥のように囀り、メディアを喜ばせ、小沢ネガキャンに一役を買っている。
「官報複合体」とは、上杉隆氏の造語だが、僕はもっと突っ込んで、「菅報複合体」と呼ばせていただく。

さて、流出された党内資料だが、裏帳簿ではないだろうから、誰の目が見ても問題のないように、突っ込まれるようなことは、記されてないはずだ。
テコ入れするべき選挙区には、より多く、必要のないところは、より少なく配分する。
そんな当然なことを、まさか、「問題だ」としているのではないだろうな。

これも民主党の菅続投派の企てか?小沢代表、小沢幹事長時代の、民主党の経理帳簿がマスコミに流出。「小沢のカネ封印」が狙い?だが、「やりすぎ」(ボス)。責任者は枝野幹事長、小宮山洋子財務委員長。これでは「党の体裁をなしていない」(辻野。内容みたが決め手にならず。むしろ流出責任が重い

(オフィス・マツナガ)
http://j.mp/axzbkI


枝野、小宮山といえば、先の参議院選挙で、弱いところも強いところも「公平」に選挙資金を分配して、歴史的な大惨敗を招いたA級戦犯だ。
平気で党の経理帳簿をマスコミに渡してしまう「反党行為」の底には、「何をなすべきか、なすべきでないか」ということが理解できない、そういう「目の曇り」があったと思わざるを得ない。

政権交代から一年の激動は、民主党内の、夥しい「口達者なだけのヤカラ」の正体を暴いてしまったといって、いいだろう。

とまれ、菅一派は、正々堂々とした政策論争で人望を集めるという「正攻法」を放棄し、謀略、策謀で相手の足を引っ張る、きわめて悪辣で陋劣な集団であることが、仄見えてきた。
クリーンの化粧が剥がれ、醜い相貌が露呈されつつある権力亡者どもに、この国の舵をまかせることはできない。
この国の将来のため、我が子、我が孫の幸福のため、小沢氏の歴史的な勝利を願ってやまない。


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未分類 | コメント(5) | 20100830092719 | 編集
592|竪小路の隠居|20100830093537

今頃になって,菅陣営の代表戦に対する戦略,戦術が“仄見え”たなどというのでは話になりません。
民由の合併時における菅の立ち回りを思い出すまでもなく,菅の本質(変節)はさまざまなところにはっきりと見えています。
【参考】『日日坦々』(2010.08.27)
http://etc8.blog83.fc2.com/?mode=m&page=0

したがって,彼らがどのような戦略や戦術で来るかおよそ想像されましょう。
人だけでなく,物事の本質を見抜く“カンドコロ”は大変大事です。日本の学校教育は明治の学制発布以来“考える”人間を育てることが目的ではありませんでしたから,貴殿のような発言が出るのも仕方のないことです。
下記『蟷螂舎斧助』さんのブログ(2010.06.11)にエントリーされた記事『市川房枝と菅直人』には,「市川房枝さんの精神を引き継いで」というのが口癖の菅の変節が,今に始まったものでないということがよく現れています。彼が「市川房枝さんの精神を引き継いで」いないことは誰の目にも明らかであり,市川房枝さんの名前を出すことは彼女に対する冒涜以外の何ものでもありません。
http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast/227248/220480/34702991

世の中,口先人間が結構いますが,このような哲学も理念もない人間を総理としていただかないといけない我々国民は悲惨です。
いったい昨年の総選挙による政権交代は何だったのでしょう。当初より感じていたことですが,当選回数の多寡とは関係なく,当の民主党議員の中に政権交代の意味が全くわかっていないと思われる輩(反小沢系また松下政経塾出身議員)が多々見られることです。これはいったい何を意味するのでしょう。
593|アレーティア|20100830105447

この暑さの中、お疲れ様です。
早速ですが、訂正をお願い致します。
仙石→仙谷
二木議員→(御用)ジャーナリスト二木(ふたつき)
594|ローレライ|20100830133326

「小沢潰し」で民主党内から「暴露」が行われる様は、
ひと昔まえに社民党であった「土井辻本降ろし」を思い出させるものがありますね。
アレも社民党の中から暴露があったんです。
595|アレーティア|20100830133425

お忙しい中、訂正有難う御座います。
もう一点お願いします。
菅氏(あるいは仙石?)→菅氏(あるいは仙谷?)
596|新党 一人|20100830205137

> 平気で党の経理帳簿をマスコミに渡してしまう「反党行為」

菅一派の酷さは、あの生方が、
高島副幹事長と話した内容を、隠しマイクで録音し、それをマスコミに流した時から、まともではない者の集まりだ。
つまり彼らは、謀略や策謀が政治だと思っているようだ。

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