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根拠やソースが示されていない「断定」がある場合は、まずは疑ってみるべきだ


他ブログを名前をあげて批判することは避けるが、このブログたちあげ当時、先達として尊敬してきた、いくつかのリベラル系のブログが、陰謀論のようなものに走ってしまっていることが残念だ。
たしかに、昨日も書いたとおり、菅政権が、その視線を「弱者」から、他のものに目を向けはじめたような予感はしているが、まだ断定は早いと思っている。
自分には、とても理解できないのだが、ソース、根拠も示さず、物事を竹で割ったように決め付けるメンタリティとは、一体、どのようなものなのだろうか?

あくまで、好みの問題として、昔から、何でもコトの背景を、「CIA」とか「ユダヤ資本」とかの陰謀にしてしまうような論調には抵抗があった。
同郷の作家、松本清張が「日本の黒い霧」で炙り出した「米占領当局の極東における種々の諜報活動、謀略事件」にしても、綿密な取材と資料の渉猟の結果、得られたものであり、それでもなお、清張は「断定」を避けている。
それこそが、発信者の示すべき、真摯な態度というものではないだろうか。

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どのような「宗教」にも、根本には、「根拠なき断定」がある。
「神が存在する」という、なんびとも証明不可能な、言わば「大嘘」を大前提として、精緻かつ大がかりな「教え」が構築され、教団は信徒にひたすら「信ぜよ」と強要する。
信徒は己れの「思考」を教団に預けてしまい、「個」は滅殺され、教団の中に溶け込んでいく。

そういう、教団、「カルト」と基本的に同じなのが、いわゆる「トンデモ論」で人々を煽り、不安に陥らせる面々ではないだろうか。
それらは、「ネット右翼」系のブログに多く見られるが、残念ながら、「旧権力」を批判し、「小沢一郎」を支持する勢力のなかにも散見されるのだ。

なかには「先生」と奉られ、一定の支持を集めている「有名」な人物もいるようだ。
その人物の書いたものを読んでみても、僕は、「どうしてこんなことが、この人には手に取るようにわかるのか?」という疑念がたちまち湧き起こり、その続きを読む気力を萎えさせてしまう。
断定、断定のオンパレードで、少しも根拠を示さない論調に支持が集まることは、僕の理解の範疇をはるかに超えてしまっている。

僕の拙いブログを、ありがたくも、毎日、読んでくださっている方たちに訴えたい。
いかに、自分の意見と近く、賛同できるものであると思っても、それに根拠やソースが示されていない「断定」がある場合は、まずは疑ってみるべきだ。
しつこく、論者に「客観性」をもとめてみるべきだ。
否、根拠やソースが示されていても、それが事実かどうか、検索するなりして、自分の「目」で見、「頭」で判断するべきだ。
決して、他人の扇動に乗り、操られてはならない。
思考を預けてはならない。

他人に思考を預けた者の末路として、もっとも悲惨だったのが、1995年2月、地下鉄の車内で、サリンの入ったビニール袋を、傘の先で破った者たちであったことを、再度、肝に銘じようではないか。

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未分類 | コメント(17) | 20100613024605 | 編集
414|りゅう|20100613031746

先日は、つい、カンさんのことを『郷土の恥さらし』と書いてしまいました。
ただ、誤解のないように言い訳させて頂くと、
『あなたの肩書きは、飾りだったのですか!その上、前総理の功績すらも、すべて覆すつもりなのですか!』
という怒りから出たコメントでした。
この春、子供が小学校を卒業し、児童手当は打ちきり…世の中は、相変わらず、国保は、分納の誓約書さえ交わしてくれなくなった…どうやって生活を、と考えていた矢先に、半額とはいえ、今まで以上の子供手当が…涙がでるほど嬉しかったです。
生活できなきゃ、税金も払えない。なぜなら、命を長らえることのほうが大切だから…何故、こんな簡単なことがわからないんだろう…
416|和久希世|20100613095941

最近覗かせていただいています。
今日の記事を読ませていただいて、
人の意見に影響されやすい私は、
特にこの事を肝に銘じて、忘れてはいけない事だと思いました。
417|看板|20100613101402

検察やメディアによる人権侵害を利用して、成立した政権、
メディアが反小沢と持ち上げた人間が、要所を固めた時点で
素直に支持できませんね。自分の目で見て頭で考えた結果。

