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消えた「関係者」

洪水のように流され続けた「関係者」による報道が、ここ数日、止まってしまった感がある。
日本海の荒波が、突如として、瀬戸内海の凪いだ海に変貌したかのようだ。
検察がリークするタネが尽きてしまったのか、メディアも検察と心中することにためらいを覚え始めたのか・・。

今日の各ワイドショーは、もっぱら、朝青龍の暴行事件と、相撲協会の理事選挙の話題で占められていたようだ。
「ワイドスクランブル」に至っては、小沢一郎の「お」の字も出てこなかった。
「ニュース価値」という商品の鮮度が落ちてしまったとでもいうのか。

朝日新聞は社会面に「小沢氏『資金は足りているか』 石川議員の収支説明に」という記事で「複数の関係者」を登場させている。
しかしこれは、「石川氏が04年の収支報告書について小沢氏に金額の概要を説明した後、こういう内容で提出しますと話し、小沢氏が『資金は足りているか』と尋ねた」ことを供述したということを報道しているに過ぎず、結語には「特捜部は、これらの供述内容について、一般的な報告の域を出ていないと評価している模様だ」としている。
要するに、まったく「問題ない」ことを、わざわざ「こういう供述があった」と記事にしているわけだ。

不当逮捕された3人がゼネコンからの裏献金を頑強に否定しているので、検察が当初描いたシナリオに狂いが生じているから、この程度の「餌」しか与えられないのだろうと思いたい。嵐の前の静けさではないことを、切に望む。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

昨日のエントリーで紹介した、週刊朝日の記事で、石川議員の秘書の女性が、地検に呼び出され、10時間にも及ぶ聴取を受けたようだ。

以下、鈴木宗男氏「ムネオ日記」より

石川代議士の勾留が十日間延長されたが、石川代議士を調べている検事は、自分達のシナリオ・ストーリーに沿って虚偽の自白を取ろうとしていると、弁護士から聞かされる。「小沢から指示されただろう」、「水谷建設から5000万円もらったと特捜部長らは見ている。自分はもらっていないと思うが、あなたは政治資金規正法違反に関して弁護士とウソを言っている。だから、上も5000万もらったと思っている。この件も立件せざるを得ない」などと、自分達の思いこみによるメチャクチャな取り調べをしているという。恐ろしいことである。
 更に昨日は、石川事務所の女性秘書を午後1時から10時半まで事情聴取している。小さな子どもがいるから早く帰してやってくれと言っても、検察は帰さなかった。まさに拷問的取り調べだと弁護士は怒っていた。自分達の頭作りに沿って事件を作っていくというのは、あってはならないのではないか。
 読者の皆さん、これが密室でのやり取りなのだ。だから全面可視化が必要なのである。


石川氏にとって、いちばん辛い事態だったのではないか。
秘書の女性から事情を聞くということ以上に、これは、石川氏への精神的拷問であり、自白しないことに対する報復ともとれることが出来る。
卑劣で乱暴なやり口は、日本という国家の「先進性」を疑うに、じゅうぶん、足りるものである。
検察の胸三寸で、狙った者を抹殺できるというこの構造は、絶対に壊さないと日本の未来はない。

そういえば今日、注目に値する「決定」が、あった。

明石歩道橋事故 元副署長を初の強制起訴へ 検察審議決

「公訴提起」は何も検察の専売特許ではないのだ。
検察の裏金疑惑を告発しようとして、冤罪にはめられた三井環氏やその支援者の方々は、是非、許しがたい大阪高検の犯罪を刑事告発してほしい。
「公訴権の独占」が検察のこのような横暴を許している。
民主党政権は、「取調べの可視化」とともに、人事の国会同意など、検察権力を少しでも殺いでいく、根本的な改革を断行すべきだ。
とりあえず、東京地検特捜部を、「仕分けの対象」にしてほしい。

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未分類 | コメント(3) | 20100129023417 | 編集
9|ロヒくん|20100129035739

世の中には死んだフリというのがあります。直近のリークではしゃぎ過ぎると、ワイドショーは巨悪を予想してしまい、起訴の時ナーンダこれっぽっちと、「期待」にそわない場合があります。で、踊り場も作られますが、沈黙は不気味と考えるべきでしょうね。、検察は後へ引けない立場へ、自分を追い込んでいます。無理であれ、何であれ、結果無罪であれ、小沢氏を引きずり降ろすのが目的でした。死にもの狂いのはずです。緊張の糸を緩めないように、お願いします。
それにしても[関係者]を恥ずべきことにしたのは、一つの成果でした。また、証拠としての重要さや確実性の評価を、記事につけるべきことが、少なくとも朝日では理解されたのかもしれません。
検察と報道の癒着が、官僚権力の源泉であることが今回はっきりしました。検察制度の問題に加えて、マスコミの改革が必要です。それは法律ではなく、マスコミと社会の約束の改革となります。政府は最低でも、民主党に学んで自民党すら始めたフリー記者の入る記者会見を制度化し、検察トップの記者会見を義務づけるべきです。それによって、何がリークかが露見しますし、欧米に笑われる前近代的な閉鎖集団が打ち砕かれます。
社会、人権、更生、政治などに関わる多層の民間団体が、マスコミのモラルに意見を述べ、申し入れに行かなければなりません。地味ですが、それがないと改善が進みません。二度と繰り返さないための提案と監視を、考えましょうよ。
10|caccyo313|20100129100756

>日本海の荒波が、突如として、瀬戸内海の凪いだ海に変貌したかのようだ。
>検察がリークするタネが尽きてしまったのか、メディアも検察と心中することにためらいを覚え始めたのか

検察メディアも手詰まり状態!…そんな見方もあるようですが、決してそんな甘いものではない!!?と思っています。なぜならこれは戦争だから!検察が攻撃の手を緩めたら、攻守逆転し、検察は裏金問題でやられてしまう!!今は石川氏を落とすことに全力を挙げているところだと思われます。そして偽自白調書にサインさえさせれば、小沢逮捕への道が開かれ、再び反小沢大キャンペーンが繰りひろげられるでしょう!!?
小沢氏の政治生命は、鳩山政権の行く末は、始まろうとしている国民主権の新しい政治の流れは、2/4の拘置期限までの石川氏の踏ん張りにかかっている!と、言っても過言ではない。そんな風に思いますが(^^ゞ

あるいは可能性は少ないと思うが、小沢氏再聴取見送りの裏に、検察と小沢氏との間で取引があったかのも?という疑念も!??検察裏金問題スルーとの取引が…!?
小沢サイドとしたら取るべき道ではないと思うのですが(~_~;)

なんとしても石川氏の頑張りに期待するばかりです!
しかし民主党側は、なぜ石川氏解放へのアピールをしないのか?
しているがメディアがスルーしているだけなのか?
連日、民主党にはメールしているんですが・・・!?(-_-#)

18|-|20100131172008

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