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平成の今における「言論統制」の「ひな型」

どういった加減か、自分のtwitterアカウントが、ある日突然、凍結されてしまった。
自分はたしかに、辛辣な批判とかを「全然しない」とは言わない。
けれども、意味もなく誰かを罵倒したり、根拠もなくそのひとの何かを断定したり、
そういう、いわゆる「誹謗中傷」など、一切してこなかったと思っている。
まったく不可解であり、6000ものフォロワーを一気になくした事態に、しばし茫然とした。

当然、異議申し立てをしたが、3日経った現在も、ツイ社からは、いまだナシのツブテ。
まあ、仕方ない。あきらめの早い自分は、復活はもうないだろうと思うことにした。
こういうことに囚われていても、なんの益もない。
twitterが世界のすべてだとは、思っていないから。

そもそも、無料で使わせてもらっていたのだ。
どんなに理不尽な扱いを受けようと、文句の言えるスジアイはない。
少し前に、twitterの仕様が変わるというニュースが流れ、そのことにやたら憤慨して、
文句ツイートを連投している方をみかけたが、実に図々しいヤツだと思ったものだ。

自分のことはともかくとして、凍結を食らう前後、身近でも凍結の憂き目に遭うアカが相次いだ。
なぜ、そうなるかは、ツイ社にきいてみないとわからない。
この自分が、そうなってしまったことにチンプンカンプンなのだから。
ただ、ある要因のひとつは、推測できた。

自分にとって気に入らない、「批判アカ」に対して、「凍結」を呼びかけるパワーユーザーの存在だ。
数万のフォロワーを持つユーザーは、それそのものが、twitter界では大きな「権力」となり得る。
その存在が、ひとつの「弱小批判アカ」に対して、「通報して」と呼びかけると、
決して少なくない「通報者」が同調し、「通報行為」に、おそらく邁進する。

ある程度の「報告」が集中すれば、ツイ社の「自動凍結作用」が発動されるのではないかと思う。
そうやって、パワーアカウント権力は、「言論弾圧」を完遂するのだ。
こういうことを見せつけられると、一般の弱小アカウントは、「正当な批判」でさえ、その矛先が鈍る。

たしかに、悪質なアカウントは存在し、他者に粘着したり、罵詈雑言を周囲に浴びせて、多数のひとを傷つける。
そういうヤカラの存在を許さない「仕組み」は、歓迎すべきものかもしれない。
しかし、その「仕組み」が、「正当な批判」を封殺し、言論の質を著しく低下させる「作用」を深化させ得るのだ。
そういう残念な事態を招来させてしまう可能性を、パワーユーザーの暴挙をきっかけとして、感じざるを得ない。

戦前・戦中は、「治安維持法」や「不敬罪」で、民衆の言論を統制することが出来た。
もとより、ネットもSNSもない当時の民衆には、自分の意見を発信する媒体など、皆無に近かった。
しかし、今の時代、法律をつくって言論統制などやれば、きっと世界から非難を浴びるだろう。
では、この時代に適った「言論弾圧」は、どうやればいいのか?

意識するにしないにかかわらず、権力側に「ひな型」として、そのヒントを示しつつある。
昨日も今日も、「アカウント凍結」を呼びかける一部のパワーユーザーがあるとすれば、自分ははっきり、そのアカウントを、「言論封殺者」と呼称したくなってくるのだ。

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未分類 | コメント(-) | 20160220015903 | 編集
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