ブックマーク
プロフィール


秦映児です

秦映児の私的ブログ 
平らかなるまどろみ

秦映児の他ブログ
検索フォーム
鬼の首でもとったように「支持率の落差」を吠える「よみうり寸評」という「アジビラ」

当ブログの基調は、「曲がったことが大手を振ってまかりとおる」風潮への、全面的なプロテストであり、「怒り」の表出である。
わが国を代表する「三大新聞」がおしなべて、叩くべき者を叩かず、叩くべきでない者を叩いている。
いたずらに「政治不信」を煽り、政権交代を望んだ国民の「希望」をズタズタに切り刻んでいる。
それは、確実にこの国の政情を傷つけ、ふたたび国民を「混沌」の中に叩き込むことに繋がっていくだろう。
大新聞の「正義」面した現政権たたきを、これ以上、許してはならない。
小泉ー竹中体制の、あの「暗黒の世」を再現させてはならない。

昨日は、肉体は「日本」にありながら、心を「アメリカ」へ置いている「朝日」の「天声人語」を批判させていただいた。
内容は、沖縄をはじめとするわが祖国の人民を愚弄したものであるが、その文章、構成は巧みなものであると紹介した。
今日は「読売新聞」5月10日付「よみうり寸評」をとりあげてみるけれど、その文章、構成、内容、すべてがひどいものである。

 迷走を迷走でないと言い、場当たりを場当たりでないと言う。そのうえ公約を公約でないにはあきれた◆普天間移設に関する首相発言のこと。鳩山内閣の支持率(本紙世論調査)が24%に落ち込むのも当然だ。4月の前回調査から9ポイントの急落で、「危険水域」の30%を割った。5月決着が絶望なら、次は20%割れも考えられる◆「最低でも県外」と言い、沖縄の期待をあおっておいて、その自分の発言を「公約でない」と言う。よくも平然と言えると思う。発言のぶれが不思議でなくなっているようで怖い◆内閣支持率の急降下はこと普天間問題に限らず、首相発言の揺れと不信が最大の原因と知るべきだ。〈民、信なければ立たず〉なのに、詭弁(きべん)、食言をくり返す◆「秘書の罪は政治家の責任」という発言を自分と小沢幹事長については大甘にしたままの〈政治とカネ〉。加えて〈普天間の迷走〉で首相の資質が疑われている◆発足時からの支持率の落差は歴代内閣で最大だ。それでも民主党内には鳩山降ろしの気配がない。

(2010年5月10日14時37分 読売新聞)


一読して、憤怒の情とともに思ったのは、これではまるで、どこかの政党か宗教組織の機関紙のようではないか、ということである。
商業紙の読者というものは、さまざまな思想、信条の人がいるはずだ。現政権を支持している僕のような人だって、少なからずいる。
そのひとたちは、決して少なくない金を毎月払って購読してくれているお客様である。
その読者がこの「よみうり寸評」を読んで、どんな不快な思いをするか考えたことがあるのか。

現政権を批判するな、と言っているわけではない。
むしろ辛口の批判はあって然るべきだろう。
しかし、その場合はあくまで冷静、客観的な叙述が望まれる。
「あきれた」「よくも平然と言えると思う」「怖い」・・・。
このような情緒的な表現の多用は「自由新報」「赤旗」「公明新聞」には許されても、「読売新聞」には許されない。
こういう「扇動」の道具に、曲がりなりにも「社会の公器」と呼ばれる新聞が使われるべきではない。
それを「表現の自由」と正当化するのならば、もはや読売は新聞ではなく、たんなる「アジビラ」に過ぎない。

また、自社の世論調査を絶対として、それをもとに論をすすめるやりくち、これを「自作自演」という。
マスコミが恣意的に行う誘導的な「世論調査」に、どんな正確性があるのか、拙ブログでも、何度も疑問を呈した。
自分勝手に行う「調査」が、たとえば望まぬ結果が出た場合、都合のいいように改ざんしたとして、「そんなことはやっていない」という保証がどこにあるのか。
読売は、先般の「陸山会事件」で、幾度かの誤報をやってのけた。
そんな、一度でも「嘘」を書いた新聞を、どう信用しろというのか。

人気ブログランキングへ
↑ご協力をお願いいたしますです。

「迷走」と首相を決め付けるが、その「陸山会事件報道」での、自分らの「迷走」はどうなのか。
「水谷建設幹部からの5000万の授受」という作り話を、あれほど執拗に報道していたが、今はどうか。
水谷建設の「み」の字も出てこないではないか。
せめて自分の新聞だけはこの問題を追及するという、そういう気概を持ったらどうなのか。
「場当たり」に検察のリークを右から左に垂れ流していたのはどこか。

「公約」を「公約でない」という首相の言葉も、わざと意地悪く捉えている。
「党の公約ではない」ことは確かなのに、そのことの検証はスルーする。
「首相は事実を言っているのに過ぎないのであって、それを言い訳として使っているわけではない」という見方もあるという、そういうバランスをとることこそが、新聞報道の本来の姿であるはずだ。

そして結句の「それでも民主党内には鳩山降ろしの気配がない」。
無責任なことを言うものではない。
新聞が恣意的、誘導的に行った世論調査で支持率が落ちるたびに党内が大騒ぎになり、「首相降ろし」に走る。
そういう愚行を繰り返していたのは旧与党の自民党である。
それは党の「癖」のようなものであり、自民党固有の「体質」みたいなものである。
下野した後でさえ「谷垣おろし」の気配があり、それが新党乱立に繋がったではないか。
何が悲しくて、民主党がそんな「アホ」の真似をしなければならないのか

