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この期に及んでも「鳩山首相をこき下ろすのはまだ早い」と言わせていただく

昨日の続きみたいになるかもしれないが・・。

今日のtwitterのタイムラインを見ていると、鳩山首相に失望した支持者のガッカリ感に溢れていたような気がする。
某有名女ブロガーは口を極めて首相を罵り、あまりにその言葉が汚く下品なのでみんなドン引きしていた。
みずほ党首に対しても、非難するひとがちらほら・・・。
みんな、混乱しているんだなあ、これは敵の思う壷かな?と、すこし、危惧を抱いた。

旧権力が一番喜ぶのは、現政権内部や支持者の仲違いだろう。
野球でよく言われるのは「相手の嫌がることをしろ」だが、裏をかえせば、「相手の喜ぶことはするな」ということだ。
敵を見失ってはいけない。

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僕は、この期に及んでもまだ、鳩山首相には深謀遠慮があるとみている。
一見、「迷走」に見える言動も、なにか重要なこと、肝心なことを明らかに出来ないからではないかと思ってきた。
ただ、それは希望的観測のようなものなので、発言することを控えてきたのだが。

しかし、ある方からの以下のような意見をお寄せいただき、とても意を強くするものを感じた。
この方は、さる大手企業の海外駐在員で、契約関係のお仕事をされているという。

今回の普天間移転の問題に関して、これまであまり注目されていない点として、これまでの自民党がアメリカ合衆国と合意した協議書があると思います。
具体的に言うと2009年2月19日に締結された俗称『グアム協定』と2006年5月1日に締結された俗称『ロードマップ』です。
これらの書類は日本とアメリカ合衆国の両国間で正式に合意された書類です。
たとえ前政権が締結した書類でも、現政権として簡単に反故にできるものではないと思います。
しかし、鳩山総理はご自身の公約として誠意を持ってこれらの合意書を反故にするために努力されたと思います。
アメリカからは強い反対・恫喝があったと想像できます。
国民や瑞穂党首に説明できないような事があったのではないでしょうか?
そこで、書類上は過去の協議書・合意書に従って、かつ国外に移転するしたたかな戦略が必要になったのではないかと類推します。
それが今回の結末ではないでしょうか?

では、今後どうすればよいのか?
まず、グアム協定2条・9条2項に基づきグアム移転基地の建設を開始し、8000人の海兵隊がグアムに移転する。
これが実行されないと普天間の危険性は減少しません(第1歩)。
さらに、基地候補地地元の反対運動や環境アセスメントに基づき基地移転候補地が不適切・不可能な状況にする(これらの条件は今回の合意に入っています)。
国民新党の亀井さんも実現できないと言っていますよね。
国民の声が大きく強くなれば、アメリカ合衆国も方向変更しなければならなくなると思います。
また、鳩山総理を責めるのであれば、過去にこのような合意をした自民党を責めるのが本質的ではないでしょうか?


こういうことから、昨日のみずほ党首の決断は、理に適ったことだったのではないかと、僕も思う。
連立政権のパートナーの罷免という事態を惹起させてしまうほど、沖縄、日本にとって、普天間県内移設という問題が重大事であることを、交渉相手のアメリカに示すことができたからだ。
社民党は、基地反対の国民的大運動を巻き起こすことをこそ、追及すべきではないか。
むしろ、そういう愚直さを示すことが、かえって新鮮さを感じさせるということもあるのではないか。

かつての「べ平連」のような、大規模な市民運動が、また高揚しないものだろうか。
あのころは、沖縄を飛び立つ爆撃機が、当時の北ベトナムを空爆し、民衆を殺戮している現実を重く受け止め、それを許している日本人としての姿勢を、たくさんの人たちが自己に問い続けた時代だった。

自分たちは決して動かず、安全な場所にいて、政治家たちに問題解決をおっかぶせ、うまくコトが運ばなければ批判し、冷笑し、揶揄し、ひたすら貶める。
どうも、観客席に身を置きたがる人や、はるか天上から見下ろす「神の目」になりたがる人が多くなったような気がする今から思えば、あの時代、「人のことより、自分はどうなんだ?」と、まず自己に問いかけながら、行動する人ばかりだったと思う。

