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貧困者や困窮者を直撃する消費税増税へひた走る菅政権

昨日、そろそろ寝ようと思っていたところへ、「亀井大臣辞意」のニュースが飛び込んできた。
「すわ、政権離脱か?」と緊張したが、すぐその後に「連立は維持」の一報。
今日になってみれば、自見幹事長が金融相に就任、郵政改革法案は次期国会へと持ち越しになってしまったが、政権の枠組みは何一つ、変わったわけではなく、やや、拍子抜けしてしまった。
なんのことはない、民主党と国民新党の「お家事情」がぶつかった結果の事態であろう。
「小沢排除」の波をもろにかぶった格好の亀井氏だが、このひとも狸だから、「対外演技」はお手の物、表面的な態度を額面どおりには受け取らないほうがいいだろう。

菅総理の所信表明演説は、仕事のためにきくことができなかった。
夜9時半に帰宅して、遅い夕食を摂りながら10時からの「報道ステーション」を視たが、最初は「亀井辞任」の政局報道ばかり。
その後に、やっと、大幅に編集されたであろう、菅総理の演説をきくことができた。
「強い経済、強い財政、強い社会保障」を目指し、「経済を一体的に立て直す」というところが、やはり、いちばん、気になる。
社会保障政策や、環境対策を、そのまま経済成長に結びつける「第三の道」を提唱していたが、本当にそんな魔法のようなことが可能なのだろうか。
イギリスのブレア政権やドイツのシュレーダー政権が行った「第三の道」路線を批判したビル・エモットは、「『第三の道』は左派政党が支持者に対して『右派の政策を採択することによって左派を裏切ろうとしているのではない』ことを説得する方便」であると酷評している。
「中庸」を演出しながら、その実、「新自由主義」路線に舵を切ったのではないか?
そのことへの疑念が、どうも、払拭できないままでいる。

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そして、いちばん、胸を暗くさせるのは、演説の内容に「消費税増税」に向けての、強固な意志を感じさせることである。
菅総理は、この国の底辺に住む人々の「貧しさ」を把握しているのだろうか。
さきほど、反貧困ネットワークの湯浅誠氏が、twitterで下記のような報告をしていた。

少し前ですが、09年の国民生活基礎調査の概況が発表されました。所得中央値は427万円、所得300万円未満世帯は33.2%、単身高齢世帯463万、「生活が苦しい」「やや苦しい」が58%と、いずれも悪化していました。厳しい世帯が増えており、社会と政治の底力が問われていると感じます。

https://twitter.com/yuasamakoto/status/15939797362


近くに、大きなイオンのショッピングモールがあるが、火曜日の特売日、開店を待って行列を作っているひとびとを見ると、まるで、一昔まえの映像で見た、配給券を手に行列を作っている、東ヨーロッパの社会主義国の民衆を想起させる。
一様にくすんだ暗色の、貧しい服装の彼らは、開店と同時に店内になだれ込み、目玉の安売り商品のワゴンに殺到する。
ほとんどが、年金生活者であろう。
安売りの日に、少しでも安い食品や生活必需品をまとめ買いして、生活費を節約しようとしている彼らに、直接的に打撃を与えるのが、「消費税増税」である。
菅総理の言う「最小不幸の社会」の「最小」に、彼ら年金生活者の「不幸」は含まれてしまうのだろうか。
よくよく考えてみれば、いくらでも誤魔化しのきく都合のいい言葉ではないかと、今にして思う。

菅政権の真実が、いまいち、掴みきれない、というのは、小沢一郎支持派も、旧体制復古派も、同じ思いだっただろう。
しかし、所信表明演説をきいて、確実にいえることは、昨年の衆議院選挙で高く掲げられた「国民の生活が第一」というスローガンから、一歩も二歩も後退してしまったということだ。
理知的な風貌の実業家や、サラリーマンに「消費税増税はやむを得ない」「国民のひとりとして享受すべきだ」と吐かせてみせるマスコミが行う街角インタビューを見て、その印象操作に、菅政権と旧体制のドッキングを感じているのは、きっと、僕だけではないだろう。

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未分類 | コメント(10) | 20100612031849 | 編集
404|りゅう|20100612042450

田舎から関西に出てきて早や30年。地元に戻るという選択肢は、はなからありませんでした。両親の言う通り、実家にいれば、楽が出来たと思います。
でも、自分の居場所を見つけた私には、苦しかろうが、生活に追われようが、一度も帰りたいと思ったことがありません。
非情なのかなとも思い、悩んだこともあります。
そんな時、なにかの本で、我々は、愛国心のない県人だと書かれており、私だけでもなさそうだと、胸を撫で下ろしたことがありました。
でも、今、出身県を胸をはって言えません。
私の田舎は、保守大国『山口』です。総理大臣も沢山排出しています。もちろん、アベさんもそう。考えてみれば、前官房長官のカワムラさんもそうです。
この度ショックだったのがカンさんです。知りませんでした…たかだか高校までいたからといって、大きな声で公表しないで欲しい!『奇兵隊』まで出されたら、我々は、小さくなって歩くしかありません。あの人は、我が郷土の恥さらしです。
405|海外から見た日本|20100612072420