恣意的、誘導的で、正確性の疑わしい「自作自演世論調査」の「結果」など、小沢幹事長は歯牙もかけていない。
それは昨日の定例記者会見で垣間見ることができた。

党務を通じて総理・代表を支えるのが私の役割 小沢幹事長が会見で

小沢一郎幹事長は、10日夕党本部での定例記者会見で、記者からの政府に助言したらどうかとの質問に「内外の政策の最終決定は政府。幹事長は選挙等を行うと政権発足時に確認している。幹事長としては、党務を通じて総理・代表を支えるのが私の役割。自分の役目を果たせるよう夏の選挙全力で頑張っていきたいと思う」と答えた。

また、支持率の低下に関する質問に、「新聞・テレビの調査をうのみにして選挙をやるつもりはない。投票日まで、皆さんの予想が外れるよう頑張っていく」と答えた。

さらに、イギリスの総選挙結果に関する質問に、「二大政党を中心とする政権交代可能の議会制民主主議、制度をつくりたいと言っている。日本ではまだ、議会制民主主義が定着していない。二大政党を中心とした議会制民主主義が定着するようにマスコミも啓蒙したらどうか」と答えた。

民意がはかれるのはあくまで「選挙」であり、決して「新聞・テレビの調査」ではない。
賢者と愚者を見極めるのが、これほど簡単なのは、「政権交代」による意識の変化が、どれだけドラスティックなものであったかを物語っているような気がする。

ともあれ、「よみうり寸評」の最期の言葉(それでも民主党内には鳩山降ろしの気配がない)に、自分らのメシの種である「政局」を期待する卑しい心根を感じ、嫌悪の思いを禁じえない。
政局が起きなければ、自分らで起こそうというのが、この国のマスメディアの行動原理である。
この唾棄すべきヤカラどもを干上がらせるためにも、民主党政権はどうか毅然として、断固たる政治を執り行ってほしいものである。

関連記事 [未分類]
未分類 | コメント(6) | 20100511024327 | 編集
270|ローレライ|20100511065239

「日本の」新聞社やTVは「小泉原理主義」で自民党政権でも、
小泉路線から逸脱すると安倍・福田・麻生の様に叩きます。
自民政権時代より「国民本位な」鳩山政権や小沢一郎が、
腐った新聞社やTVに叩かれるのは勲章みたいな物ですよ。
272|うめ|20100511081611

いつも楽しみに読ませていただいています。自宅では、毎日を取っている(販売店に泣かれてやめられない)のですが、朝刊は28ページ、夕刊は、8ページしかありません。銀行で、読売を見た所、朝刊32ページで、あの毎日と、紙一枚しか差がなくなっています。マスコミには、怒りに震えることが、多いですが、スポンサーへの抗議を続けています。
273|シンタニ|20100511082215

今日の「よみうり寸評」に対するブログ、胸のつかえがすっきりととれたような思いです。ありがとうございました。
274|木村|20100511121640

ここにコメントしている皆さんは全うな意見だが、それでも、こういうブログを読んで真実に気づいている人はまだまだ少ないのではないか。

大半の人が、お笑いテレビなどの影響か、このごろ特に物事を考えなくなり、目先の話題性のあるニュースを鵜呑みにする。
そういう人が多くなってきた原因を作ったのは、テレビなどのマスコミであるのに、さらにそれをいいことに、キャスター、コメンテーター、評論家、そして芸人達までもが政治を自由に語る。 特に官房機密費を貰ったといわれる評論家や芸人は、偏向発言がはなはだしい。 そしてさらに、人気キャスターの言葉にだまされる国民が増える。

国民の意識が顕著に二分化されてきている昨今だが、まだ圧倒的に、だまされている国民のほうが多いと思われる。 そして、あと少しで参議院選挙がある。

民主党には、マスコミ対策を早急にお願いしたいと思う。


276|isao-pw大城 勲|20100511231844

普天間基地問題の本質は戦後65年にも及ぶ自民党政権の対米従属外交が沖縄への米軍基地集中と治外法権的米軍優先、基地施設区域の無期限自由使用を容認し沖縄県民の基本的人権を否定して来た事にある。日本国憲法、日米安保条約、地位協定の矛盾点、致命的欠陥を放置し沖縄県民の犠牲の上で経済的発展、歪んだ日米関係の下での利権構造維持を計って来た政官業癒着の結果である。

鳩山政権は昨年9月の政権交代後も自民党長期独裁政権で実質的な官僚統治機構を構築し国民に選ばれた政治家の権限を制約して官僚の既得権限を維持しようとする各省庁の人事刷新に切り込まず(内部で社長と呼ばれる)事務次官支配を容認した事で経験の浅い閣僚、政務三役は政治主導を掲げながら官僚の提示する誤った情報に翻弄されて実質的な主導権を失っている。

鳩山総理がここで乾坤一擲の勝負に出て対等な日米関係を前提に米軍基地施設区域の無期限自由使用に終止符を打ち、辺野古移設を使用期限付きの暫定基地と位置付け将来的な海兵隊及び陸軍グリーンベレーを含む米軍地上部隊の全面撤退と訓練施設の返還で米国と合意出来るならば最低でも県外との公約は実現可能である。
277|-|20100512004706

このコメントは管理人のみ閲覧できます
     © 2017 世に噛む日日  Designed by 意地天