マスコミの支持率を目で見たなら安心じゃないですか(笑)
民主党はダントツですよ。
自ら知ろうともせず、人を批判するのにオウムだとか持ち出
すのもどうかと思います。モノにもよりますが、陰謀論など
という安易なレッテルもいただけません。
耐震偽装事件の告発者として、反権力反理不尽の旗手だった
藤田東吾という人がいました。最近まで『長い物に巻かれて
しまった』などと勝手に失望していましたが、藤田氏は全て
を失ったのだと気がつきました。よけいなことをしなければ
家族を不幸にすることもなく、勝ち組として優雅に暮らして
いけただろうに、正しいことをして会社を失い、親しい人達
を巻き込んで不幸にしてしまった。
結局、自分も傍観者に過ぎなかったし、多くの国民は、自ら
知ろうともせずマスコミの垂れ流す情報を右から左、飽きて
しまう。そんな国民のために私を捨て戦って何になるのか…
目が節穴でなければ、もう流れは見えていると思います。
419|eiji008|20100613114113

>素直に支持できませんね

別に僕は支持などしていません

>マスコミの支持率を目で見たなら安心じゃないですか(笑)
民主党はダントツですよ。

??
だからなんなのでしょう?
意味がわかりません。

>自ら知ろうともせず、人を批判するのにオウムだとか持ち出 すのもどうかと思います。

僕が何を知ろうとしていないのか。
具体的に指摘してほしいものです。
オウムに代表されるカルトに特徴的なのは「盲信」です。
怪しげな言説にたやすく扇動されるのも「盲信」です。
共通項を提示しているのであって、「どうかと思う」といういいかげんな言い方ではなく「どう思うか」を表明すべきではないでしょうか。

>陰謀論などという安易なレッテルもいただけません。

裏に誰々が糸を引いているなどという断じ方を「陰謀論」としています。
別にこれを、否定的なレッテルとして使用しているつもりはありません。
他に何か言い方があるのなら教えてほしいものです。

後段の藤田氏の話も何が言いたいのかさっぱりわかりません。
あまりに言葉足らずな「批判」をここでされるのは迷惑に感じます。
420|海外から見た日本|20100613123056

読んでいて、多くの人は優柔不断な人と独断的な人に分かれるのかなと感じました。

優柔不断で思いつくのは、人気のなかった鳩山前総理。
優しいが、頼りないというイメージです。
多くの日本人は私のように優柔不断かも?
相手からは優柔不断と思われたくない。

他方、独断的で思いつくのは、人気があった小泉前総理。
アクが強いが、頼れるかもというイメージです。
独断的に振舞って、優柔不断の人達をコントロールしている人が多くいます。
宗教家、政治家、人気ブロガー等、リーダー的な人は、多くは独断的ですね。

マスコミ・評論家、等の恣意的情報でマインドコントロールされて、盲目的に信じ込んでいる人(人気ブロガー含)が増えている状況は、確かに危険ですね。
優柔不断な人は、独断的な人の意見に従いやすいのかもしれないと感じました。

現在の日本のマスコミは、残念ながら、多方面の情報を流してくれません。
マインドコントロールされないように、本質がわかるようにしたいですね。
421|watanabekikuo|20100613162615

いつも楽しく読ませていただいております。
「CIA秘録」(上下)文芸春秋 のような著書を読みますと「秘密工作」のようなものの存在を疑ってしまうのも普通の感覚かと存じます。。
「CIA秘録」は、5万点の機密解除文書、10人のCIA元長官を含む300人以上の インタビュー、そしてすべて実名証言とのうたい文句で 出版された本です。
CIAの日本工作は第12章の「自民党への秘密献金」。
これらに記述されている事柄は、実に不愉快きわまりない。我が国の政府トップが懐柔され、独立国として辱められ、 貶められてきた経過には腹の立つのを覚えます。
「CIA秘録」によれば、 CIAは諜報機関としての役割を越え、謀略機関と化して世界の国家に 多大な影響・ダメージを与え、国家転覆、殺人とありとあらゆることに 手を染めて、戦後の歴代の大統領そしてあのJFK・ケネディでさえ、 裏の顔は謀略・策略家だったことに驚いてしまいます。
JFKによるキューバのカストロ暗殺計画の失敗、 そしてその仕返しがJFK暗殺につながっていたとの記述にも驚愕です。
表の「民主主義」裏の「謀略」まことにこの世の「闇は深い」という印象でした。
とにかく、もしその情報が事実だとすると 驚くべき実態が暴露されていることにつながるのです。