「本土」に住む人々は、なんだかんだ言っても、普天間問題を政局がらみでしか捉えていない、「他人事」に過ぎない。
先日の「知事会議」で、「沖縄の火の粉を全国に飛び火させるつもりか」とのたまった、名前は伏せるが、ある千葉県知事がいた。
「本土」の人間の、ある種の「傍観者的気分」を代表するような言葉だと思う。

僕らに出来ること、やるべきことは、こういう「傍観者」たちに、沖縄の問題を日本人ぜんたいの問題として提起しつづける、そのことのみではないかと思っている。

※明日の夕方から、岐阜県へ向けて走らなければなりません。
 ですので、3日ほど、ブログの更新はおやすみさせていただきます。
 携帯で更新するかもしれませんが、おそらく短文となるでしょう。
 twitterでは呟きますので、サイト右のツイート欄をご覧くだされば、幸いです。
 それでは、みなさま、ごきげんよう。

関連記事 [未分類]
未分類 | コメント(4) | 20100530003418 | 編集
326|ぴょぴょち|20100530014823

公式ブログ「福島みずほのどきどき日記」を見てきました。「口蹄疫」という単語が5/16日しか出ていないことに愕然とします。
たしかに基地問題では筋を通しているように見える。でも赤松氏が外遊している間だけでも農水省の代理責任者だったことは事実。自衛隊の活動をせき止めて被害を拡大したことも事実。これだけ大きくなった災害の当事者であり加害者でもある重要人物が無関係のフリと無関心。…最低だと思った。
今回の罷免も福島氏の失うものは少ない。民主党という沈みゆく泥船と口蹄疫で何もしなかったという汚名から、名声をキープしたままトンズラ? ずるいなぁ。
328|ローレライ|20100530131438

一部のプロガーから出てるアドバルーンですが、
面白いアイデアですね。
3党合意体制が崩れて真っ青な小沢一郎の次の手にも興味があります。
329|なみき|20100530172430

普天間基地の問題において今の私にできることは「敵を見失ってはいけない」、映児さんのこの言葉に尽きると思います。これまでマスコミがさんざん使ってきた手にはまってはいけないと思います。
マスコミは最近になって突然、沖縄の問題は国民一人一人が考えることですと言いたしましたが、ここ1週間の普天間に関する報道を振り返ってみても、マスコミがそのような状況を作り出すべく努力していたでしょうか。米軍の駐留について考えるきっかけをテレビ局・新聞が与えることがあったでしょうか。
結局いつもの政局目線でしか考えられない彼らはこの問題を、社民党はどうするとか、参議院選挙への影響はとか、そんな話に矮小化していきました。
マスコミは自分たちに都合が悪くなると、必ず国民一人一人で考えること(そのこと自体に異論はないですが)と言って自らに課せられた責任を放棄し、国民になすりつけてきたのです。考えようにも与えられる情報がアメリカの意向を受けた情報ばかりでは、結果は見えています。一方的な情報を流し続け、人々に考える事をさせなかったマスコミの責任こそ問うべきではないでしょうか。
331|eiji008|20100530205715

> 公式ブログ「福島みずほのどきどき日記」を見てきました。「口蹄疫」という単語が5/16日しか出ていないことに愕然とします。
> たしかに基地問題では筋を通しているように見える。でも赤松氏が外遊している間だけでも農水省の代理責任者だったことは事実。自衛隊の活動をせき止めて被害を拡大したことも事実。これだけ大きくなった災害の当事者であり加害者でもある重要人物が無関係のフリと無関心。…最低だと思った。
> 今回の罷免も福島氏の失うものは少ない。民主党という沈みゆく泥船と口蹄疫で何もしなかったという汚名から、名声をキープしたままトンズラ? ずるいなぁ。

「根拠なき断定」は、今後、お控えください。
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