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「ぶら下がり」で連日首相を圧迫し続ける大マスコミの傲慢

今日のあるツイートに、大幅に補足を加えます。

本当に傲慢だな大新聞は。http://j.mp/ax7y5Z
朝日「カメラ目線、ぶっきらぼう…首相ぶら下がり、似てきたぞ」
あんたらがそう仕向けているんじゃないか。
大手メディアの独占「ぶら下がり」は廃止すべきだ。
https://twitter.com/hataeiji/status/14817095977


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小泉時代から始まったという首相の「ぶらさがり会見」。
それまで官邸内を移動中に歩きながら質問の受け答えをしていたものを、時間と場所を決め、昼夜二回、行うようにした。
夜はTVカメラも許可し、国民との距離感を縮めることによって、世論の支持を得ようとしたのだ。
小泉のような、ほんらい複雑であるはずの政治を鉈で叩き割るようなワンフレーズで単純化することに長けた政治家には、このぶらさがり会見というスタイルは、適っていたかもしれない。
しかし、そういうパフォーマンス能力というものは天性のもので、そのあとに続いた、安倍、福田、麻生、鳩山が、必ずしもこのぶらさがりに対して、小泉のように器用に対応していたか、または、対応しているかと問われれば、首を横に振らざるを得ない。

安倍は、自分が小泉のように器用でないことをよくわかっていたのか、このぶら下がりには何度か抵抗を試みたようだ。
一日二回行われていたものを一日一回、また、官邸のカメラを使うように要請したが、マスコミ側の拒否に遭い、断念したそうである。
それと、「国民に直接語る」という意味で、カメラ目線で応答していたのが不評で、たしかに自分も見てて不気味な感じがした記憶がある。
また、福田もあまり好まなかったようだ。
今でも記憶しているが、あのひと特有の、木で鼻をくくったような、冷淡な話し方は、ともすると他人事のように聞こえ、見ている者を不快にさせたものだ。
辞意表明をしてから官邸を去る日までは、一切のぶら下がり取材を拒否した。よほど嫌っていたのだろう。
麻生はどうだったか。

このひとも、現首相と同じく、言動の「ブレ」を何度もバッシングされた首相だ。
昨日思っていたことと、今日思っていることが違う、ということは、人間ならば、ままあること。
毎日、毎日、朝晩質問を受け続けていれば、言葉に矛盾が生じることだって、絶対にあるだろう。
くわえて、麻生は、漢字の読み間違いでもわかるように、かなり思い込みの激しい御仁だったし。
そして、ときどき見せる言葉づかいの下品さが、支持率低下を促進させる一因であったことは、想像に難くない。

毎日の会見は、そのひとの人間性が垣間見えても不思議ではない。
それに、記者が質問し、首相が答えるという、一貫した流れを見せず、首相が応答する場面だけを切り貼って流せば、いくらでも、編集者の意図する絵が製作でき、首相の真意を捻じ曲げて伝えることができる。
質問者のどういう質問に答えた内容なのか、観る者に対して、完全に隠蔽されているからである。

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こういうことが繰り返されていけば、自然と、訊かれる側も失言を恐れ、警戒し、会見を忌避するようになるのは、自然の流れというものだ。
ぶら下がりを拒否するのが、いかにも政権末期の特徴であるような朝日の記事だが、そういうふうにもっていっているのは、自分たちではないのか。
いくらでも編集可能な、「密室会見」ではなく、オープンな場所で編集のきかない記者会見をすることのほうが国民にとって良いことである。
もちろん、記者クラブなどという、カビの生えた談合組織に独占させないのは、当たり前のことだ。

都合の良いときだけ「国民の知る権利」を大上段にふりかざしながら、「知らせる情報」「知らせない情報」を恣意的に取捨選択し、画一的な横並び報道を垂れ流してきた大マスコミのペテンを許さないためにも、「ぶらさがり取材」などという情報の独占は即刻中止させるべきだ。
首相の言葉は、国民のものである。
報道記者や大マスコミ首脳のものでは、決してないのだ。

それにしても、この朝日記事に見られる、妙な「驕り」には不快を禁じえない。
自分たちの胸先三寸で、首相の座から引きずり降ろすのも造作ないと言わんばかりに感じる。
こういう、大マスコミの傲慢を許さないためにも、記者クラブとクロスオーナーシップの廃止、電波オークションや広告税の導入など、是非、実現させるべきだ。

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未分類 | コメント(4) | 20100528025752 | 編集
315|大阪データ復旧|20100528174259

勉強になりますね。いつも見てます
316|なみき|20100528204757

ぶら下がり会見はたまにテレビで見ることがありますが、幼稚な質問のオンパレードです。質問する側の”資質”は問わないのかと思ってしまいます。せめてどこの社の人間が質問しているのかテロップで出すべきではないでしょうか。
あと日本を蝕む記者クラブの廃止、メディアと金の問題など、マスコミに関するこれらの問題こそ、マスコミの“自浄能力”で5月末に決着してもらいたいところです。
318|-|20100529080029

いつも興味深く読ませていただいています。
本当に大マスコミの偏向・捏造には気分が悪くなります。フリーの記者会見はあたりまえです。
大マスコミはみな同じ方向を向いており独自性などありません。大マスコミが報じないことは世の中に存在しなかったことになってしまうし、逆に存在しないことがらが真実になってしまう。恐ろしいことです。
事実をそのまま伝えるだけで十分です。偏った価値観で余計な脚色をされると有害・迷惑です(むしろ犯罪に近い)。
誰がこんな新聞・テレビにお金を払うもんですか。
ただ、捏造・偏向は言うまでもありませんが、都合の悪い事実をスルーする態度は本当に悪質です。卑怯者と言っていいと思います。(怒)
324|風の又四郎|20100529163149

時の総理の真の姿を大マスコミは決して伝えようとしない。
社内にも色々、出世争いや嫉妬、ねたみもあるでしょう。
問題は「記者の魂」だと思います。
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