しかし、こうしたことがあるにせよ、ただ、現在の時点においての菅政権に対してのブログ主さんの謙虚な姿勢に関しては、とても好感を持ちました。またそのご主張に私も共鳴しました。基本的なスタンスにも同意するものです。
422|新聞|20100613172241

「根拠やソースが示されていない【断定】がある場合は、まずは疑ってみるべきだ」&「決して、他人の扇動に乗り、操られてはならない。思考を預けてはならない」

・・・その通りですね。検察には、角栄時代から騙され、小泉・竹中に騙された私・・・。
そして今、新聞に出てくる民主党・参議院選用マニフェスト&菅総理の発言などから「対米隷従=菅政権」に見えている。菅総理は、完全に「対米隷従」になりさがったと断定してよいのか?困った・・・。
423|くろべえ|20100613202259

確かに、陰謀とか謀略って言葉にはかなり抵抗がありますね。いたずらに話を大げさにしてるってイメージがあって。
 
でもどうなのでしょうか?自国の利益のために軍需行動を起こすような国が、対象国の重要人物の懐柔も含めた情報戦をしないと考えること自身が不自然に思えませんでしょうか?

実際に軍を動かすよりずっと安上がりなわけですし。それによる利益が膨大となると、かなりの予算を割いて工作していると考える方が・・・。
 
424|eiji008|20100614011018

> でもどうなのでしょうか?自国の利益のために軍需行動を起こすような国が、対象国の重要人物の懐柔も含めた情報戦をしないと考えること自身が不自然に思えませんでしょうか?

ええ、そのとおりです。
だから僕は、陰謀、謀略がないと言っているわけではありません。
松本清張のくだりを読んでいただけるとわかるとおり、日本は、アメリカの世界戦略にとって欠かせない国であり、その国の内政に立ち入り、操作し、ときには撹乱してきたであろうことは、確かだと思っています。
問いたいのは、誰が誰の手先で、誰に操られていて、こういう意図のもとに、こういうことが為されているということを、きわめて具体的に主張するその姿勢なんです。
その場にいたわけでもないのに、どうしてそんなことがわかるのか。
「推測」や「主観」を、どうして「断定」できるのか。
検察のリークを「関係者の話」として印象操作に使うマスコミと同じ根っこを感じるから、反発しているんです。
「情報」を恣意的に扱おうとする者は、敵であれ味方であれ、警戒していきたいと思っています。
「扇動者」が実は権力の手先だったということは、歴史的事実として、何例もありましたから。
432|くろべえ|20100614055540

確かに・・・そこまで詳細の話をどうして知りえたの?
って事に疑問を感じるようなブログは確かに見かけます。

ただ、私は状況証拠からそのような結論に達し、
その人は断定しているのだろうというと捕らえています。

もちろん、その断定には他の意図も含まれている危険性も
あるのかもしれません。

例えば、イラク戦争。開戦前、ブッシュやチェイニーがイラクが大量破壊兵器を保有していると「断定」して、それを開戦理由の一つにしていたが、実際はどうだったか?

そして、その根拠やソースが示されていない「断定」を支持し多額の拠出を決断した小泉純一郎がいるわけです。

・・・そうですよね・・・

現実として世の中には根拠やソースが示されていない「断定」はあふれかえっており、まずは疑ってみるべきだというのは正論だと思います。

452|kanazawamakoto|20100614221916

いつも楽しく読ませていただいています。twitterで変な返答をしてすみません。
具体的にどういうブログを批判されているのかわからないのですが、やはり冒頭の「陰謀論のようなものに走っていることが残念だ」という表現が気になります。「陰謀論」が単に「陰謀があったという主張」という意味であれば、それだけでは残念なことではないはずです。「根拠が希薄な断定」を批判されているのだと思いますが、「陰謀論」という言葉にそのような意味まで含めて使うことには抵抗を感じます。「陰謀論」という言葉が、陰謀があったという主張は全て思い込みで信憑性のないものであるという乱暴な議論のための便利な道具として使われていると思うからです。(たとえば「イラク戦争はアメリカが自国の利益のためにしかけた侵略戦争である」というような主張も一種の「陰謀論」ですが、間違いののない真理だと思っています。)
言葉尻を捕まえるようですみません。
453|秦映児|20100614231350