映児さんが言うように、菅さんの政策・発言は?の部分がありますね。
小沢支持者からは強い不満の声が聞こえてきそうです。

NHKを見ていると、マスコミ(既得権者の代弁者)は菅政権が敵か味方かわからず、叩きにくそうです。
昨日からワールド・カップが始まり、マスコミ・大衆の興味は政治から離れていきそうです。
ですから、内閣支持率・民主党支持率は当分下がりそうにない気配です。
そういう意味からは、菅さんの作戦は成功なのかもしれません。しつこく、脚本:小沢かな(笑)
亀井さんも役者ですね。いい味出してます。

このまま行けば、参院選で自民党+隠れ自民党(既得権者の代表)は惨敗でしょう。
辞任劇の真の目的は、参院選で自民党+隠れ自民党を潰す事により、国民のための政治を取り戻す事、だったのかもしれません。
でも、真実は闇の中です。
参院選が終わってからの菅さん・小沢さんの動きを注意して見ていこうと思っています。
406|なみき|20100612085704

マスコミが作る街角インタビュー見ていると本当に腹が立ちます。エラそうに財政の危機とかいいながら、私たちの税金をかすめ取るマスコミ(記者クラブ、官房機密費、電波料、国有地払下げなど)。報道番組の司会者が「われわれ国民」とか「われわれ庶民」なんていうのを聞くと鳥肌が立ちます。おまえと一緒にするなと。

確かに独占企業体にお勤めの報道関係者の方は消費税の負担に耐えられるでしょう。しかし、”われわれ庶民”には機密費は支給されていません。せっかくのこども手当もばらまきというあなたたちマスコミは何様のつもりですか、と問いたいです。
407|左巻き菅|20100612090348

社会主義・菅は亀井との間で、官営郵政に戻すという郵政改悪法案を通すことを改めて署名確認した。日本の衰退を予感させる。
夢も希望も持てない民主党政権は参議院選挙で惨敗し、菅は責任を取って辞任する短命政権となることを切望する。
何の感銘も、夢も希望も与えない歴代の最低最悪の所信表明演説。「笑点」なら菅の座布団を全て取るところであるが、座布団がないので、首相の椅子を取り外したい。
408|赤ん坊|20100612100259

>「対外演技」はお手の物、表面的な態度を額面どおりには受け取らないほうがいいだろう。
福島党首がカッコ良く女の美学で辞任離脱したのでこのままでは社民党に票を奪われ,国民新党は消滅するかもしれない.ここは男の美学で老人は辞任し,国民新党の10歳若い幹事長を郵政担当大臣にして選挙を戦えば勝算あり,と演技したとみるのは思い過ごしであろうか.
409|タンスにゴン|20100612115540

参院選のマニュフェストに子供手当満額断念を記載すると耳にしましたが、謝罪すべきことでそれに記載するべきことではないように思うのですが・・・・・・。
410|-|20100612120112

このコメントは管理人のみ閲覧できます
412|新聞|20100612212828

薬師丸ひろ子は、『セーラー服と機関銃』の中で、
「機関銃」を撃ち【カ・イ・カ・ン!】とつぶやく。

菅総理は、「財務省」の悲願を達成するために、
『消費税増税』の手先として、【飼い菅!】を目指す。
413|山野 そう太郎|20100613023159

国民新党との合意事項で連立を組んだのに、

支持率が高いうちに選挙を・・と約束を反故・・・。

1国の総理になった人が、こんなに簡単に自己

都合で裏切って良いのでしょうか・・。

もう、普天間、税金無駄遣い、子供手当て、消費税・・

何にも信用できなくなりました・・。

衆議員選では応援しましたが、自民党とおなじ

でした・・。国民を馬鹿にしないで下さい。
450|THX111|20100614215919

菅政権が法人税減税、消費税増税を肯定していることはどうしても同意できませんね。

法人税を下げれば、日本の企業も世界の企業に太刀打ちできるとか言うのはまったくの嘘でしょうね。法人税を下げても企業は生産拠点を日本から賃金の安い国に移し続けるでしょう。アメリカの雇用を守るためといって、多額の税金が次ぎ込まれて救済されたGMも、今はメキシコでの生産をこれから増やしていくと言っているようですし。アメリカでも日本でも殆どの大企業が、利益優先で、雇用や国の将来のことなんか考えていないでしょう。

日本のよう生活必需品や食料にも他の品物と同じように一律に消費税がかかるようなシステムでは、これ以上の消費税の引き上げは貧乏人を殺すような悪法になるでしょう。人件費の安い国々に生産拠点を移し、企業だけ業績を伸ばし、利益は上がり、法人税減税で恩恵を受け、少数の企業経営者だけが法人税減税の恩恵を多く受け、少なくなった税収は消費税を上げて、その負担は低所得層、お年寄り、失業者などの社会的弱者に重くのしかかる。本当に民主党がそんなことをするようでしたら、これからどの政党を支持していくべきかわからなくなりますね。国民のための政党とは言えなくなるでしょう。小沢さんが民主党を動かして入れば、まさかそんなことはしないでしょう。

郵政事業を官営化に戻すのは改悪だとか言う人がいますが、郵貯を民営化して、日本国民の貯金をゴールドマンサックスなどの外資ハイエナ金融機関に流したりしたら、それこそ自民党のように国賊政党になってしまいますよね。

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