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『最小不幸の社会』を本当に実現してくれる政権ならどんな政権でも支持をする。

今日は体調がすぐれない。
先週、無理をしたツケを、今になって払っている感じである。
今夜は、少しだけ。

好きな作家のひとり奥田英朗の小説「オリンピックの身代金」という小説を読んだ。
東京オリンピックが開催される直前の昭和39年を舞台に、開会式を爆破する予告をしたテロリストと警視庁との暗闘を描いたもので、非常に面白かった。
当時の世相を精密に描き出しており、あの時代を語るときに常套句のように用いられる「貧しくとも未来の希望に満ちた時代」といったような「正」の部分ではなく、疲弊しきった農村のアジア的な貧困の実態や、オリンピック建設に動員された出稼ぎ農民の悲惨など、そういう「負」の部分を強調しているところが印象的だった。

「政治の役割というのは、国民が不幸になる要素、あるいは世界の人々が不幸になる要素をいかに少なくするのか、『最小不幸の社会』をつくることにある」


菅新総理の今日の言葉は、よく考えてみると当たり前のことなんだが、あらためてこういう形にして提示されると、じつに新鮮にひびく。
それでは、政権交代まえの政治の役割はどんなものだったのか。
「一部の国民だけが幸福になる要素、あるいは世界の一部の人々だけが幸福になる要素をいかに固定化するか」
そういうものだったのではないのか。
「世界の歴史で一番、社会主義が成功した例」と評されたことのある、55年体制下の、与党・自民党による「分配」政治最盛期においてさえ、それに弾き飛ばされた夥しい「棄民」がいたということが、この小説を読んでよくわかった。
ましてや、バブル崩壊以降の20年間、政治は『最小不幸の社会』をつくることを忘れ、年間3万人もの自殺者を出すまでの暗い社会に陥らせてしまったのだ。
『最小不幸の社会』・・・本当にそういう社会をつくってくれる政権であれば、どんな政権でもかまわない
菅新総理の今日の言葉は、明日も知れない苦境にある国民への約束として、この胸に刻み付けさせていただく。

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ま、これでは淋しいので、もういっちょ、いきますか(笑)

菅新政権が発足したとたんに、各偏向メディアが大あわてで行った「世論調査」で、民主党政権の支持率がV字回復したことについて、この国の有権者の「いい加減さ」を憂うブログ記事やツイートをたくさん、見てきた。
しかし、僕は少し、感想が違う。
まず、明らかにしたいのは、何度も言ってきたことだが、第一に、各メディアの世論調査など、ぜんぜん、信用するに値しないということだ。
各メディアは、天敵である「小沢一郎」の影響が取り除かれればそれでいい、という本音が、菅政権発足以降の報道を見てわかってきた。
「小沢色」を消した菅政権を歓迎するなかで行われた世論調査は、とうぜん、設問にその気分が盛り込まれており、それは如実に結果にあらわれるはずである。
むしろ、「菅政権支持」の世論がつくりだされるのは、これからだということが言えるだろう。
「世論調査」自体が「世論」形成の端緒になる、そういうマッチポンプは、たとえ民主党に有利にはたらいても、その構造は変わらない。
民主党に有利にはたらいたときだけ、その世論調査を信じるというのは、ご都合主義と言わざるを得ない。
第二に、百歩譲ってその世論調査の結果を信じたにしても、支持率の回復は、マスコミによる徹底したネガキャンによって「支持政党なし」に逃げてしまっていた部分が、戻ってきたというのに過ぎないのではないか。もともとは、民主党に期待していた気持ちが、マスコミと検察によって無理やりに引き剥がされて、行き場を失っていた。それが、鳩山、小沢の辞任によって戻ってきたということで、この現象は、じゅうぶんに納得のできるものだと思うのだ。

決して、この国の民は、風によってあっちにフラフラ、こっちにフラフラするだけの軽薄な民ではない。
昨年の政権交代への選択には、潜在意識下に、なんとか今の閉塞状況を打破したい、『最小不幸の社会』を現出してほしい、そういう、ユングではないが、「集合的無意識」のようなものがはたらいていたはずだ。
否、そう、思いたいのである。

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未分類 | コメント(4) | 20100609011225 | 編集
389|海外から見た日本|20100609085910

民主党(小沢-鳩山-菅グループ)は、本当に政治を変えてくれるかもしれない。

世論調査(マスコミ-既得権者の代理-の捏造)を見ていると、民主党の作戦は想定通りに進行しているように見える。
その理由は、反小沢色を出すだけでなく、戦犯閣僚(既得権者の回し者)を閣内にあえて残留させる事で、既得権者が、自民党でなくても民主党でも自分達でコントロールできると感じている事によるのかもしれない。
郵政法案を国民新党との合意(演技)を反故にして、人気のある内の予定通り7月11日に、参議院選挙を行うかもしれない。
今後、菅総理は、戦犯閣僚の行動をチェックして、閣議で締め付けていくのでは・・・。

と、希望しています。どうでしょうか?皆でチェックしていきましょう。
390|-|20100609110945

このコメントは管理人のみ閲覧できます
391|タキ|20100609204042

菅氏による第二小泉政権と見ています。
郵政法案を廃案にすれば
そう見てよいのではないでしょうか。
463|千葉直樹|20100615101948

はじめまして。

実はこのたび「ユング」をテーマに文章を書く関係で
このキーワードで検索しているうちに、
こちらを覗かせて頂くことができました。

勉強させて頂きました。

ありがとうございました。

このブログもユングがテーマでしたが、
面白かったですよ。
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http://ameblo.jp/kiku-tan/
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