ご丁寧なコメントをありがとうございます。

「陰謀論」という言葉を否定的に使用していることへの反発かと思います。
他に適当な言葉が見つからなかったので「~のようなもの」としました。
単語の使用が不適当であったのなら、お詫びいたします。
「根拠のない断定」「こじつけ」「安易なレッテル貼り」が「陰謀論」に多いので、そのような言い方になりました。
根拠も示さず誰が誰のバックにいて操っているといったような言い方もまた、「陰謀論」です。その「陰謀論」のマイナス面のことを言っているのは、理解いただいていると思います。
今にして思えば「安易な陰謀論」とか「ヘンな陰謀論」のような表現にすれば良かったかと思います。

そういう「言葉足らず」を指摘されていると思ってよろしいのでしょうか?
僕が「陰謀があったという主張は全て思い込みで信憑性のないものであるという」ことを声高に言うような人間と貴殿が思っていないことを祈っております。
これからは、言葉の使用を慎重にしようと思っていますので、どうか、お許しを願います。
457|watanabekikuo|20100615001620

ブログ主さんの誠実で謙虚な姿勢は清々しい思いを感じております。

日本人の専門家?のお一人が「陰謀論」について記述されたものがあります。
(2009年3月に退官)元外務省国際情報局長を歴任の孫崎亨氏です。氏の著書「日米同盟の正体」によると
「陰謀論の行使には大別二つある。一つは偽旗工作と呼ばれるものである。このケースは敵になりすまして行動し、結果を敵になすりつける。
第二は敵が攻撃に出る際、敵の行動を誘導し、間接的にその実現を支援する。」

「第一章で、日本人は戦略的な思考が弱いことを見た。特に、謀略、陰謀論的な動きが出ると「それはあり得ないでしょう」と思考を停止する。そもそも陰謀論的動きは発覚しないことを目指している。謀略は通常人的犠牲を払い、その犠牲に対する怒りを利用して目標を達成する。犠牲者を考えれば、謀略を行ったとは口が裂けても言えない。当然責任者は否定する。百パーセントの確証が出ることはない。こうして信頼に足る人は陰謀論に手をつけない。ますます、日本人は陰謀・謀略を理解できなくなる。」と。

↑以上の孫崎亨氏の主張は私にはそれなりに筋が通っていると思えます。
461|和久希世|20100615075223

先日、この記事に賛同しコメントを入れさせていただいた者です。
その時に、私はかつて「陰謀論と言う名の断罪語」と言う記事を書いて、陰謀論と言う言葉に困った部分があることを主張した事がある者ですということを言い忘れていました。
(下のTBは私が送らせて頂いたものです。)
其れともうひとつ春夏秋冬で、詐欺論http://blog.goo.ne.jp/fenetre39/e/1f9e81713a5051986c93bd750b61c01cと言うのもTBしたのですが、TBが上手く出来ていなかったようです。

TBを先に送付したものですから、TBが載せていただいたのを確かめてから、このコメントを書く積もりでいたのです。、
それで陰謀論と言う名の断罪語と言う記事名を見られて、私がこの記事に反論するために、TBしたと思い違いをされるかたがあったかもしれませんでした。

私はこの記事を見て、賛同した者であることをもう一度繰り返させていただきます。

464|秦映児|20100615114423

TBできているようです。
ご確認ください。
466|和久希世|20100615161606

度々お邪魔します。
今朝私の「陰謀論と言う名の断罪語」にコメントを寄せてくださった方があったのです。
それで、私がこちらの記事にけちをつけるために、
あの記事をTBしたのかと勘違いなさった方が、コメントされたのかもしれないと思い、
あのようなコメントを書きました。
春夏秋冬の方のTBはやっぱり通っていなかったようですね。(URLを書かせていただきましたので、いいのですが・・・・・)

ところで私もこの記事に書いてあることは、とても大事な事だと思いました。
小沢さんを全能視することに無批判に従っていたら、
下手をすると、小沢さんのシンパにされてしまって、
無批判な追随者にされかねませんものね。
468|kanazawamakoto|20100615225940

> 僕が「陰謀があったという主張は全て思い込みで信憑性のないものであるという」ことを声高に言うような人間と貴殿が思っていないことを祈っております。

もちろんです。変ないちゃもんをつけてすみません。「陰謀論」は人によって語感が違うみたいですね。

ところで、毎日のブログ更新、すごいですね。いつも楽しみにしています。
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