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今夜のニコニコ動画での「党首討論」、最後のほうしか観れなかったが、最後に各党首が一言だけ述べるところで、日本未来の党の嘉田由紀子代表の発言に接し、大感激した。

党のたちあげ以降、案の定くりかえされた記者クラブメディアの、執拗な「小沢裏支配」「二重権力」報道には、わかっていても、はらわたが煮え続けていた。小沢氏が「国民の生活が第一」の党首として表に立っているときは、一切、無視したくせに、自分たちが望む「小沢像」に近似するかのような状況が、形の上だけでも現出したと見るや、ここを先途と、「十年一日」のごときネガティヴ報道を繰り出してくる。

それもあったが、少なからぬ暗雲のようなものが身の内に湧いてくるのを自覚しはじめたのは、「小沢氏は『無役』」という党の方針を知ったときからだ。あの「菅政権」発足後、「小沢氏には、じっとしていてもらう」とする菅の言葉を思い出し、また、同じことが繰り返されるのかという不安が、頭をもたげてきていたのだ。

だから、今日の嘉田代表の言葉には、その暗雲を払い、モヤモヤを吹き飛ばす威力があった。自分は確信した。「この人はホンモノだ」と。ここに、その発言のすべてを正確に書き起こしておく。

ネット・ユーザーの皆さん。

嘉田由紀子がなぜ「(国民の)生活が第一」の小沢さんや、「緑の風」の谷岡さんたちとともに、この新しい未来への政治に船を漕ぎ出したのか、実は滋賀県庁にも、ここ数日、たいへんさまざまな疑問が寄せられました。
その中でいちばん、多かったのが、「旧体制」たる小沢さんに対して、私のイメージが合わないということでございました。

私は、政治家としての小沢さんを尊敬しております
小沢さんは、地域を大事にいたします。たとえば、滋賀県に最初に来てくださった時に、過疎地の沖ノ島に来てくださいました。
私も地域を大事にする。そして、これまで小沢さんを利用した人は自分のために利用したかもしれません。私は、小沢さんの力を日本の政策実現、未来の為に使わせていただきます


まず思ったのは、嘉田さんという人は、小沢一郎という政治家をよく理解しているのではないかということだ。
小沢氏が今まで、菅直人のようなヤカラに利用されるだけされて、裏切られてきたこと、その「非道な仕打ち」のいちいちのことを、よくご存知であるようだということだ。
だから、古めかしい「小沢闇将軍」キャンペーンにも踊らされることはない。小沢一郎の真実を理解している。自分がこのひとを「ホンモノだ」と直感する所以である。

また、嘉田さんと小沢氏の「縁」も、昨日今日のことではないようだ。小沢氏の後継者のひとり、達増岩手県知事が、こんなことを教えてくれている。

嘉田知事主宰の「未来塾」や、著書『知事は何ができるのか』の内容は、3年前の政権交代・民主党マニフェストと同一方向で、さらに3.11以降の日本のあるべき姿を示している。嘉田知事と小沢一郎氏の道が合流するのは必然。政権交代から未来へ。


橋下と石原の「野合」とは対極に位置するような、「小沢=嘉田」連合である。磁石のN極とS極のようなものだろう。民主党の細野政調会長は「選挙互助会だ」と揶揄したが、その、いまだ内部バラバラな民主党以上に、日本未来の党は、党内の政策の方向が一致しているとみて間違いないのではないか。選挙目当てに、或いは選挙後に目論んでいる「民自公+維新」連立政権入りの為に、落日の民主党に寄生しているのは、自分たちの方だろう。

小沢氏は、自民党を飛び出して新生党を結党したそのときから、一貫して「真の民主主義を日本に根付かせるため」に働いてきたと見ていい。自民党一党独裁といういびつな体制では、真に国民の幸福は実現できない。そのためには、自民党にとって替われる勢力を創りあげなければならない。自民党と官僚との癒着を断ち切らなければならない。その思いで今日まで走ってきたのではないだろうか。

小沢一郎は、土俵をつくる政治家ではないかと自分は思っている。今まで日本には、本格的な相撲がとれる(真の民主主義が機能する)土俵がなかった。その土俵を一生懸命、作ろうとしてきたのが小沢一郎という政治家だ。つくられた土俵の上で、国民のためのひらかれた公平な政治が執り行われること。それが、この人の目標だ。自分が総理になって権力を行使するなんてことには、こだわらない。それを理解できず、「壊し屋」だの「権力主義者」だのと、土俵をつくる過程だけを見て論難するマスコミやその他大勢の「政治家」は、未成熟な子供のようなものだと、つくづく思う。

その小沢一郎という政治家の本質を、嘉田さんはよくわかっているのではないか。今日の言葉に、自分はそう感じざるを得ない。この直感が、当たっていること・・。今は、それを祈り、力いっぱい、支援していきたいと思っている。

【送料無料】知事は何ができるのか [ 嘉田由紀子 ]

知事は何ができるのか [ 嘉田由紀子 ]
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 共感ー軍艦と手こぎ舟に対比された知事選挙/第2章 信念ー税金のムダ使いもったいない、新幹線新駅の中止/第3章 攻防(上)-地域のことは地域で決める/第4章 攻防(下)-ダム計画をめぐる国との闘い/第5章 再生ー琵琶湖の受難の歴史に光を!/第6章 命の絆ー子育て、仕事、人生の見送りまで支え合う/第7章 共生ー生命・自然に根ざした文化、誇りをびわ湖から/第8章 自立ー未来可能な地域経済の強化へ 自然エネルギーと卒原発/第9章 政治は未来をつくるものーリスク社会を生き抜く政策は地域から

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
嘉田由紀子(カダユキコ)
1950年埼玉県本庄市生まれ。京都大学大学院・ウイスコンシン大学大学院修了。農学博士。1981年滋賀県庁に入庁し、琵琶湖研究所研究員、琵琶湖博物館総括学芸員を経て、2000年京都精華大学人文学部教授。過去30年以上にわたり琵琶湖周辺地域を歩き、人々の暮らしと琵琶湖とのつながりを学ぶ。2006年7月、新幹線栗東新駅や県内6つのダム、廃棄物処分場などの高コスト公共事業の凍結・中止を含む「もったいない」マニフェストを掲げて当選。県職員の力を結集して公共事業の見直し政策を約束どおり実現。2010年7月には「もったいないプラス」をかかげて県政史上最高得票で再選。中央集権体制の打破を目指して関西広域連合の国出先機関対策委員会委員長としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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未分類 | コメント(-) | 20121130070710 | 編集
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